羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

息子羊の絵本選書 食べ物編

2011-12-20 23:05:10 | 趣味・本と絵本とDVD
きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ) きつねのホイティ (世界傑作絵本シリーズ)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:1994-03-25

 

ひさしぶりに絵本の御紹介をしたいと思います。

こちら、スリランカの絵本です。

 

大人が読むとなんでもないような話しなのに、この絵本、息子羊が大好きなんですよ。

最近、また寝る前に絵本を読んで、と言うようになった息子羊なのですが、(小6です)先日、何を持ってくるかと思ったら、この絵本でした。

 

きつねのホイティに騙されて食事をご馳走する、村のおかみさんたち。

そのおかみさんたちに逆に騙されて、ひと泡くわせられたキツネ・・・。

単純なお話しなのに、何がこうも息子羊を引き付けるのか・・・。

 

「それはねぇ、メシがうまそーだからに決まってんじゃん

 

人間に扮したキツネが食べている姿がまたオイシソーなんですねぇ。

これは子どもの心をくすぐるわけです。なるほどぉ・・・。

しかも、食べたこともないような料理の名前・・・キリバスだとかいろいろ。

それに、非常に単純かつシンプルな繰り返しのストーリーが、子どもにもわかりやすくていいのではないでしょうか。

絵も色使いとか綺麗ですし、スリランカの風土色豊かで、なかなか魅力があります。

 

とにかく、きつねが出てくる話しは、どれも魅力あふれるものばかりです。

 

小さいお子さんがいらしたら、ぜひこの絵本も読んであげて下さい。

ちなみに娘羊も この絵本は、面白かったよねぇと、イチオシなんですよ。

 


愛しき小さな人たち

2011-08-31 07:56:39 | 趣味・本と絵本とDVD
もりのこびとたち (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本) もりのこびとたち (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:1981-05-20

 

私の子育てを振り返る上で、絶対にはずせないのが、絵本です。

 

童話館ぶっくくらぶさんは、娘羊が2歳の時から配本をお願いしていました。

有名な本から、あまり知られていない良本まで、毎月2冊づつ配本してもらっていました。

私の好みで絵本を選ぶと、どうしても偏りが出てきますしね。

その点、配本では、自分では選ばなかっただろう絵本をたくさん楽しむことができました。

また、子どもたちが好きな絵本も、意外なものであったりと発見はたくさんありました。

 

そんな絵本も、増えに増え、本当に手元に残したいものだけを残して、あとは姪や甥に譲ったりしています。

それでも、かなりの数はあります。

 

で、そんな配本とは別に、私の好みで買いそろえた絵本もあります。

そのひとつが、エルサ・ベスコフの絵本です。

 

一番最初に手に入れたのが、この「もりのこびとたち」です。

もう読んでいただくしかないのですが、ストーリーといい、絵といい、文句のつけどころがありません。

素晴らしいデッサン力で描かれる、トムテ(小人とか妖精)の家族の小さな小さな世界。

本当に素直に、私の心の中に入ってきました。 

 

この絵本は、子羊たちも大好きで、秋になると必ず読んであげる絵本の一つとなりました。

涼しい秋の夜長に布団の中で、私の両隣りに子どもたちが、ひっつくようにして絵本を見ている姿や、おしゃべりしている声などが思い出されます。 

 

ストーリーですが、小人の一家の一年の暮らしです。

子どもたちが自然の中で遊びながら学び、秋になると冬のそなえをし、冬の間は春をまちながら過ごし、そして素晴らしい春になる。

 

なにげないお話しの中に、自分を重ねては、いいなぁ、こんな暮らし・・・と、ため息が出ます。

 

秋の夜長、お子さんとともに読んでみて欲しい絵本です。

 

 

 

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こんなの見つけました

2011-06-18 14:44:18 | 趣味・本と絵本とDVD

夏の寓話 (山岸凉子スペシャルセレクション 6) 夏の寓話 (山岸凉子スペシャルセレクション 6)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2010-05-20

 

実は今、山岸涼子さんの反原発マンガ「パエトーン」が無料でwebで読むことができます。

↑ぜひご一読ください

このマンガ、20年以上前に私も読んだ記憶がありました。

震災直後からネットで無料公開しているそうです。

知らなかったーー。今は「夏の寓話」の中に入っています。 

 

その当時も、軽い戦慄を覚えつつ拝読していましたが、

今読み返しても、現実に起こっていることに恐怖すら感じます。

 

以前から、このように危険を警鐘している方々がいて、反原発運動をされていたのに、大半の人は全く興味をしめさず、むしろ変わり者とまで思っていたんですよね。(マスコミの操作ですよね。)

危険と思っても、自分に関係ないとタカをくくっていた自分にも、反省しきりです。

 

今ネットで、久しぶりに拝見し、マンガを購入して読み返したくなりました。

もちろん子どもにも読ませたいです。

 

同じ過ちを繰り返してはいけません。

本当に。

 

 


お正月のDVD

2011-01-08 11:26:18 | 趣味・本と絵本とDVD
恋するベーカリー/別れた夫と恋愛する場合 [DVD]

恋するベーカリー/別れた夫と恋愛する場合 [DVD]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2011-02-02

普段、なかなかビデオ観賞が出来ないのですが、今年のお正月は息子羊もいないし、留守番だったので、のんびりと映画を観ることができました。

と、いうわけで、観賞したものは何本かあるのですが、なぜかメリルストリープの映画が続きました。

「マンマ・ミーア」、「ジュリーとジュリア」そしてこちらです。

私の年齢ではとても身近な女優さんです。しかも何歳になっても素敵なんですよねぇ。

実はもう一人、ダイアンキートンも大好きです。

どちらの女優さんも、とてもかわいらしくて、しかも女性の強さ母性を感じさせます。

それから少し若くて、メグライアンも好きです。

みな何歳になっても現役で主役を張れるんですから、それだけでも素晴らしいですよね。

今、この世代になり、年齢を重ねていくにつれて、いろんな意味で若い世代にとって代わられていくさびしさも感じています。

職場でも、同僚や利用者さんから自然に「おかあさん」と呼ばれたりしてね おばちゃんじゃないだけいいけど、おねえさんでもないしなー・・

しかし、この女優さんたちの映画を見ていると、私だってまだまだ現役じゃんと、勇気も元気ももらえます。

そして決して若い人に張り合って若づくりしているわけじゃなく、その年齢の輝きを持っている。

無理がなくて、そして年齢を重ねるごとに素敵になっていく女性たち。

あー、こんな女性になりたいなぁ・・・

 

ということを思いつつ、

今回の「恋するベーカリー」

最初に思っていたようなドタバタ恋愛というだけではなく、離婚した旦那との関係を通して家族関係や子どもの巣立つ寂しさ、新しい恋などが描かれていて、最後には心に温かいものが残るストーリーでした。

スティーブマーティンの役どころも、普段のコミカル路線ではなくて知的で落ち着いた中年男性を演じていて非常に好印象。

新しい恋もにおわせる終わり方がとても好感的でした。

 

メリルストリープの演じる女性は、どれも身の丈であり、背伸びをせず、迷ったり悩んだりしています。そして女性の強さがあります。

 

もう、若いころとは違い、いろんな制約のある年代だからこそ、自分をありのままに受け入れてくれる相手は貴重ですね。

でもそのためには、いつも自分を磨き続けていく努力も必要なのかなと感じています。

素敵な女性になれるように。

 

三本とも、おすすめの映画ですよ。

 


娘羊のおすすめ選書

2010-12-19 09:36:17 | 趣味・本と絵本とDVD
ハッピーバースデー ハッピーバースデー
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2005-04-18

 

ほとんどマンガばかり読んでいる娘羊ですが、簡単なケータイ小説風のものも読んでいます。

 

中学生になり、いろいろと難しく情緒不安定なことも多く、私にもつっかかり、手に負えないことがたくさん出てきました。

そんな娘羊が、昨日布団に入って熱心に読んでいたのが、この本です。夜まで一気に読んでいたと思ったら、急に私のところに持ってきました。

「おかあさん、絶対にこの本を読んで」

私も最近本を読んでいる暇もなかったし、寝る前に読書すると数ページで寝てしまうので、受け取ったものの、どうしようかなぁと思いました。

どういう内容?

と、聞くと、

「いいから、読んでみなよ」とのこと。

その場ですぐに読んでみました。すると数ページ読んで、止まらなくなってしまいました。

あすか、という12歳の女の子が主人公です。

この本には、家族、親子、夫婦、虐待、いじめ、不登校、障碍、死、などの問題が凝縮されて詰っていますが、その中で主人公が立ち直り、しっかりと成長していく様子が描かれています。

あっさりと書いてあるにも関わらず、何かリアリティがあると思っていましたら、作者さんは、教育カウンセラーをしている方でした。

実際のカウンセリングの現場からの子どもの叫びをこの本に書いているから、ウソがありません。

ストーリー的には、あまりに出来すぎた展開と思いつつ、なぜこの本を娘羊が私に持ってきたのか、そのことが気になりました。

本の中身の出来事は、大げさではあっても、実は私の問題でもあります。

私は子どもとちゃんと向き合っていただろうか。娘の気持ちを考えたことがあるかなぁ。

と、いろいろと考えさせられました。

それに、この本を私に読ませたかった娘羊の気持ち。

彼女なりの訴えがあったのかと思うと、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

本の中で扱っている内容は深刻ですが、嫌な気持ちにならずに読めますし、最後には心が温かくなります。私もこうなりたいなぁと素直に思える本です。

娘羊が勧めてくれたこの本、子育てで行き詰っている方にもぜひおすすめしたいと思いました。

もちろん、思春期のお子さんにも。一日ですんなり読めますよ。

生きるための力を与えてくれる良書です。

親子で読んでみてほしいです。