さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

格式ある遠江國一宮の古社

2016年07月19日 | 巡拝日記

    

梅雨明けの機を待って遠州路を巡って来ました!

格式ゆかしき遠江國一宮の古社

「小國神社」 (おくにじんじゃ)

小國神社は静岡県の西部、遠州地方の森町一宮に鎮座し

厳とした佇まいのする太古の社です

創祀は欽明天皇の時代と古く、西暦555年、本宮山にご神霊が

出現し鎮斎されたので現在地に社殿を造営したのが始まりと

伝わっています

参道は太古より息づく杉、檜の巨木の森に包まれて

別世界に入る感じがしました!

ご祭神は「大己貴命」 (おおなむちのみこと) を祀り、1450年もの

永い歴史を有し徳川家康を始め多くの武将たちからも信仰を賜り

広く人々より崇敬され親しまれている神社です

「拝殿」

ご祭神の大己貴命は「因幡の白うさぎ」の神話で白うさぎを

助けたと伝える絵が描かれていました!

参道の途中にある「事待池」

心願成就して放たれた鯉たちは願いが叶ったせいなのか

幸せいっぱいの象徴としてまるまると太っていて

悠然と池の中を泳いでいました!

  

 

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夏は閑散と淋しい花公園

2016年07月17日 | イベント・鑑賞

   

岐阜県可児市の花フェスタ記念公園に行って来ました! 

 緑がいっぱいの丘陵地

華やかさがなく、人もいませんでした⁉ 

 展望デッキとバラ園

 バラのテーマガーデン

バラの花が少し・・・咲いていました! 

バラは4~6月と10~11月の間が見頃で暑い7月は

シーズンオフなのでしょうか ‼

 

 でも所どころで少し咲いていました! 

 桔梗が寂しく咲いていました!

入場客のいないテーマパークは

寂しくて身の置き場に困る感じでした!

        

 

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松尾芭蕉ゆかりの寺・愛染院

2016年07月16日 | 巡拝日記

      松尾芭蕉の遺髪を納めた「塚」の在る

               伊賀の古刹を訪ねました!

「遍光山 愛染院 願成寺」

(へんこうざん あいぜんいん がんじょうじ) 

愛染院 願成寺の創建は鎌倉時代の1185年頃、京都醍醐寺の寛深僧正が

この地で後鳥羽天皇の病気平癒を願い、弘法大師が彫ったとされる愛染

明王像に祈願。すると愛染明王像は霊光を放ち天皇の病気は快癒した。

この効験により後鳥羽天皇から「遍光山 愛染院 願成寺」の号を賜わり

大伽藍を建立したのが始まりとされています

本堂と石造の十三重塔 

 後鳥羽天皇の病気平癒を成就した愛染明王像を祀る本堂

    

愛染院の明王は息災・増益・降伏・敬愛・鉤召の五つの願いを

叶えていただける最上で最尊の愛染明王に老若男女、あらゆる

年令層から信仰を深めているそうです

     

    愛染院の由来      愛染明王のご利益 

           

 本堂の左横には芭蕉の「故郷塚」があります

 故郷塚の由来 

松尾芭蕉は元禄7年、1694年に大坂で逝去した折に故郷の伊賀の

門弟たちは芭蕉の壮志を受け継いで「故郷塚」を築いたそうです

 故郷塚には芭蕉の遺髪が納められているそうです

 境内にはムクゲの白い花が咲いていました!

 睡蓮の花も見事に咲いていました!

 

 

霊験あらたかと広く知られる愛染明王の願勝寺を訪ねて

このお寺が松尾芭蕉ゆかりのお寺と知りました!

芭蕉生家の菩提寺になっている願勝寺にもいろいろな歴史があり

興味深く巡拝することの出来た伊賀詣でとなりました!

   

 

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伊賀の山寺に咲く蓮の華

2016年07月14日 | 巡拝日記

    

三重県伊賀市の山里にある「蓮の寺」に行って来ました!

伊賀市野間地区の山郷風景 

「空照山 慶明寺」 (くうしょうざん けいみょうじ) 

境内一杯に300品種、300鉢もの鉢植えの蓮が並んでいました! 

 本堂安置の本尊は室町時代の優美で理知的な表情の

十一面観世音立像が祀られています

 趣きの在る「空照山」の扁額

 本堂前で咲く「紅蓮」

 現住職の祖父が蓮の栽培を始め、現住職が全国各地から

取り寄せて300品種にもなったそうです

 八月末まで咲くそうで鑑賞は朝露に輝く

午前中が見時だそうです

 早朝に咲き、昼前には閉じてしまう神秘な花です

 ほのかに上品な香りを漂わせて凛とした花姿には

気持ちがやわらぎ、和み、心安らげました!

  

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関宿の地蔵と信孝公が眠る寺

2016年07月13日 | 巡拝日記

    

三重県亀山市にある東海道の宿場町に行って来ました!

東海道屈指の宿場町として栄えた関宿 

 宿場の中の「地蔵院」

 「九關山 寳藏寺 地蔵院」 (くかんざん ほうぞうじ じぞういん)

 地蔵院の始まりは天平年間の741年、行基菩薩が伊勢神宮に

参拝した折に蔓延していた疱瘡を治め人々を救済するために

自ら彫った地蔵菩薩(日本最古とされている地蔵菩薩)を

奉安したのが起源とされています

 本堂は元禄13年、西暦1700年に五代将軍の徳川綱吉が

寄進したと伝わる寄棟造りの重厚な建物です

「鐘楼」 

参拝後、宿場町を散策していたら・・・・ 

趣のある参道と三門が見えて来ました! 

 「福蔵寺」

「織田信孝の眠る寺」と案内がされていました 

 本堂と境内

境内の一角に信孝公のお墓がありました! 

 信孝公菩提寺の由来

 

この宿場町に織田信孝公の菩提寺がある事を知り得て

何か得した気分の巡拝となりました!

 宿場の宿に掛かる "のれん"

 来週はお祭りが催しされるようです

  

 

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