羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

我が家の犬事情

2006-10-31 08:56:36 | ペット

本日めでたく、我が家の駄犬、チェリー2歳になりました?ここで、記念ビデオです。

2歳といえば、こいつを飼い出してあまりの激しさに、どうなっちゃうの・・とめげていた頃、ある愛犬家の方から、2歳になれば落ち着くよ、と聞いていた年齢。

今日で2歳・・・落ち着いただろうか・・・否、変わらない。相変わらずの落ち着きのなさ。ビデオの早送りのような動きは、健在のまま。これは、もしかするとこいつの個性なのか。世の中には落ちついたイタグレも存在するらしい。が、我が家のイタグレは、全くそんな気配はない。動きが激しいので、太らない。食べさせてはいるが太らないのである。

我が家における犬、という存在について考えるいい機会なので、考えてみた。我が家における犬は、あくまでも犬。間違っても家族ではない。よって羊飼いは愛犬家ではなく、犬の飼い主である。子どもたちはどう思っているのであろう。娘にとってチェリーちゃんは?すると娘「姉妹、妹だよ」と言っているが、普段の様子から、全くその気配は感じられない。羊飼いが言わなければ、犬の世話など何一つしない。ゲージから出すこともめったにない。

息子にとってはどうか。これまた冷めたものである。「僕の犬じゃない、ネエネの犬だから世話しないよ」と普段から宣言している。しかし、夜の犬の散歩時には、一緒についてくる。姉は家で、留守番。結局のところ、娘の誕生日のプレゼントで買ったこの犬は、羊飼いが世話をする羽目になっている。ほっときたいが、そうもいかないので、困るのである。そして、世話をすると、カワイクなると言われていたので期待していたのであるが、全くその気配はなし。間違って犬の鼻が羊飼いの体にピトッとつくと、冷たさと気持ち悪さで、つい叱ってしまう体たらく。犬は嫌いではないのだが、飼うのは嫌い・・・そういうことにしておこう。

とりあえず、2歳おめでとう。ま、りんごでも食べて頂戴。


人間について学んだ8日間・・

2006-10-30 22:33:05 | 作り方・手仕事

本日を持ち、全8日間に及んだヘルパー2級講座が無事終了いたしました。カンタンに8日間と言うなかれ、これが想像していたよりも、エネルギーを消費したのです。

一日、教室の中にいるというのも、久しぶりなら、字を書く、教科書を読む、考える・・全てが、お久しぶりねっ・・という感じ。しかも、お年寄りの介護という、未知な世界。なのであるから、疲れ方も並大抵ではない。結婚して丸10年。仕事にも就いていなかった羊飼い、コレだけ長時間の拘束にまいってしまったわけ。

さらに、まずいことに、子羊たちが荒れてきました。普段の甘やかしがここに来てふき出したような感じです。自分が悪いのでありますが。家に帰っても母がいないという、それも週にたったの2日間・・。それだけで、息子羊が赤ちゃん返りしてしまい、頼みの綱の娘羊までもが、寝る前にママの腕枕を求め、ちょっと叱っただけで、すぐ泣く。かなり参りました。

ま、こんな日々もあと少し。あと4日間、施設実習をこなせばよいのですから。あとは、体力勝負ですね。

今回の講座では、ヘルパーとしての基本的な心構えの基礎の基礎を学習しましたが、みな、人間として当たり前の態度。いかに当たり前の態度が難しいのか、思い知らされるような講習でした。やはり、基本は、人としての愛情があるか、ということに尽きると思います。実習で、ノウハウや介護技術をいかに習得しようとも、これがなければ、全て無です。

こんなことがありました。講習を受けて、多少お年寄りに自信のついた、羊飼い。特養の講師のときに、ちょっとその技術と知識を使いたくなりました。

皆さん、車椅子。そうそう、車椅子で移動する際は、必ず足をフットレストに乗せなきゃね!!と「足を乗せますか?」と訊ねて、Kさんの足を乗せようと手を伸ばしたとたん・・・「いいの、このままで!!」と手を振り払われて怒られました。左足に麻痺があるので、伸ばしていたほうがラクなのです。

このように、ちょっとやそっとの知識、介護技術などは、お年寄りの年輪の前には吹っ飛びます。何にも知らなかった頃のほうが、かえってお年寄りを良く見ていたような気さえします。学ぶことで、かえって余計な事に目がいってしまい、肝心の本人をみていないのですね。

お年寄りだって、何も出来ない風に世話をされるのは、さぞや不快であろうと察します。そこが、子ども相手と違い難しいところです。やはり基本は人間の尊厳を認める。ということなのでしょうね。その辺については学ぶことは、多いです。

いろいろありましたが、終始、老いるということの意味を考えさせられた講習でした。いろいろな意味で、非常に勉強になったのでした。

さてここで、H市のMさんより、クリスマス展に出展する予定の、羊毛フェルトのピンクッションの映像が届いております。かわいいですー。みなさん、ぜひ買いに来てね。数量限定早い者勝ち。

061031_090401 羊毛フェルトの小物は、目玉商品ですからね。その他、老人ホームのお年寄り作、帽子、マフラーも、超破格のお買い得です。クリスマスパーティーのプレゼントにちょうどいい値段設定のものも多数。そして、ここでしか、多分手に入らない、作家物の小物は本当に貴重品ですよ。

ぜひ、いらしてください。12月6日から12月10日です。

また、毎日クリスマス小物を作れる体験工房も開催。予約も受け付けていますので・・。この機会にぜひいかがでしょう・・。

しかし、自分の作品は、今回本当に作れるかどうか・・もしあったら、本当に貴重品ですので。


えらいこんだねぇぇ・・・

2006-10-30 02:22:47 | 子羊・日常の様子

Img_0350 Img_0358 今日は、朝から「NPO法人虹の谷」の畑にて、親子でボランティアしてきました。この畑は、上帯名といってT湖の上の方、山に登ったところにあります。

Img_0365 Img_0355 そこから見る町の景色は、最高。きれいな空気の中、せっせと蕎麦の収穫をしてきました。蕎麦の実なんて、見たことの無い子羊たち、どんなに喜ぶだろうと思ったら、案外感動もなく黙々と働く子どもたち。

Img_0371 Img_0368 午前中ずっと刈り取り。そのうち、ハンディのある子たちと一緒の作業も、イタについてきました。

息子羊Img_0377は、蕎麦よりも虫取りに夢中です。今日のお宝は、かまきりとかまきりの巣。バッタなどは、もうすでに珍しくないのでした。娘は、ひたすら花を摘みます。ここ に、きれいな菊が咲いていたのです。また、この場所は絶好のコダマのポイント。「やっほー」などはあたりまえ。みんなそれぞImg_0372れに大声で叫びます。「ママのバカー」これは、誰だかわかりますね・・。コダマになって返ってくると大喜び。しばし、コダマ合戦が続きます。

その間、羊飼いは、せっせと蕎麦の束を紐でしばる作業に取り組みます。午前中には終わらせたいものです。なんとか、終Img_0380了してヤレヤレ。子羊らも疲れたのか、早くマックに行きたくてぐずってきました。

いちおう、全て刈り取り、あとは干して終了です。

この蕎麦は、収穫祭にて食べられるそうなので、今から楽しみにしています。

Img_0384 このような自然体験は、学童期には、特に必要であると考える羊飼いですが、H冒険隊しかり、畑の作業しかり・・どちらもとても子どもにとって、いい体験です。羊飼いが子どものころ、母の実家がそうでした。しかし、我が子羊たちには、そのような田舎はありません。だから、特に大切に考えています。

かまきりの巣はこんな形、蕎麦の実は四角いよ・・言葉で、説明するのは簡単ですが、自分の体験から学ぶということが必要なのですね。カマキリの巣を、何が入っているのか、つぶしたり、開いたりしていた息子。「なーんだ、泡ジャン」と一言。そう、そんな体験がいいんだよね。カマを持って実際に刈り取るのも、「結構えらい(ここらの方言で大変というような意味)こん(事)だねぇ」としみじみ。

その蕎麦を食べたら、もうあとは何も言うことはないでしょう、ないはずだ。

いい体験、疲れたけれど、ありがとうございました。

最後に、息子羊のはりきり映像をどうぞ。がんばってます。


さて、今日のあれこれです

2006-10-28 21:18:48 | 作り方・手仕事

Img_0341 Img_0333 いいお天気だったので、K沢のアウトレットへいってきました。さすがにあちらは、寒いですね。小羊らが薄着で寒そうだったので、上着を買い、着せましたが。ちょうど、ハロウィンだったので、仮装したお姉さんが飴をくばっているところに遭遇しました。

Img_0337 アウトレットは、かぼちゃとクリスマスが渾然一体となっています。今週でハロウィンもおしまい、あとは、クリスマスの準備ですね。

かわいい、クリスマス小物もいろいろと買い込みました。

Img_0331 Img_0338

Img_0344 そして、秋物セール品を買い、帰りにRナーレのショッピングモールへ寄りました。ここもハロウィン。こんなに大きなかぼちゃに喜ぶ子羊たち。

お店は、一部クリスマスという感じです。

Img_0343 いたるところに、かぼちゃのオブジェがあって、なかなか、雰囲気でてましたよ。

ここで、お茶をして、今日の遠出はおしまいでした。

そうそう、アウトレットからの映像もあります。ご覧下さい。

さて、Mさんより、小学生の子どもさん対象に、かぼちゃづくりをされたというご報告がありました。

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こちらが投稿写真。これが今年最終のかぼちゃかなぁ・・なんて、羊飼いもしみじみです。

どこか、最終の趣をただよわせた、いいかぼちゃですね。

子供さんたち、楽しんだことでしょうね。良かったよかった・・。では。


習い事 その3

2006-10-28 20:59:22 | 写真

 娘羊は、今のところ習い事はひとつだけです。今年の夏までは、歌を習っていたのですが、歯の矯正のため、やめました。

 ひとつだけの習い事が、W教室です。ここは、娘羊が3歳の頃から通っているお教室。かれこれ、5~6年になるでしょうか。

Img_0315  本来このお教室は、障害児のための治療教室なのですが、縁あって、娘もお世話になっています。T先生はシュタイナー教育の勉強をされた、れっきとした、教師の免許をもつ方なのです。

 娘が幼児期には、お話を中心に、シュトックマー水彩絵の具のにじみ絵などや、ライヤーの演奏、手遊びをしていただきました。学校に入ってからは、お勉強を中心に見て頂いています。今は、息子羊も通っています。

Img_0317Img_0313   もちろん、ここは、娘が通っているお教室なのですが、はっきり言って羊飼いの勉強のための教室のようになってます。それは、先生とのお話を通して、親の私が学ばせてもらっているからなのです。子どもと親共々学ばせてもらえるなんて、全く持ってありがたいことです。

Img_0311  来月、娘のクラスの担任が交代になることになりました。娘は、巡り会わせが悪いのか、小学4年生の今現在、なんと、5人も担任が変わっているのです。今度いらっしゃる先生で6人目。公教育の現状なんて、全く子どもの成長なんか考えていません。シュタイナー学校では、8,年間同じ教師が持ち上がるというのに、とんでもない話ですね。考え出すと腹が立ちすぎてどうしようもないのですが、ここで、あらためて、W教室に通っていることの価値がわかりました。

Img_0316 T先生に小さい頃から長く、継続して見ていただいているおかげで、学校のひどい状況でもなんとか、耐えることができます。娘も、どこかで安心感があるのか、担任が変わるといっても、さほど心配はしていないようです。羊飼いもそうです。

そんなわけで、これからもきっと長くお世話になることでしょう。

よろしくお願いいたします。

今回の写真はお教室の待合室の様子、季節のテーブルとライヤーです。