さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

四国遍路 別格 1~2番

2013年04月18日 | 巡拝日記

             四国別格二十霊場巡りとは            

         四国八十八ヶ所の他に二十の寺院を加えると百八となり煩悩の数と同じに

        なることから弘法大師にゆかりのある番外霊場の寺院が集まって創設された。

                                                

   別格第一番 仏王山 大山寺 (ぶつおうざん たいさんじ)

  納経所   別格霊場に関わる諸々の遍路グッズが全て揃っている別格一番札所で   

            霊場巡りに関する情報は親切なお庫裡さんから教えてもらえました。

    山門      建立の時期はよく分からなかったがかなり古い感じがしました!

         山門までの山道は狭くてかなり曲がりくねっていて対向車との擦れ違いには

             神経を使う運転で気苦労する山道でした。            

     本堂と大師堂                                        

   源義経が屋島の合戦の必勝祈願を行い、戦勝の礼として三宝荒神像を寄進したお寺。

   また、江戸時代には徳島藩主の蜂須賀家が家来たちに大鏡餅を担がせて怪力自慢を

   競わせたという。そして毎年一月にはこの力自慢が今も続いている。

      境内にそびえ立つ銀杏の大木      古木と大きさに圧倒されました!  

     本堂

                       

    大師堂

                      

         大師堂にこんな句が掲げてありました!           

                             

      別格第二番 東明山 童学寺 (とうめいざん どうがくじ)

     弘法大師が幼少の頃、学問修行に励んだお寺で        

                         学問成就のお寺として広く知られています。

     山門

     奇妙な形をした山門  

              八十八ヶ所札所の六、七番にも同じような門がありました!

        弘法大師が   

          幼少の頃に勉学に励んだことで童学寺という寺号が名付けられたのでしょう!

    大きな池越しに境内が映り風情がありました!          

                    

                          松や杉の大木に古寺を感じました!

     しだれ桜がちょうど見頃となっていました!        

         本堂

             大師堂 

         別格二番は国道から少し山道を登った処にあって楽に到着ができました。

           でも・・・この先の別格寺は凄~く険しい

                            山登りがあると聞いてちょっと憂うつに・・・

                          

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四国札所巡り 19~20番

2013年04月16日 | 巡拝日記

         本降りになってしまったけど用意していた雨具を着て巡拝続行です!  

                   

      第十九番 橋池山 摩尼院 立江寺 (ちょうちざん まにいん たつえじ)

      山門

           山門前の桜 

       本堂

       大師堂前の参道 

            大師堂

    このお寺はいろいろな木々や草花があって心が和みました!   

   参拝を終えて山門を出る際に檀家の方々でしょうか、缶コーヒーとお菓子を頂戴しました。

        雨にも拘わらず労いの接待と見送りの温かい言葉に感謝! 感謝!

                                                 

                             

   第二十番 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺 (りょうじゅざん ほうじゅいん かくりんじ)

     待避帶があるものの曲りくねった山道を延々と登っていきます!       

     鶴林寺山門    山道を登りきると霧雨にかすむ山門が見えます!   

    参道脇には杉の大木が並び、シャクナゲやサツキ、ツツジ、あじさいなど    

                                       数多くの草花がありました!

           

 

           苔むした石垣に趣きがあり落ち着いた感じがしました。      

    本堂に向かう石段    とても静かで凛としていて何時間でも居たいと思うお寺です!

                                                    

        本堂

     本堂内部

   大師堂

               三重塔 

     納経所     ご朱印担当の方が親切に対応してくださり              

                             達筆で納経帳にしたためてくれました!

     一番から二十番まで巡拝した中でここがいちばん気に入ったお寺となりました。

                              

            

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四国札所巡り 17~18番

2013年04月14日 | 巡拝日記

           雨がポツリ、ポツリと降り始めてちょっと焦り気味の巡拝でした!  

                

   第十七番 瑠璃山 真福院 井戸寺 (るりざん しんぷくいん いどじ)

    朱色の山門は遠くからでも引立ちました!

     山門越しに本堂を望む

     瓦葺屋根の本堂はがっしりとした印象でした!     

     大師堂                                        

       大師堂の横には懐かしい電話ボックスが置かれていた。

                       殆んどの方々は携帯なのに使われているだろうか??

                   

   第十八番 母養山 宝樹院 恩山寺 (ぼようざん ほうじゅいん おんざんじ)

       

       ここから急な上り坂になりました!         

       歩き遍路さんから "車で上までいけるでぇ" と教えて頂きヤレヤレの感。

          でも・・・・かなり狭~い道。            

             しかも途中、タクシーとすれ違いに出くわしてぐったりでした!

    参道を通り抜けて境内へと進むとサクラが出迎えてくれて・・・・・     

                        焦り気味だった気持ちがぐっと治まりました!

          本堂

     大師堂                                             

       自然がいっぱいの境内で木々に囲まれた静かな大師堂の前で

                     ゆったりとして落ち着いて般若心経を唱えることができました。

                                                感謝!  感謝!

                                 

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飛騨の古寺・古刹

2013年04月12日 | 巡拝日記

     飛騨路を走り、街中散策とアルプスの風景を        

                        楽しみながら古寺・古刹を訪ねてきました!

            

          光寿山 誓願寺                    

       飛騨古川町の市役所の近くに聖徳太子を偲ぶお寺がありました。         

             

       芸術、文化の租として崇敬されている聖徳太子の霊を祀ろうとして

         太子堂の建立運動が町で広がったそうです。

    聖徳太子ゆかりの奈良法隆寺の夢殿は八角のお堂ですが・・・・・・               

                           ここ古川町のお堂は六角のお堂になっていました。

         

    飛騨高山市国府町に国宝の経蔵があるお寺を訪ねました!      

    太平山 安国寺

     1347年、足利尊氏が京都、東福寺の瑞厳和尚を招いて開山。 尊氏は後醍醐天皇の

      菩提を弔い国土安穏の祈願所として国ごとに安国寺を建立した内の一寺。

     本堂横には水芭蕉が咲いていて清らかさに見惚れていました!     

    国宝の経蔵   

   1408年の建立で回転式の八角輪蔵を据えて2208巻の一切経が納められています。

      国宝の経蔵近くには現代のお堂が雰囲気を醸し出していました!     

   アルプスの山並みを見ながらのドライブが続きます!      

           

    高山市の丹生川町の山間にある円空仏の古寺を訪ねました。

                 かなり急な坂道を駆け上っていくと赤い山門が見えてきました!      

    袈裟山 千光寺                                                                 

     西暦848年頃、弘法大師の法弟、真如親王が開基した古寺。  

                               標高800メートルの鬱蒼とした山懐にあるお寺です。     

    1588年頃、当寺に滞在した円空が両面宿儺像、63体の円空仏を安置している。

     両面宿儺(りょうめんすくな) とは 躰は一つで顔・腕・足が前後両面にあって

      身の丈3メートルの怪力の持ち主で飛騨・美濃地方の英雄とされている。

             鐘楼

          

     高山から南下、下呂市のしだれ桜で有名な古寺に行きました!      

    光頂山 永養寺

   1494年 郡上の長滝寺の僧によって開基。  

   1626年 本願寺宣如法主によって法号を受け永養寺と称える。

           

      根尾村の淡墨桜も植えられています。       

            

       樹齢350年のしだれ桜は参拝時、満開にほど遠い感じでしたか゜

   今月10日には綺麗に咲き揃って見事な容姿を見せてくれているそうですよ!

                          

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飛騨古川の三寺まいり

2013年04月10日 | 巡拝日記

      ポカポカ陽気で上着もいらないほど暖かな日に           

                      飛騨古川「三寺まいり」のお寺を訪ねてきました。  

    三寺まいりとは・・・・

      親鸞聖人の遺徳を偲び、飛騨古川にある本光寺、真宗寺、円光寺の三寺を詣でる

      伝統行事で毎年一月十五日に行われている。 若い娘さんたちが着飾り、良縁を

      願って瀬戸川の川べりを歩いて巡拝すると縁結びが叶うとされるお参りです。

     本光寺     1532年に開基。  明治37年の大火で焼失するが再建。

                      本堂は十四間四面総檜づくり        

               

          本堂はまだ雪囲いがされたままでしたががっしりと堂々した建物でした。

     鐘楼と境内

          

         本堂の床板は12~15センチもある厚みの檜板にビックリです!

      

     真宗寺     1502年の創建。  本光寺と同様に明治37年の大火で焼失し再建。

           本堂

                   

               本堂の扉には細かな細工が施してありました!   

         

       雪深いせいか境内の樹木は松の木だけでした。

       

  

    円光寺     1514年に開基。

     山門移築の由来

            

      本堂は1667年の建立で明治37年の大火から逃れることができて現存。

   本堂の妻(ツマ)には大火から寺を守ったとされる「水呼びの亀」の彫刻があります。

          本堂内部  

        

          お庫裡さんらしき方の  

            ご厚意でじっくり、ゆっくり拝見させていただき

                                  気持ちがゆったりくつろぎました!

     本堂の外扉(雨戸)の跳ね上げる形状は珍しく初めて見ました!     

          

          唐戸という名称で上げ下げは支え棒を用いているそうですよ!

                                         

  

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