カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

紀元祭前日の橿原神宮

2012年02月10日 | ☆ ふるさと・大和

明日は建国記念日で、祝日である。
この日が「紀元節」と呼ばれていた頃国民学校の低学年だった。
そんなに小さかった頃なのに、学校で式典で歌った式歌を覚えているのが不思議だ。
♪ 雲に聳ゆる 高千穂の。
  高根おろしに 草も木も。
  なびきふしけん 大御世(おほみよ)を。
  あふぐ今日こそ たのしけれ。
4番まであったが覚えているのは一番だけだ。 メロディーもちゃんと出て口ずさむことができる。




明日はこの境内が人で埋め尽くされる。
近隣だけでなく全国から参拝の人がこられる。
いつだったか、この日別の所に行く友人を迎えに来て、駅の前で待ちながら電車から降りてくる人の多さにびっくりしたことがあった。

今日は、全く静寂の境内で、自分の靴音だけが砂利の音とともに聞こえるだけである。

      
沢山の酒樽が奉納されている。
当市にある2軒の造り酒屋さんの樽を見つけた。



今年は紀元2672年なのだ。橿原神宮に参拝した時には、この紀元という年号を意識する。
神武天皇が即位されたのが旧暦の2月11だったことから、この日は橿原神宮にとっては、紀元祭としての大切な行事が行われる。


     

お参りした神殿の前の広場(神域)は明日の式典の準備が粛々と進められていた。
今年の、橿原神宮への初詣が今頃になったけれど、丁寧にお参りをすることができた。


お参りを終えて、龍の大絵馬をカメラに納めていると、後ろにいらしたご夫婦のご主人が、撮りましょうかと、声をかけてくださったので、勢いのいい龍とのツーショットを記念に撮っていただいた。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする