みなさん、本日は髪の毛をつけます。本当にあと少し・・・。他の方の作るお人形をみて、一人一人それぞれに違う表情に、驚いたり感心したり・・。そして、動かす手も気合が入ってきたようです。
ほとんど、話をする人もなく、もくもくと、作業が続きます。あと少し・・という気持ちが、手を動かしています。いよいよ次回は、仕上げと洋服づくり。クリスマス展に間に合うようにがんばってください。
さて、毎回みなさん、未就園児の子どもさんづれです。赤ちゃんもいます。今日は、なんだか掘りごたつにこもって、ずっと遊んでいました。全く手がかかりません。お友達と楽しく遊びながら、時々、お母さんの様子をみにきては、また、遊びに戻っていく。こんな風景って、体験しないと信じられないと思います。
よく、ナニナニ親子参加などでは、もう、子どもが騒いで収集が付かなくなりますね。だから、そんな集いに慣れている親は、子ども連れて、その横で人形作りなんて出来ない!と決め付けているような気がします。
でも、これが不思議なことに、自分のお人形を作ってくれているとわかるのか、多少ぐずっても、ちゃんと待てます。子どもを見ながらこのように人形づくりが出来るというのが、手仕事のありがたいところ。親は子どもを思いながら、子どもは楽しみに待つ・・そこには、子どもに媚びる楽しさはありません、けれど、アン○ン○ンショーでキャー・という体験はすぐ記憶から忘れても、お母さんがのんびりと、人形を作っていた雰囲気や羊毛のにおいと手触り、部屋の感じ、そういう感覚を通しての記憶は、成長したあともずっと子どもの心にあたたかい何かを残していきます。
シュタイナー教育で使うお人形、こんなに手をかけて作るお人形の意味の一つが、ここにあります。
さて、主宰のMさんは、料理上手。パンも焼きます。こちらでは、お昼として軽食をみなさんにふるまっています。今日は、初めてご一緒させていただきました。
人形づくりで集中したあとは、親子で軽食のランチを頂きました。
手作りのパンと、かぼちゃのキッシュがとても美味しかったです。
ご馳走様でした。
ゆくゆくは、ランチ付き講座に・・という夢もあるMさんでした。がんばってくださいね。