雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

ニコニコ(^^)BAR 10

2016-06-12 12:08:10 | 不思議
aiさんが指先で差したのは、深い深い富山湾の海の中。
いわゆる「富山深海長谷」と言われる部分。
「富山トラフ」と呼ばれる海底盆地の中を南北に蛇行しながら走る、
長い海溝の様な、深い海底の谷を表す線でした。

<つづく。。>




「ココ......大陸の合わせ目なんだよね。
北米プレートとユーラシアプレートの境目。
いわゆるフォッサマグナと呼ばれてる大地溝帯の西の端の線......
“糸魚川静岡構造線” を日本海に延長していった部分。
海に入るとさ、能登半島側にカーブしていって、
半島に沿うようにしてそのままユーラシア大陸に連なっていくんだけど、、
ま、hikiさんは知ってることだとは思うけど。ね」


「ええ(^^)
他のプレートの境目ほど深くはなくて、
海溝でなく谷と表現されているのは、
この2つのプレートは他のプレートよりかなり安定しているからなのでしょうね。
それで溝も大きくなりすぎない。
でも最近の観測によると、
この二つのプレートの境目はもっと西によっていて。
岐阜や名古屋の方から伊勢湾に抜けている可能性も高くなっているようですが」


「そー。さすがで。
合わせ目はどこか?まだまだ正確なところはわからないけど、でも、
この2つのプレートが衝突することで生まれる
“シワみたいなものの一本”
は、確実に、
この能登半島の遥か先の海から富山湾の真ん中を割るように走って、
そのまま立山連峰、妙高、白馬、北アルプス、
中央アルプスから南アルプスを抜け、伊豆半島の横、
静岡の海に出るんだよね。
だいたいさ、
この日本の真ん中を二つに分けるように走っているアルプスの山々も、
そもそもはこの二つのプレートのせめぎ合いから造成されたんだよ。
ぶつかり合う部分が互いに上にせり上がって行くか、
もしくは、片方が地下深くに押し込んできてさ。
下の方にドンドン入り込んで来ちゃうから、もう片方は上に上にと、
地表が隆起していって出来たのが海溝と山脈だったりもするわけで。
だから言ってしまえば能登半島の形なんかも、
プレートの合わせ目の形に沿って隆起した姿にも見えるわけよ。
世界でもココだけ、、って言われる、
海越しにイキナリ3000メートル級の山脈が見える富山湾の絶景も、
富山湾の底で起こっている沈み込みが深ければ深いほど、
押された側が盛り上がって形成された地形にも見えるんだよね。
富山湾の底の深さがマイナス1000メートルぐらいだからさ、
立山連峰の3000メートルと合わせると、
実は高低差が4000メートルもある山!谷!
......っていうことなんだよ。実は。このあたりって」



「よくフォッサマグナって言うとさ、こんな図が使われたりするんだけど。
でも当然、海の中にも大地の割れ目は連なっていってるわけで。
太平洋側ではその線はそのまま小笠原諸島になるんだよね。
小笠原の島々や、最近噴火して出来た新しい島もさ、
まさにその線上に生まれてる感じだよね」


「そうですねぇ。(^^)
それで、このところはその縦の方の線ですか。。」


「そ。」


諏訪も中央構造線とフォッサマグナの交差点ですけど、
その噂の諏訪の一件の後、ココでお姉様達から聞くところによると、
開聞岳や鹿島へも行っていたとか(^^)」


「そ。」


列島の横の線を通して、それで、
お姉様や神様からは、お次はどちらへと?(^^)??」


「それがさ、俺もね、意外でさ。
初めてだったんだよ。その神社の名前は。
こんなトコで出てくるとはね......
もうさ、俺の話はココで姉さん達からさんざん聞いてると思うけどさ、
日本列島ならほぼ廻りつくしてるんだよ。だいたい。どこも。
気になるトコとか、
神社さんや個人的に大事な場所だと感じられるところとかなら、ね。
だから縦の線も、横の線も、もういいかな......って。
なんとなく、列島の構造とか色んな意味での、
表裏の歴史とかもある程度わかったのかな......って。
そんな感じもあったんだよね。
一旦終了!的な。
店じまい的な。
でもさ、今回言われたソコには行ったことがなかったんだよ。
ねーさんが神様から預かる行き先は、いつもそんな、
驚くような場所が多いんだけどさ。
今回もそんな感じでね。
そこは行ったことがなかったんだ。俺。一度も」


「あら(^^)ニコニコ」


「どこだと思う?その新たな神様の呼び出し場所」


「そーですねぇ。。直前に熱海に何度も行ってましたよね」


「......うん。それも聞いてるんだ。ね。」


「じゃあ......
今回も隠された古代富士王朝が絡んでくるお話でしょうか。
三鷹の始まり、みたいに......(^^)」


「......」


「大島(^^)ニコニコ」


「......」


「伊豆大島(^^)ニコニコ」


「......ったく。
そーだよ。よくわかるね。
あなた。ナニモノ!?さすがだね。
なかなかその発想は出てこないよ。
神様じゃないんだからさ。普通。
全く。やべーな。hikiさん」


「当たりましたか(^^)ニコニコ
あそこは小笠原諸島の入り口ですし、
三原山の河口付近には一つ凄い神社さんがありますから」


「三原神社......そーなんだよ。うん。
俺も昔から話は聞いていたんだけど、
足を運んだことは一度も無かったんだよね。
島だし。
フェリーとか使わないと行けない感じで。
なかなか行く様な機会もなかったし」


「僕は、実は一度行ったことがあるのですよ(^^)
あの神社さんは凄いのですね。
度重なるあの大きな三原山の大噴火の中で、
山頂付近にあったにもかかわらず、その溶岩に焼かれることがなく、
それどころか、最近の噴火でも、
すぐ近くまで来た溶岩が社殿の手前で真っ二つに分かれて、
建物を避ける様に通って行って、社殿は全く焼けずにそのまま残ったという......
僕はその社殿を取り囲むようにして流れていった溶岩の壮烈で、
不思議な光景も見に行ってみましたよ」


「確かに。スゲーよね。アレ。
俺も今回初めて見たよ。
それでさ、ここに来たんだよね。
ちょっと、その話をしたくなってさ。
でもさ、こんな話、まともに聞いてくれる人も、
話せる様な人もナカナカいないし。
迂闊に職場なんかで話そうものなら......即ポンチキ送り!だしね」


「アレ!?働いてるのですね!?(^^)」


「ん?なんで?あたりまえじゃん」


「イエイエ、、プータローという噂があったもので(^^)ニコニコ」


「ンダヨ。それ。
まぁさ、こんな話、
ネーサン達や、自分が認める一部の “カン” を持ってる、正しく使ってる、
みたいな人達にぐらいしか話せないことだったりもするし。
でもそんな連中とは会うこともナカナカままならないしさ。
お互い、毎日、何やらかんやらと忙しくって......
......でさ。来たんだよ。噂の、このバーに。
勘の鋭い、何かと理解が深いとウワサのhikiさんとやらは、
いったいどんな人なんだろう?って。ね」


「光栄でございますね(^^)ニコニコ」


「ビール。もういっぱいもらおうかな」


「はい(^^)同じもので?」


「うん。レーベンブロイ。生で。旨い。これ」


「かしこまりました(^^)ニコニコ」


「神様って不思議でね......」


「レーベンどーぞ(^^)」


「さんきゅ。。。不思議な話でね......
伊豆大島に行くのには東京からだと普通、
だいたい品川の竹芝埠頭というところからのフェリーなんだけどね、
横浜にもあるし。
でも、神様たちはそこからではダメだ!って言うんだよ」


「ええ(^^)よくわかります。熱海ですよね?」


「そ。熱海港からでないとダメみたい。
古来から......本来は......そうだった、みたい。
最初に神々が通ってきた道順、みたいな。そんなものがあってさ。
だから熱海港からのフェリーで行くことにしてたんだよね。
何としても。で。
知ってる?熱海ってまだちゃんと調査されていない海底遺跡もあるんだよ。
きっとその熱海からの道は、日本海、
能登から連なる大陸プレート間の境界線でもあるとは思うんだけどね。
遥か太平洋の先では、小笠原諸島を始めとする島々が作る弧が表している道。
深海にあるフィリピン海プレートと太平洋プレートとが作る大地の裂け目。
だから、熱海からなんだろうと」


「面白いですねぇぇ(^^)ニコニコ」


「その道の先に......今度は何があるのか?
いるのか?ってことだよね。本当に大事なことは。
諏訪の時と同じで......なにか......古代に封じられた何かが、神!?
がいるとか......」


「なるほど(^^)ニコニコ」


「でだよ、その意味も俺は何となくわかったんだよね。
熱海の、
伊豆一帯の総本宮でもあった伊豆山神社に秘されていることを考えた時に。
伊豆......イズ......っていう、その名前の中に隠された秘密を思った時に。
そこで、ココでまた新しい言葉が一つ降りるわけよ。神様から」


「おお!?(^^)???」


「大島の前に!先ずは!
熱海から......初島だ!って。。
先に手前の初島に行ってから、それから大島だって。
その順番がとても大事なのだ......って。
神様はそー言うんだよね......」


......つづく





次回は、この伊豆、初島(はつしま)の物語へと続きます。
熱海港からフェリーでアッ!という間に行けて、
港にはとても美味しい漁師さんの食堂が立ち並んでいて。





島の奥にはホテルやパークやカフェ、プールもあったりもして。
意外に遊べる島なのです。ご飯は本当に美味しいっす(^。^)/



島の名物「明日葉=あしたば」のかき揚げ丼!ドーン!
もう一つの名物のところてん!と、アジイカ丼も!





もいっちょ!これも名物!海苔ラーメン!うまし!



ドレも「みやした」さんというお店さんのメニューなんですけど。
子供さんを連れて行くにもとても良い島の様な感じです。


☆「ニコニコ(^^)BAR」シリーズの過去記事はこちら☆
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