カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

初夏の花・馬見丘陵公園

2007年05月31日 | ☆季節
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馬見丘陵公園・初夏の花
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何度か行っているが、広い公園の中ではまだ足を踏み入れていないところが沢山ある。
今回、行った場所もそんな中の一つだった。
若葉色で占められている所に、ふっと浮かぶような色彩がシモツケだった。
ホザキシモツケを見たのは初めてで、プレートのおかげで花と名前に親しみを持つことができた。

いい香りに惹かれて、白い花のびっしりと咲いたところに行った。
テイカカズラがこんなに一面にある。
蔓が延びてどんどん増えていくようだ。
香りと花を楽しむことが出来るいい季節だ。


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出会えなかったもの・出会えたもの

2007年05月30日 | ☆季節


エゴノキ

朝一番に開けたブログの訪問先で、満開のエゴノキを見て、
「あつ!今この花に会える時なのだ。」
ウォーキングを済ませてすぐに、馬見丘陵公園に車を走らせた昨日のことだ。
真っ白い花が鈴なりのエゴノキの並木がきっと待っていてくれるだろうと思ったのが、ない、ない、あるのは緑の葉に覆われた木だけだった。
昨年からの念願で、場所は確認しておいたのだが、今年は花の時が早かったのだろうと諦めかけていた時、友人が、
「ここに咲いているよ」といって見上げている葉陰の数輪だった。
「良かったね。これだけでも咲いていて」
二人で顔を見合わせて




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卯の花と出会えた
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前日のハコネウツギを「卯の花」と思い込んでいた私にとって、ここで出会ったユキノシタ科のウツギは本当の「卯の花」と認識することが出来た。
エゴノキの満開には出会えなかったけれど、この日のウツギとの出会いは感激だった。

サラサウツギのプレート

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卯の花

2007年05月29日 | ★ 日々の呟き
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「夏は来ぬ」
佐々木信綱作詞・小山作之助作曲

卯の花の、匂う垣根に
時鳥、早も来鳴きて
忍音もらす、夏は来ぬ

さみだれの、そそぐ山田に
早乙女が、裳裾ぬらして
玉苗植うる、夏は来ぬ

橘の、薫るのきばの
窓近く、蛍飛びかい
おこたり諌(いさ)むる、夏は来ぬ

楝(おうち)ちる、川べの宿の
門(かど)遠く、水鶏(くいな)声して
夕月すずしき、夏は来ぬ

五月やみ、蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて
早苗植えわたす、夏は来ぬ

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公園の若葉に載せて「夏はきぬ」を口ずさむ。

「卯の花」は、ウツギの別名である。
調べてみるとウツギには種類が沢山ある。
「卯の花」と呼ぶのはどのウツギのことなのか、全てのウツギを含めてそう呼ぶのか分からなかったが・・・。


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マウスオン・2画像・ハコネウツギ

この花が咲くと「あっ、卯の花が咲いてるよ」といつの頃からか言っている。
「卯月」(旧暦)に咲く花で、和歌・短歌・俳句に昔から詠まれている。
 
今回、この花を教えていただいた図鑑で調べてみると、

<赤と白の取り合わせがよく、葉も品のいい感じを与えるので、好んで庭木に使われる。花は5-6月に開き、白から紅色へと変化する。我が家の庭にもあって、昔は、この花が「卯の花のにおう垣根に...」と歌われる5月の卯の花であると永らく信じていた。本当のウツギは6月に咲くユキノシタ科の白い花である。>


やはりこれからも、この「ハコネウツギ」が咲いていると「卯の花」と言い、
「夏はきぬ」を口ずさむだろう。

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自由市場・かげろう座のあつい一日

2007年05月28日 | ☆ ふるさと・大和


平成2年に発足した かげろう座は、年々規模が大きくなり、今年も昨日町は賑わった。

午前8時30分にここで受付をして、出店カードを貰った。



江戸時代の紀州街道宿場町の名残を残している新町通りはここから西に伸びている。

早くも出店準備中の町筋を通って今日の出店場所に向かう。




スナップ10画像



私たちの出店場所に行く途中で、目にした地元高校の店だ。
1年に1度のこの町の大イベントに、このように出店した公立高校に地域に根ざした高校の一つの姿が見えて
嬉しい。


3画像




3画像

指編みマットは私たちの会の定番である。
会員の親戚の方から素材になる靴下製造過程の廃材を定期的に頂いて、色別により分け、マットに編み上げる。
より分け作業が大変だが、手のあいた会員が寄り集まって弾む会話と共に作業を進める。
マット編みは、会員で出来る人が編むが講習会を開いて新しい人に編んでもらえるようにしている。
しかしなかなか編み手が増えないのが今の悩みである。
会員以外の方が強力な編み手として賛助してくれるので、おお助かりの現実である。

改選になった新市長が通りかかられたので、私たちの出店の説明をさせてもらったら、快く協力してもらえて全員感謝である。




「ゴミひろい」、「かたたかき」隊員の小学生が通りを何度も往復して、市指定のゴミ袋に道路に落ちているゴミを拾って、美化活動をしてくれている。

このような活動をする子達は、決して道路を汚す子にはならないだろうと微笑ましく思う。
学級で、あるいは学年で話し合いながら地域のイベントに参加し、町を愛し、郷土を大切にすることの実践の場となっていることを頼もしく思えた。

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悲喜こもごもトリムコースの朝

2007年05月27日 | ★ 日々の呟き


一昨日の大雨が上がってからりと晴れた土曜日。
黄砂で周りの山々は見えなかったけれど、上野公園のトリムコースは幼稚園児の声で賑わっていた。
土曜日の行事は、父親の参加もあり、親子触れ合い郊外保育だ。
先生方の手作り遊具や、チェックポイントの工夫がとても楽しく子供も、親たちもニコニコ顔だ。
虫や、花などの自然観察を、ゲーム感覚で親しめるのが素晴らしい。

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花や虫と遊びゲームをしながらトリムコースを歩こう
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トリムコースの周りの水路である。
日頃は殆ど水の流れはない。
左の道路横には池があっていつも誰かが釣りをしている。
週末には釣り人が多くなる。
水路は突き当たって左に流れている。
一昨日の大雨で土手の苅草が堰のようになってこのあたりだけ水が多い。




池から水路に流れ出る大きな土管だ。
雨が降って池の水量が増えるとこの土管を通って水路に水が流れ出る。

一昨日の大雨できっと水が大量に水路に流れ出たのだろう。
流れ出たのは水だけでなく、池の鯉も一緒だったらしい。




水路側の水の出口である。
池からの水はまだ少しずつ流れ出ているが、水路の水面との間には段差が出来ている。
大雨のときは黒くなっているところまで水路には水が流れていたと見える。

悲劇はこの段差の下で起こっていた。

背中まで水面に出ている鯉もいる。
数え切れないほどの鯉たちが、深い池に戻ろうとしていっぱい集まっているのだ。




戻れない鯉たち7画像

段差を乗り切って古巣で安住の池に戻ろうと、水面を尾びれでたたく事を試みているのが土管には登れない。
たった1匹だけ50センチ以上もあるような鯉だけが土管の中に消えていった。

「鯉の滝登り」というのは嘘なのだとこのとき思った。
それが出来るのは、凄い体力のある鯉だけなのだ。

このままでは、この鯉たちは助からないだろう。

管理事務所にこの様子を話して、見に行って欲しいと頼んで帰って来た。
今も可哀想で気がかりだ。


追 記

5月28日
今朝ウォーキングに行きますと、「挨拶友人」さんが
「あの鯉ね、土曜日に事務所の人達で池に戻したんだって」
と、教えてくれました。
歩いていた人達が皆心配していたので、本当に良かったです。
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