羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

芋ほり、麦刈り

2007-06-30 17:10:48 | 子羊・日常の様子

  Img_3798      本日は、NPO法人虹の谷の、ファーム教室へ子羊たちとボランティアで参加してきました。 

         

Img_3799畑も、しばらく来なかったうちに、こんなに蕎麦が大きくなり、綺麗な花畑となっていました。小さくて、かわいい花。蕎麦の花なんて、初めてみました。

さて、今日は、芋ほりと麦刈りです。

Img_3806前回植えつけた種芋から、新しくたくさんの芋が出来ています。この芋は、アンデス原種ということで、皮の色が紫色。きれいな珍しい芋です。

Img_3823昨日の雨のおかげで、土が柔らかく、面白いように、どんどん掘れます。みな一生懸命です。カンタンにほれるのと、土の中にゴロゴロ出来ている芋がおもしろく、子羊たち夢中で掘り進んでいきました。(クリップライフの映像をご覧くださいね。)

   次に、Img_3830_2麦刈りです。ここのスタッフでもある、W教室のT先生より、Img_3832_1いつも手伝ってくれている御礼と、子羊たちにそれぞれ鎌をいただいていたのです。なので、マイ鎌を持って、仕事に精を出します。この鎌も、これから稲刈りなどにも重宝しそうです。ありがとうございました。最初は、Y先生から、麦刈りの方法を教えてもらいながら、こわごわとやり始めました。

Img_3834 Img_3795 よく切れるマイ鎌のおかげもあり、息子羊は軽快に刈っていきます。娘羊はバテ気味、休みながらの作業ですが、さすがに5年生、自分で出来そうな仕事を見つけては手伝っていたようです。

Img_3840 次は刈った麦を束ねていきます。これを拾っては運ぶのが子羊たちの役目。どれだけ運んだか、数を数えながらがんばります。なんだかんだと、9時から始めた作業、12時にはお約束のように終了となりました。

         Img_3845              

Img_3849 収獲した芋は、みんなで分けました。娘羊は、かわいい芋ばかりを専門で詰めてImg_3853、息子は大きい芋。さて、これで何を作ろうか?ずいぶんたくさん芋をもらいました。ありがとうございます。麦は学校で見せるために3本ばかり頂きました。

そんなことで、息子羊も、畑の手伝いを始めるようになってから、どんどん成長しているようです。自分のすべき仕事をきちんとこなすことも、体で体験しています。このような時期に、こういった畑を体験するのは、とても大切な事です。もう少したてば、嫌になるはず、でも今は楽しんで作業出来ます。この、体に染み付いた経験、それが、大人になった時に生かされてくる。忘れていても、いつか必ず役に立つのでしょう。

さて、家について、シャワーで汗を流した後は、芋料理?2種類作りました。この芋はすぐに柔らかくなって崩れるということで、ポテトサラダなどにいいらしいです。ですが、今日は、ちいさいかわいい芋を丸ごと使ったお料理に挑戦です。

一つ目は、「アンデス芋のハーブソルト

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娘羊がもらった小さい、かわいい芋をよく洗い、皮ごと素揚げします。そして、揚げた芋にハープソルトをふりかけて出来上がり。あーなんてカンタン。

もう一つは「アンデス芋の丸揚げ炒り煮

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Img_3854Img_3857  こちらは、揚げた小さい芋を、鍋に入れ、醤油、ミリン、酒、塩少々を芋にヒタヒタ位に入れて、汁気がなくなるまで炒り煮します。照りが美味しそうな一品。食欲をそそりますね。

2つとも、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

みなさんも新鮮なお芋が手に入ったらぜひ、やってみてくださいね。


手仕事カフェ・・人形作りについて

2007-06-29 02:03:59 | 作り方・手仕事

6月27日、N市のMさん主催、「6月の手仕事カフェ」がありました。このカフェも、人形作りを主体に、Mさん手作りカフェパンの魅力もあり、だんだん定着してきたようです。

Img_3792 新しい参加者1名、2体目作成3名、前回から参加2名の計6名の参加となりました。今回はすべて人形づくりです。このカフェは、手仕事ならば、参加料を支払って持ち込んで作業も可能です。なので、羊毛の手仕事なども、希望があれば教えることもできます。

さて、今回のカフェでのテーマ、「人形づくりというのは、実は器用不器用ではなく、思考力の問題」についてです。(特に、Img_3790 ヴァルドルフ人形の場合ですが。)今回はその話しを交えながらの会となりました。

思考力がないと、ただ教えられただけでは、いいお人形になりません。自分で、人形の姿や、形、そして、作ることの意味を思考できないとならないのです。

どうして、この作業をするのか、常に考えることが大切です。最初の1体は作るのに夢中で、それどころではないので、私もそこまでは、要求しない部分も多々あります。

が、やはり、少しづつでも、疑問を膨らませることが、大切です。なんでこんな作業をするんだろう・・とか、こんなに面倒なことをなぜするのか、などです。それは、実は後になって、自分で答えが見付かるのですが、すぐにではありません。また、1体を作り終わると、あの作業はこういうことなんだ、とわかります。子どもが答えを出してくれることも、あります。必要なのは、正しい答えを見つけることではなく、思考することなのです。

羊飼い、なのであまり説明をしません。多分、尋ねられても詳しくは答えないと思います。自分で思考して欲しいからです。

今回は、参加者に考Img_3791えてもらうために、「人形作りをすると、社会や人の役に立つ人間になる」という話しをしました。もちろん、なぜかは話していません。

ここで、「どうしてでしょうか・。」と、聞かれたら、ぽろっと答えてしまうかもしれないのですが、みな、作るのに必死で、それすらも聞いているかどうか。なので、そのままにしておきます。深層意識に、その言葉が沈んでいき、時がたっていつか自分の中で納得のいく答えとめぐりあったときに、ハッと私の言う意味をわかってくれると思うからです。

今回は、そんな会話もチラホラしながらの人形づくりでありました。いつ参加しても、楽しい集まりでもあります。

カフェタイムは、またまた、美味しいパンを頂きました。いつもご馳走様です。天然酵母で作るパンは、香りも味も格段に違います。一度食べたら、やみつきですよ。

Img_3794 シナモンパン、非常に美味しかったです。

また、今回のお茶はレモンバームティーとのこと。冷やして飲みやすかったのです。


いろいろな癒し・・

2007-06-25 21:31:23 | 羊飼い的、日々あれこれ

昨夜、深夜勤務でした。朝、なんだか肩甲骨のあたりから首、後頭部、全て左側が凝りのように痛み、特に後頭部は動かすと痛み、ツライ状態でした。

左肩甲骨のあたりを押すと、凝っていて、気持ちよいのですが、後頭部の痛みはなかなか引きません。一昨日あたりまで、フェルト作りなどで体を使って筋肉痛があり、それはルストックスで効いていたので、ルストックス200Cを試してみました。が、特に変化はなし。

午後、昼寝でもしようと、横になっても、ギンギンした後頭部の痛みがあって、すっきりしません。なので、よく寝られない。

起きてから、ちょっと体がだるく、しかも喉がすれたように痛い。もしや・・・これは、ジェルセミウムでは?

セルフケアなので、気軽に試してみることにしました。先日、母が同じような症状の時にジェルセミウムで効果があったのも思い出し、すぐに30を飲んでみると。

なんと、すぐに効果が。完全に痛みがなくなったわけではないけれど、全く痛いのが気にならなくなりました。動かすと痛むのはまだありますが、朝の状態にくらべると格段に楽です。本当に30を一粒で効いてしまうのには、驚きです。今は首が動かせますし、喉の痛みも大丈夫。気になっていた肩甲骨から肩の痛みも非常に楽です。

こんなことがあるので、ホメオパシーは、はずせません。しっかりと自己診断できてセルフケアすれば、こんなにも効果があるんですから。

今回のジェルセミウム、風邪の初期にいいということ。私にも効くレメディということがわかりました。

さて、昨夜から、オーラソーマのボトル選びにはまっています。選んだボトルで、自分の状態がわかるのです。ちょっと気の利いた占星術のよう。ボトルは綺麗ですし、人によって全く選ぶボトルが違う・・とても、興味が湧きます。http://artbeing.com/aura-soma/reading.htmlこのアドレスで、ボトルが選べるので、興味のある方は挑戦してみてください。

またこれが、私の状態にあまりにも、ピッタリで、笑うしかありません。もちろん自分が選ぶんですからあたりまえです。その選んだボトルを体に塗ると、またいろいろ効果があるらしいのですが。それはこれから、調べてみます。今は興味のみです。

友人にも試してもらった結果、これまた、なかなかの結果でした。自分でも意識していない、深層意識からくみ上げているようで、ビックリです。

今日は、ホメオパシーのレメディで、ビックリ、そしてオーラソーマでも非常に驚いた一日でありました。

自分を探すひとつの方法として、非常に有効だと思います。

ぜひ、お試しを・・。


ピッコロって・・

2007-06-24 13:05:28 | 子羊・学校と習いごと、部活

息子羊が、金曜日に学校からなにやら持って帰りました。

学校で育てたという野菜「ピッコロ」。初めて聞く名前です。太目の根っこがついた葉っぱです。これは何?

Photo_27 で、慌ててネットで検索して調べましたところ、早生のミニ人参のことらしい。この写真がピッコロなんざんす。ナマで食べると美味しいらしいです。

でも、あの小さい根っこが人参?

そういえば、息子羊が「これは人参の葉っぱだから」・・と、説明してくれたような。まぁいいか。間引きでもしたのでしょうか。子どもたちに少しづつもたせてくれたようです。

で、先生のお話だと、天ぷらにして食べると美味しいという。息子羊、私にはりついて、「テンプラテンプラ・・・」と、呪文のように唱えています。私が、なんでもいいんじゃないの?と言うと、だって先生が天ぷらにして食べなさいと言ったもん・・・。

仕方ない、天ぷらね。3本ほどしかないピッコロの葉を天ぷらにすることにしました。

ところで、その日。仕事先での昼食当番(なぜか職員が利用者さんの飯づくりをする珍しい施設なのです。)だった私。メニューは天ぷらそうめん。12人分の天ぷらを油臭くなりながら、ふーふー言って揚げてきたばかり。

また、天ぷら?しかも、他に揚げる材料が何もない。これだけのために天ぷら。

「明日にしなさい」と言う羊飼いに、「今日食べなきゃダメになっちゃうって先生が言ってた」と騒ぐ息子羊。根負けし、ついにテンプラは完成しました。何せ、昼間で練習していた羊飼いのテンプラの腕前はプロ。

カラッと美味しそうに出来上がりました。どうせなので、大きいまま。豪快に。

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出来上がりは、こちらでございます。

岩塩を少々ふって食べました。パリパリして美味しかったです。

ちょっと高級野菜の雰囲気の香りもありました。少しだけついている人参(?)も、味わえました。

子羊たちも大喜び、取り合いで食べておりました。

しかし、一日の締めくくり、またもや、天ぷらとは。


裁縫箱袋を作りました

2007-06-23 18:23:37 | 作り方・手仕事

いよいよ、娘も5年生。今年から家庭科で裁縫が始まりました。

初めての裁縫の日の前夜、急に「ママ、明日から裁縫だよ?楽しみなんだー?

と、言われても・・・。まだ、名前も書いてないし、裁縫箱を入れる袋も作っていない。

明日朝、早晩の勤務なので早く寝たいのをガマンして、裁縫袋づくりに精を出しました。

袋づくりは基本的に好きです。羊飼いが作るのは、たいてい布を2重にする方法の袋づくりです。これだと、端の始末をしなくても良いし、リバーシブルにもなるし、中の布を工夫すると、結構おしゃれ♪にも仕上がるのです。

数々つくりましたが、今回もこの方法で作ろうと思って工房を見回すと・・、あれは・・。

なんと、2002年に作りかけの布が目につきました。ヴァドマルという布地です。スウェーデンの生地で、ウールの布地をさらにしっかりとフェルト化させているので、丈夫、端がほつれない、しっかりとしたものです。

これに、毛糸で刺繍したものがあったのです。これは、最終的にシュトックマーのブロッククレヨン入れになる予定でしたが、出来上がる前に子どもたちがブロッククレヨンを卒業してしまい、なんとなく、ほっぽり出してありました。なんと2002と刺繍が入ってます。ご愛嬌・・。

さて、その刺繍した布地に、足りない分の赤いヴァドマルの生地を縫い付けて、裁縫入れにすることにしました。横幅、ピッタリ。少しだけ端の始末をして、完成です。

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Img_3767 学校に持っていった娘羊。「先生が、これが刺繍です・・と、みんなに見せたよ」とのこと。でも、刺繍なんていえるほどの代物ではないので、ちょっと恥ずかしい羊飼いでした。

娘羊も、かわいいと気に入ってくれて、随分長いこと放り出してあった布も、やっと日の目を見ることができてよかった。

あとは、持ち歩きのために取っ手をつけて・・と娘羊に頼まれていますので、それは、また今夜にでも。

Img_3768 久しぶりに、自分のための夜なべ仕事がとても楽しかったー。ちまちま刺繍をしたりするのもいいものですね。

手仕事の楽しさに、あらためて感動した羊飼いでありました。暇をみて、また何か作りたいです。

しかし、今の学校教材のセンスの無さには、泣きたくなります。

Img_3770 今回娘羊が選んだラスカル・・これはまだましなほう。市販のもので揃えようとしたところ、学校のリストの中から注文しなくてはならないと聞き、ビックリでした。

羊飼いは、子どもの持ち物には、本物の質の良いものをと、特に気を使い、考えているのですが、裁縫箱などは特に、あとあとも長く使える、ちゃんとしたものを揃えてあげたかったです。

仕方ない、この裁縫袋にその気持ちを込めました。喜んでくれただけで、うれしいです。

しかし、5年も経っていたとは・・・。それも驚きでありました。

さて、学校から戻った娘羊、私に、目の玉をむき出して話すには「ママ、今日の家庭科、何したと思う?針に糸を通してコブを作っただけだよ!それでおしまい!信じられないら?」

ともかく、楽しかった様子。針に糸が通らないお友達がいること、それが不思議そうでした。