”きっと晴れてくる”そう思い込んで、１０時ごろに家を出た。
薄い雲を通して太陽の光がなんとなく、車の中へ差し込むのが嬉しい。
目指した先は、河内長野市にある、大阪府立花の文化園。
温室にはいろんな花が咲いているだろうが、屋外の早春の花との出会いを期待して車を走らせた。
蝋梅
やはり蝋梅が園内のあちこちでいい香を漂わせて咲いている。
蝋細工のような花びらが、折から差してきた日の光に透けて、綺麗なこと。
一番下のは、蝋梅の実なのだろうか。同じ木の枝先にいくつか付いていたので、実に違いないとカメラに。
福寿草
まだあまり咲いていないが、福寿草も待っていてくれて嬉しい。
もう少し温かくなって太陽の光が差すと、沢山咲き出すだろうと少しだけでも今日は十分満足した。
コセリバオウレン
コセリバオウレンが落ち葉の中から春だ春だと歌いだしているようで可愛い。
セツブンソウ
「沢山咲いていますけど、小さいのでよ～く見て、見つけてくださいよ。」入館券を買ったときに、係りの人がそういって咲いている場所を案内図で示してくれた。
ほんとに小さくて可愛い可愛い花である。
節分の頃に咲くから「セツブンソウ」と命名されたという。今年は寒いから遅れて待っていてくれたのだと思うと嬉しくていとおしい。
何日かお天気が悪くて、外に出られなかった気分がここに来てす～とほどけていくような気がした。
どの花も癒してくれる。
