カバラ誕生数占いの続きです。
前回は1について、述べました。
今回は 誕生数2と3の人についてです。この2と言う数字は、カバラを知らずとも、「使える数字」という感じがします。バランスがとれていて、役に立つ数字のようです。反対に3は、なんだか現実世界で役に立たない数字に思えますね。さて、カバラでは。
誕生数2の人
長所です・・・・感受性、親切、母性的愛情、想像力、平和的、繊細、きくばり、神秘的
短所です・・・・わがまま、気分や、依存心、怠惰、夢想、支離滅裂、偏屈、ヒステリー
などです。
・平和的で思いやりの持ち主。地味であり、目立つ存在ではないです。このようなつつましい性格を形成しているのは、繊細な感受性です。想像力も豊かで空想の世界で物思いにふける傾向。霊感もけっこうあります。
しかし、それらがコントロールできないとネガティブな面が現れます。人のささいな言葉で深く傷つき、空想でそれを実際よりもふくらませてしまう。人の影響をうけやすいです。
とにかく、物事を表裏から考察する2面性を持ち、それが優柔不断、分裂的な性格の原因となっています。それをうまく統制すれば、かなり大胆な能力を発揮できます。
誕生数2の人の使命です
イメージの世界で構築された、あるいは発見した価値あるものを目に見える形で具現化することです。
たとえば、芸術です。人の気づかないような美を絵画や彫刻や音によって形にしていきます。小説や演劇の分野も考えられます。学問は心理学や社会学など。
一般的に2の人は実行力に乏しいので、空想の世界で実行したつもりになり、それで何足してしまいがち。これでは、物事の本質は見抜けません。環境も選んだほうがいいようです。荒々しい競争の場は長所を萎縮させます。
物事に執着しすぎなければ、真の自由と幸福が次第に芽生えてきます。
誕生数2の代表的人物です
川端康成・小泉八雲・山田耕作・ヴント・中山みき
次に誕生数3です
長所・・・快活、楽観的、開放的、優雅、友好的、社交的、聡明、礼儀正しさ、率直
短所・・・無思慮、極端、虚栄、皮相的、意思不定、耽溺、無貞節、ぜいたく
この数字を持つ人は、概して幸運だそうです。性格的にも陽気で楽観的だからでしょう。楽観的は、潜在能力を発揮し、困難を打開する最大の武器なのです。
束縛を嫌い、自由を愛します。落ち込んでもくよくよ悩みません。人との交際を好み、話上手で聞き上手です。だれからも愛される性格です。
しかも、多芸多才。好奇心が強く、ゴシップから崇高な哲学にいたるまで、大丈夫。しかし、冷めるのも早いのです。自分のモラルで生きる自由人です。
これが過ぎると意思不足、中途半端な生活になります。下品なことは好まず、上品でハイセンス、気品を保っているのがこの数字の人。根が正直なため、思ったことをそのまま口にしてしまうので、人を傷つけてしまいます。が悪意はありません。
開放的で自由奔放、あまり物事にこだわらず、それでいて個性的な3の人は親しみやすく魅力的な人です。
誕生数3の使命
精神的な喜びを人々に与えることです。人々が心の中で願っているものの、叶わないことを3の人がかわりになしとげます。そして、みなが喜びます。自分でもできるかもしれないという希望を与えるからです。
地上と天界の橋渡しの役割もあります。精神的な喜び、物質的に向けられた目を天界に向ける役割もあります。3の人の素晴らしい面は、物事に深く執着せず、楽観的で希望を見つけ出す力に富んでいることです。そして、人々から愛されて人気があります。特に著名な友人に恵まれ、その方面からの助力を求めることができます。
気をつけることは、表面的な美しさにだまされず、常に本質を見抜く目を養うことです。人や物を外見だけで判断したり、自分を虚栄で飾ったりすることは、真理を遠ざけることになります。
誕生数3の代表的人物
ベートーベン・ゲーテ・ビクトリア女王・武者小路実篤・国木田独歩などです。
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以上です。誕生数2の女性の人物像は、多少面白みにはかけるものの、情が深く穏やかで、相手をつつみこむような感じの人です。ただし、傷つきやすい面があり、それが相手を困惑させることもあるかもしれません。
誕生数3の女性ですが、非常にあっけらかんとしています。しかし、話をすると、物事の本質を的確に捉えていて、物質界に染まった私たちをどこか精神的に導くようなところがあります。
ちなみに、誕生数1は、同性では3とは相性がいいようです。どうも同性の2とは、かみ合わない何かがあります。しかし、異性では、この反対です。母性的な2と相性がいいはずです。
相性の問題は、また、次回です。今回は2と3でした。