加賀・能登・越中・越後・信濃・飛騨の六ケ国の人々から
浄財を募って建てられた北陸富山の古刹・瑞泉寺を訪ねました。
井波別院 瑞泉寺 (いなみべついん ずいせんじ)
後小松天皇の勅願時で1390年、本願寺五代、綽如(しゃくにょ)上人によって開創。
井波彫刻発祥の地に北陸の浄土真宗信仰の中心として多くの信者を集めた。
山門 重層伽藍造りの堂々たる大きさに圧倒されます!
1785年、京都の大工によって建て始めたられたが井波大工が後を継ぎ完成させた。
本堂 1885年に再建。 間口46m 奥行き43m 総面積約590坪の単層入母屋造りは
北陸随一の大伽藍で現在は修復工事中でした。
修復工事は今年の八月で完成。 十月には完成大法要を営むそうです。
完成した大伽藍を直に観てみたいと思っています。
太子堂 1918年に井波彫刻の粋を集結して再建。
約16間(29m)四方の総面積約255坪の重層伽藍で聖徳太子2才の尊像が祀られている。
井波彫刻が随所に・・・・
伽藍の大きさ広さに
ただただ驚き、重機の無い時代にどうやって建てたのか不思議に思う!!
式台門の案内板
天皇家ゆかりの門跡寺院の証となる五線の外壁が鮮明に目に映りました!
鐘楼
1933年の再建。 梵鐘は口径124㎝ 重量3372kgは北陸随一
ちょうどフジの花が見頃になっていてカメラを持った参拝客が多くいました!
このフジの花を観ることが目的で富山路へひた走ったのですが・・・・・
お寺の由緒ある沿革や伽藍の大きさ、凄さに圧倒され驚きました!
更に参道となる門前町には美術ギャラリーが多く、井波彫刻で溢れ
参拝後の散策が楽しめてもう一度、行ってみたい処になりました。