今、試験に向けて毎日せっせとホメオパシーの勉強にいそしんでおります。(うそ・・・あせってます)
とりあえず出来ることはやらなきゃということで、ノートを見返して、レメディのまとめを毎日しております。
それがつい先日ようやく完成。あとは覚えるだけです。(いやはや、実はこれが大問題。記憶力かなり悪いです。)
そんな私が最終兵器として編み出したのが、エクセル検索法。
老眼になりかけのしょぼついた目でレメディシートを探すよりもよっぽど効率よく探せるはず・・・。
すべてのレメディを項目ごとにエクセルの表に入力し、簡単に検索が出来るシステムです。
完成したら皆が、喉から手がでるほど欲しがる画期的かつ素晴らしいものになるはずが・・・
だんだんと手が込んできすぎて簡単に私以外には検索できないくらいの、複雑なシステムに変化しつつあります・・・。
ま、そんなことはともかく、もっと簡単にならないかと、項目のほかに、ない知恵をしぼって考えたのが、レメディの素を素材ごとに色分けすること。
色で見分ければ見やすいかもねー何か法則的なものもわかるかも、それに覚えるのに役立つかなぁと、単純なシロウト考えです。
アコニトゥム、ベラドンナ・・・植物を緑色、
アルミナ、アルゲントゥムニトリクム…鉱物を水色
アピスメリフィカ、タレンチュラ・・・昆虫・動物をオレンジ
プソリヌム、メドリヌム・・・・菌、癌細胞を灰色
と、まあ、わかる範囲で図鑑などを首っ引きで仕分けておりました。事業仕分けならぬレメディ仕分けですね。
と、最初は順調に仕分けを進めていたのでありますが・・・あるところに来てふと疑問がわき、暗礁に乗り上げました。
セピアって、コウイカの墨だよなぁ。墨は単体ではただの物質だし鉱物みたいだよね。これは生き物なのか。まぁいいでしょう、本体は動物だし百歩ゆずって生き物ということでね。みな生き物に入れてるし・・・なんとか納得。
でも、カルボアニマルスは動物の炭。これはもはや生き物ではないのでは・・・だって炭にしちゃったんだし。ピロゲニウムに至っては腐った肉。これは動物なのか、菌なのか・・・。
カルボベジタビリスだって炭だよね、植物じゃないよね、鉱物になっているのでは・・・。
そんなことを言えば、セカーレは麦につく麦角菌なんだから、菌であって植物ではないよなぁ。
そんなこと言えば、リシンなんて狂犬病の犬の唾だよ、これは菌だけど、動物?
セピアが動物とすれば、リシンだって立派な動物なのでは・・・。
ラクカニウムは犬の乳、これだってもうすでに動物じゃないよね。動物由来という項目を作らなきゃならないかなぁ。でもそうするとリシンは菌か動物由来か・・・。
だいたいスポンギアトスタって海綿だけどこれって動物なんだぁ、植物じゃないわけ?だって動かないじゃん。死後スポンジに使うあたり、植物みたいだよねぇ。
そういう目で仕分けを見直すと、出てくる出てくる。疑問の渦。
アンブラグリシアは竜涎香、これはクジラの排泄物が海に何年も漂って回収されるやつ。
なんでも高価な香水になるというけど、これは動物?鉱物?動物由来でいいのかな?一節にはクジラの中の悪い分泌物がたまって、それが出るということなので、便ともいえないわけですね。じゃあ菌?でも見た目は完全に鉱物系。ちなみに黄色が最高級らしいです。
こんなことを考えつつ勉強しておりますが、私の単純な頭ではなかなか整理がつかず、暗礁に乗り上げているのでした。
そんなことを考えていたら、以前に読んだ、ライアルワトソンのロミオエラーを思い出しました。
ワトソンは科学者なので、もっと科学的に生と死を分けるものを検証していますが、とても考えさせれられる本です。
生きている状態、死んでいる状態、どこまでが生でどこからが死なのか。おそろしくあいまいで、何もないことに気がつきます。(一応医学では身体の状態の目安はありますね。なきゃ困りますものね。)
まぁ、今回の場合は何が動物で、どこからが鉱物で、どのような植物なのか。
地球上にあるものすべて、鉱物も含めすべてのものは本来は一つのものであり、すべてがかかわり合って生かされている。
だから生と死も含めた仕分けなんて本当は意味のないことなのでしょう。
・・・と、一応納得しつつ、また勉強いたします。