勤めている就労移行支援施設にて、いよいよ作業が開始を始めました。
就労支援Bでは、水産加工品である、犬のおやつ「わんにゃんおやつ」が完成しました。商品名も登録を済ませています。
これは、まぐろ100%に、アシタバをまぜただけの、自然食品の犬のオヤツです。
骨までミンチで入っていて、カルシウムもたっぷりです。
しかも、変な混ぜものが入っていないので人間でも食べられます。試食させてもらったところ、味がないマグロのフレークのようでした。
このラベルは、羊飼いの作です。現在は試食を作っている段階なのですが、印刷した袋を発注しているので、それが来たら、店頭に並べるそうです。
冷蔵庫で1か月保存できます。
販売ルートも、すばらしく、商品が完成したあかつきには、中央高速道路のサービスエリア(談合坂SA)などで販売するそうです。
これは、水産会社の理事長のおかげでもありますが、わが施設は県からも就労移行のモデル施設となっているようで、県のプッシュもあったそうです。
まず、この製品を柱として、徐々にいろいろな水産加工商品の開発も行っていくそうです。
とにかく利用者さんに働く喜びと、それに見合った賃金を支払いたいという理事長の夢もあり、みなでその夢に向かって進んでいるところです。
さて、わが施設は、就労移行Bと、生活支援をしていますが、就労支援Bは水産加工。
そして、生活支援ではおもに木工なのです。ですが木工というのは、なかなかすぐにものになるような商品にならないため、見栄えも考えて方向転換を図っているところです。
まずは、ビーズと根付けの携帯ストラップです。
そして、ペットボトル編み機で作るマフラーなどの手工芸、段ボールの織機で作るコースターなどを考えています。
みな、集中力があるため、3日もあれば、空き時間にちょこちょこと作ってくれます。なかなか様になってますでしょう。
このマフラーも完成品。T君が作ってくれました。
一人で作ることはまだ無理なのですが、職員が手を貸してあげると、どんどん楽しそうに編んでくれます。
白いぽんぽんをつけて、一つ完成しました。
また、手工芸と同時に、ジャム作りも試作から作り始めました。
T君は、洗いものと鍋をかき回す係りです。
おいしいジャムを食べられるとあって、気合が入っています。
施設初の、柿ジャム完成です。
ちょっと感動です。
柿のジャムは和菓子のような味わいです。試食したところ結構評判がいいのです。これは商品化できそうです。
近隣農家からも提供してもらえますし、話題性もありますし。
「梨と林檎のジャム」です。
さっぱりとしたフルーティーなジャムです。
ただ、梨と林檎は山梨の特産品ではないですし、ちょっと価格的に難しいかもしれません。
やはり地元の果物を使いたい、それがこだわりとして、施設の商品の特色にもなっていくはず。
きれいに洗うのが楽しいのです。
しっかりお願いしますね。
「トマトと林檎のジャム」です。
トマトと林檎を半分の割合で配合しましたので、トマトとは思えないフルーティーな感じです。
このトマトと林檎のジャムは、今日届いたばかりの90ccの新しい瓶に詰めてみました。
商品見本として配ったり、売店にて販売をする予定です。あまり見かけないので、面白いのではないかと思ったわけです。
試食してみて、食べやすい不思議な感じがみなに受けました。
まだ本格的には始動していないジャム部門ですが、これからいろいろと試作しながら、商品化していく予定でいます。
これらの商品は、12月5日からの「夢見る羊のクリスマス展2008」にて出品し、販売する予定でおります。
みかけましたら、ぜひお試しくださいね。