梅雨末期の空です。
山際には夏雲も見えています。
南の方の青空が、懐かしいような日でした。
１週間前のリハビリの日は雨でなく、もうすぐ梅雨明けかしら
と思わせるような空模様でした。
先週から変わっていたのですが、カメラを持っていなくて１６日の撮影です。
疫病退散のアマビエさんが、「そう言う人に私はなりたい」と言っています。
いつになったらそういう日が来るのでしょう。
今日は感染者が今までより多くなりました。
リハビリが済んでから午後に、藤原宮跡の蓮を見に行こうと、思っていた
のですが、もうすっかりその気が失せてしまいました。
こんな感謝の言葉が出てくるような世の中になって欲しいものです。
でも、１週間に１度のリハビリの日は、体を動かし、
家では使っていない筋肉を動かし、一緒にリハビリする人、休憩中に語り合い
楽しいことがいっぱいある日です。
ひっそりとした境内には、私一人だけでした。
この前半夏生を見に来た時も、誰とも出会わない静かなお寺でした。
ハイビスカスに似た赤い花というよりも、朱色のいかにも夏の花といった感じの花です。
どんな時にこの鐘を撞くのだろうかと思いながら、もし今私が撞けば、
お寺の方が驚いて出てこられるのかしらなんて思いながら、そんなことはせず、
境内のあちこちに咲いている、紅葉葵を見て歩きました。
大きい花で１５ｃｍ位はありそうです。
赤い花だけでなく、白い花も咲いていました。
葉は紅葉の形によく似ていますので、紅葉葵と命名されたのでしょう。
蕾が沢山ついていますので、まだまだ花の時期が続くのでしょう。
半夏生の花が咲いて、葉っぱもだいぶ白いところが薄緑になって来ています。
町はずれの高台にあり、周りには高い木がありますので、町中より涼しくて
その上誰も来ないので、紅葉葵をゆっくりとみて時間を過ごしました。
この大きい鱗雲は、雨が近いことの表れだそうです。
気温が高く、湿度も高くて、むしむしとした午後です。
風が部屋を通り抜けていきますので、どの窓も開け放しています。
大きい鱗雲です。
こんな雲は好きじゃありません。
細かいイワシの雲のようなのが、好きです。
いつになったらそのような雲が見えるのでしょう。
今年おふさ観音で買ってきた、江戸風鈴です。
風鈴の音は、魔除けとのこと。
赤い色も魔除けとのことです。
この県でも１日に３人くらい感染者が増えています。
どうかこれ以上増えないようにと願いながら、
いい風を受けてなる風鈴の音を聴いています。
隣には、南部風鈴が吊るしてあるのですが、何度も付け替えた短冊が
うまく風を受けてくれません。
こんな青空は今日限りのようです。
梅雨明けを待っています。
喫茶おふさの軒に吊るされた風鈴です。
この時は風が吹いてなかったのですが、いい風が来ますと、
風鈴のコーラスのようです。
縁側に座って風を待ったのですが、境内ほどのいい風がなくて残念でした。
帰りに気が付いたのですが、本堂裏に水鉢が沢山並んでいて、
その中に、珍しいめだかの学校があるのです。
種類ごとに名を書いてくれてあったのですが、
「まぁ可愛い！」 「なんと！珍しい」 「金魚の赤ちゃんみたい」
最近田圃などでは、滅多に見られなくなった、メダカですが、ここでは
初めて見る珍しくて、可愛いメダカに、しばらく足を止められて眺めていました。
頭の上では、風鈴の音色、水鉢にはいろんなメダカと、おふさ観音での
楽しみがまた一つ増えました。
本堂から裏に回りますと円空亭の植え込みが、池を中心にして、
日本庭園の雅な感じが見られます。
池の手前には、沢山の亀の甲羅干しがのんびりとして、見る方の気持ちも、
ゆったりとしてくれます。
円空亭の池には、大きな鯉が悠々と泳ぎまわっています。
植え込みの木の枝に吊るされた風鈴が、思い出したように、可愛い音を鳴らしています。
喫茶・おふさの座敷には、珍し風鈴も見られます。
また雷注意報が出ていますので、今日はこれまでにします。
７月１５日撮影
