羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

エネルギー

2009-08-31 07:01:39 | 子羊・日常の様子

先日、山梨キッズゲルニカプロジェクト に親子で参加してきました。

たて3.5メートル横7.8メートルの巨大なキャンパスにみなで平和を描いていくという試みです。

南アルプス市という、我が家からは少し遠いところでしたが、夏休み最後のイベントとして楽しみに行ってきました。

Imgp1623_2 今回は、近隣の中学校の生徒などがボランティア参加で狩りだされ、おそろいの体育着を着た中学生がたくさんいました。

また実行委員長が地元中学出身の大学生であり、大学生のボランティアもがんばってくれていました。

 

 

Imgp1625_2 会場内には、今までに描かれたゲルニカの絵がたくさん飾られていて圧巻です。

 

 

 

 

Imgp1626 外国の子どもたちが描いたものもありました。

色遣いなど、日本と違うと、感心。

 

 

 

 

Imgp1634_2 これは、めずらしい縦の絵です。

ゲルニカ活動ではあまり見ないそうですが、これがまた迫力です。

滋賀県でのワークショップで子どもたちが書き上げたものだそうです。その場のみなのエネルギーがあります。

最初は一粒の種から始まり、成長し、大木になり実をつけて完成したのだそうです。

ストーリーを感じる素晴らしい作品ですね。

 

 

 

Imgp1631 今回、近隣の中学生もたくさんボランティア参加してくれていました。

まじめでいい子たちだったのですが、これがあとでちょっと問題もありました。

 

 

 

 

Imgp1636 説明を受け、2枚のキャンパスに絵を描いていきます。 

 

 

 

 

 

Imgp1637 こちらは和紙に3原色で描くNPO法人虹の谷の準備中です。

 

 

 

 

 

Imgp1639 さぁ、紙を水で濡らし、いよいよ描き始めます。

娘羊も着替えて描き始めました。

虹谷から参加のRくんも、自分のイメージを描こうとかきはじめました。天才ですから。

 

ところが・・・・参加の中学生たちがまずかったというのがこの後、

仲間で来ているのが良くなかったのか、絵を描かずに遊び始めてしまいました。

夏休み中に体育着など着せられて呼び出されたうっぷんなのか、はしゃいでいるだけなのか、色と遊ぶという作業すらできない状態。

真中を陣取られて小さい子などもは周りでちょっと描くだけ。

せっかくR君が描いた絵も、どんどん消していってしまい、娘羊が怒っていました。

始終友達とふざけ、協力して描きあげようとか、絵に没頭するということもありませんでした。一人ひとりを見るととてもいい子たちなのに、なんでこうなってしまうんでしょうね。

滋賀県の中学生が描いた縦の絵で見るように、本当はみな実力はあるはずなのに、あまりの態度の差に愕然としてしまいます。

これが幼稚園、小学生のワークショップであれば、仕方ないのかもしれないですが、かえって小学生の方が絵に没頭して描けるのかもしれませんね。本当に残念。

このワークショップの前に説明会があり、先生が今回のテーマである「つながり」ということについて、質問をしたところ、中学生は誰ひとり意見を話せずマイクを向けてもうつむいているだけ、その中でR君は手をあげてきちんと意見を発表しました。

そういう場で自分を表現できず、仲間と群れた時にこのようになってしまう・・・。日頃押さえつけられ続けている日本の中学校の教育の問題点を見る思いです。

逆にわが娘羊やR君のような表現のできる子たちが生きにくいところになっているのではないかと思います。

Imgp1649そんなこともありましたが、めげずに描き続けていたR君と娘羊です。

 

 

 

Imgp1656最初は絵は厭がっていた息子羊も最後は参加し、楽しみました。良かった良かった。

このあと2回も転び、絵具だらけの服に、母は一瞬固まってしまったのでした。

 

 

Imgp1654 もうひとつのデザインしたほうも、少しづつ進んでいましたが、ちんまりとまとまっていました。

何かが良くなかったのでしょうね。夏休み最後でみなくたびれていたのかもしれません。

 この絵がどのようにまとめられて完成したのか、楽しみではあります。

 

それにしても、今回は絵もそうですが、違う意味で子どもの育ちについて考えさせられたイベントでした。

このキッズゲルニカのイベントは、各地中学校でも取り組まれていて、今回も展示がありましたが非常に素晴らしいものです。

丹波中学校の作品は、その中でもとても心惹かれる作品でしたが、聞けばこの学校は山の中で17名の生徒しかいないそうです。

それで3年間じっくりとみなで取り組み、卒業してもなおまだ書き加えたいという卒業生たちの思いがあり、まだ続いている作品とのこと。

そういう深みを絵からも感じられました。

今回の中学生たちも、一回限りの参加であったとしても、せっかくのこんな素晴らしい機会をふざけて終わったことは、とても残念なことでした。参加のみんなで協力して思い出に残るような作品にもできたのに。

後片付けなどとてもよく手伝ってくれて、それは素晴らしい活動でしたが、そんな風に思いました。

 

 


エネルギー

2009-08-31 07:01:38 | 子羊・日常の様子

先日、山梨キッズゲルニカプロジェクト に親子で参加してきました。

たて3.5メートル横7.8メートルの巨大なキャンパスにみなで平和を描いていくという試みです。

南アルプス市という、我が家からは少し遠いところでしたが、夏休み最後のイベントとして楽しみに行ってきました。

Imgp1623_2 今回は、近隣の中学校の生徒などがボランティア参加で狩りだされ、おそろいの体育着を着た中学生がたくさんいました。

また実行委員長が地元中学出身の大学生であり、大学生のボランティアもがんばってくれていました。

 

 

Imgp1625_2 会場内には、今までに描かれたゲルニカの絵がたくさん飾られていて圧巻です。

 

 

 

 

Imgp1626 外国の子どもたちが描いたものもありました。

色遣いなど、日本と違うと、感心。

 

 

 

 

Imgp1634_2 これは、めずらしい縦の絵です。

ゲルニカではないそうですが、これがまた迫力です。

滋賀県でのワークショップでみなが書き上げたものだそうです。その場のみなのエネルギーがあります。

最初は一粒の種から始まり、成長し、大木になり実をつけて完成したのだそうです。

ストーリーを感じる素晴らしい作品ですね。

 

 

 

Imgp1631 今回、近隣の中学生もボランティア参加してくれていました。

まじめでいい子たちだったのですが、これがあとでちょっと問題もありました。

 

 

 

 

Imgp1636 説明を受け、2枚のキャンパスに絵を描いていきます。 

 

 

 

 

 

Imgp1637 こちらは和紙に3原色で描くNPO法人虹の谷の準備中です。

 

 

 

 

 

Imgp1639 さぁ、紙を水で濡らし、いよいよ描き始めます。

娘羊も着替えてがんばっています。

虹谷から参加のRくんも、自分のイメージを描こうとかきはじめました。天才ですから。

 

ところが・・・・中学生たちがまずかったというのがこの後、

みなで来ているのが良くなかったのか、絵を描かずに遊び始めてしまいました。

夏休み中に体育着など着せられて呼び出されたうっぷんなのか、はしゃいでいるだけなのか、色と遊ぶという作業すらできない状態。

真中を陣取られて小さい子などもは周りでちょっと描くだけ。

せっかくR君が描いた絵も、どんどん消していってしまい、娘羊が怒っていました。

始終友達とふざけ、協力して描きあげようとか、絵に没頭するということもありませんでした。一人ひとりを見るととてもいい子たちなのに、なんでこうなってしまうんでしょうね。

滋賀県の中学生が描いた縦の絵で見るように、本当はみな実力はあるはずなのに、あまりの態度の差に愕然としてしまいます。

これが幼稚園、小学生のワークショップであれば、仕方ないのかもしれないですが、かえって小学生の方が絵に没頭して描けるのかもしれませんね。

このワークショップの前に説明会があり、先生が「つながり」ということについて、質問をしたところ、誰ひとり意見を話せず、R君だけは手をあげて発表しました。

そういう場で自分を表現できず、仲間と群れた時にこのようになってしまう・・・。日本の中学校の教育の問題点を見る思いです。逆にわが娘羊やR君のような表現のできる子たちが生きにくいところになっています。

Imgp1649そんなこともありましたが、めげずに描き続けていたR君と娘羊です。

 

 

 

Imgp1656最初は絵は厭がっていた息子羊も最後は参加し、楽しみました。

このあと2回も転び、絵具だらけの服に、母は一瞬固まってしまったのでした。

 

 

Imgp1654 もうひとつのデザインしたほうも、少しづつ進んでいましたが、ちんまりとまとまっていました。

何かが良くなかったのでしょうね。夏休み最後でみなくたびれていたのかもしれません。

 

 

それにしても、今回は絵もそうですが、違う意味で子どもの育ちについて考えさせられたイベントでした。

 

 

 


耕運機

2009-08-27 07:05:22 | 子羊・日常の様子

先週の日曜日、久々ファームに参加してきました。上帯名の畑です。

親子ともども、私と娘羊はボランティア、息子はファームメンバーでの参加です。

今回は、収穫の終わった畑の土を耕す作業です。

麦を刈り取った後の地面は、草も麦も残って土も硬いのです。

Imgp1580 ここは、風が涼しく、とても気持ちの良い場所。

今から作業をするぞと、みな張り切っています。

 

 

 

Imgp1584 まず、耕運機使えないチビ組は、このように。

下の草をかきとっていく作業をしました。

 

 

 

 

Imgp1586 大きい子たちは、このように、大型の機械を使って耕す作業です。

 

 

 

 

Imgp1585 息子羊もさせてもらいました。

小さいコマメにて、がんばります。草が絡むので、途中で草をとりつつ。

 

 

 

Imgp1591 そうこうしているうち、大きい方も使わせてもらえることになりました。

重いけど、なんとかやってみます。

これで一回り。

 

 

Imgp1596 休憩時間。

お菓子を食べたり、水分補給をします。

娘羊はトランペットを持っていったので

練習をしておりました。

 

 

Imgp1598 終盤。

娘羊も機械を使うことになりました。

最近、いろいろするのが嫌な娘羊ですが、

いざ使ってみると楽しそうです。

 

こういう機会はめったにありません。どんどん体験してもらいたいもの。

ボランティアなんだから、がんばってね。

そんなわけで、今回の作業は無事に終了となりました。

次回は、なんの作業になるのか、また楽しみです。

スタッフの皆様、ありがとうございました。私もとても楽しみました。


いよいよブドウジャムづくり

2009-08-16 11:06:59 | 作り方・ジャム&加工品

夏も最盛期。

いよいよブドウの季節になりました。

Imgp1515_3 知り合いの方から、アジロンというとても素朴で香りのよい、ブドウをたくさんいただき、それをジャムにしてみました。

種があり、実が小さいブドウをジャムにするには、やはり裏ごしするなど手がかかりますが、中には種と皮も一緒に煮込んでジャムにする農家の方もいるようです。

ですが、一般的には、種と皮を取り除いた、きれいなジャムの方が喜ばれると思います。特に商品にするときには。

アジロンのほか、ベリーA、巨峰など、色のきれいなブドウだと、色も楽しめますね。

葡萄のジャムは、独特の香りがし、とても美味しいので、毎年作るのが楽しみです。種類によってもいろんな味が楽しめます。

アジロンジャムの作り方(小粒で種のある甲州ぶどうでもよいです)

Imgp1511 葡萄1キロを用意します。

粒を枝からはずし、きれいに洗います。

鍋に入れ、少量の水を入れて煮ます。

このときに少量のクエン酸を入れるとさらに皮からきれいな色が出ます。

煮込んだ葡萄を、今度は目の粗いざるで、裏ごしし、皮と種を取り除き、ピューレを作ります。

このピューレ1キロにつき、砂糖を40%の目安で使います。

Imgp1513 ステンレスの鍋に入れ、中火から強火で煮込んでいき、全体量が三分の二ほどになったところで、砂糖を半分入れます。

さらに煮詰め、最後に残りの砂糖を入れて、ジャム化したら完成です。

冷めると固くなります。なのですこしやわらかいところで火をとめてください。

Imgp1516 20分ほど煮沸殺菌した瓶に詰め、ふたをして、さらに20分、お湯の中で煮沸し、冷まします。

これで完成です。

きちんと煮沸殺菌されていれば、このまま直射日光にあてないよう常温で1年は大丈夫です。

 

きれいな色のブドウジャムになり、大満足です。

また、香りもよいので、お菓子作りやデザートにいろいろ使えそうです。

葡萄がたくさんあったら、ぜひ作ってみてください。

酸味の強い、素朴な葡萄の方が失敗は少ないです。

 

 


夏休みの自由研究完成

2009-08-16 10:48:50 | 子羊・学校と習いごと、部活

息子羊の今年の自由研究は「山梨の古墳」です。

テーマは決まっていたので、実際に見学にいったり、あちこち訪ね歩いたりしていました。

Imgp1180 見られる古墳は少なく、山梨で一番古いとされている小平沢古墳は、中道町にあるのですが、まったく普通の雑木林になっていて、まずどこかわかりません。

この古墳は前方後円墳でなく、後ろも方墳となっています。

いわゆる前方後方墳というわけです。

やはり山梨で一番有名な古墳は、考古博物館敷地内の甲斐銚子塚古墳と、丸山塚古墳。

とにかく、公園になっているところを含め何箇所か回ってきました。

山梨で一番大きい、甲斐銚子塚古墳は、県立考古博物館の敷地内にあり、整備されているのでまずここを見学することに。

Imgp1134 これがお墓??と、最初は大きさにビックリの息子羊でした。

前方部に上ったところで、はいポーズ。

 

 

 

 

あちこちの古墳を回って写真などを取り、前方後円墳について調べて、なんとか完成です。

さて、後日。100円ショップに買い物に行くと、息子羊が「これ紙粘土でしょ、これで古墳をつくれるじゃんね、ハニワも作れるよ」

と、うれしそうな顔。早速買って帰り、前方後円墳作りとなりました。

これ、意外に楽しいものです。

今回の自由研究で一番楽しかったのがこれ。

Imgp1492 まず、長野県の森将軍塚古墳の復元された写真を参考にすることにし、前方後円墳を作りました。

後円部には竪穴式の石室を作ってみました。

それから、まわりに置くための埴輪づくりです。

 

 

Imgp1495 紙粘土が乾く間に、はいポーズ。

出来た自由研究のスケッチブックを持って写真をとってみました。

 

 

Imgp1497 乾いた紙粘土の埴輪に色を塗っていきます。

何しろ小さいし、数もたくさん。

 

 

 

 

 

Imgp1498 できた埴輪を、古墳の周りにボンドで貼り付けていきます。

 

 

 

 

 

Imgp1500 空き箱の内側に色を塗り、雰囲気たっぷりにしてみました。 

 

 

 

 

 

Imgp1503 空き箱の中に、出来上がった古墳を貼りつけたら完成です。

いやいや、ひと晩で作ったわりにはよく出来ております。

こんな感じかなぁと、想像しながら作りましたが、その当時の古墳なんて見た人がいないのですからね、いいんです。

 

とりあえず、自由研究が完成し、ひといきつけました。

夏休みも後半。お盆も終わり、いよいよ最終です。

長いような短いような。