東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

努力の先にあるもの

2019-02-15 11:16:04 | 日記
 を見つけて欲しいからそろばんを、そして希望者にはお勉強を教えています。

 努力することはとてもめんどくさいことです。そしてその努力を愚直に続けることは並大抵のことではありません。

 その努力が正しいものであっても、正しいと自分で分かることができなければ、その努力を続けることはやはり難しいでしょう。

 私は、子供たちの努力が正しいものになるようにすることこそ、子供たちを指導するものにとって一番大切なことだと思っています。

 そして子供たちの努力の方向を常に正しいものにすることが求められているとも思っています。

 そろばんは結果が努力に正直です。でもお勉強はすぐに結果が出ないことが多いものです。

 そろばんとお勉強の大きな違いはここにあるのかもしれません。

 でも、そろばん学習を通して身に付いた正しい努力の習慣は、正しい学習習慣を下支えすると信じています。

 昨日、とある高校生が自習に来ました。残念ながら現在通う高校はその生徒の第一志望ではありません。

 1年の振り返り作文でその生徒は「受かった場所で頑張ることこそ大切だ」と書いていました。

 それをさりげなく机に置いていたので目に留まり「読んでいいよ」と言われたので読みました。

 その生徒は自力で自分の居場所をきちんと見つけました。次の目標に向かって走り始めました。

 私は常々「自分で考えなさい」と言い続けています。過去問や予想問題で点数を取らせること。

 検定試験の前に詰め込んで付け焼刃で合格させること。やろうと思えばできないわけではありません。

 でも私はそんな指導はしたくないんです。

 そしてそんな指導をしなくても大丈夫だと、教え子はその頑張りで私に教えてくれます。

 現在の中学3年生にもこの姿勢を貫きました。

 現実は厳しいけれど、私は「努力の先にあるもの」を伝え続けようと思っています。
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