羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

摘果のキウイ

2008-11-28 23:12:43 | 作り方・ジャム&加工品

Img_9961 昨日は、近隣の農家さんで摘果したキウイを使ってジャムを作りました。

このキウイは実はK先生が近所の農家さんから手に入れて、持ってきてくださったもの。

小さくて、出荷できないキウイを利用してジャムにできないかということでした。これがうまくいけば、捨てられてしまうキウイが行かせて、わが施設もジャムが作れるということになります。

さて・・・・羊飼い、キウイのジャムは初めてです。

実が硬いので、むくのが大変。ですが、ジャム化するのは意外に簡単でした。

問題は、色と酸味です。どのような作り方がいいのかと、しばし研究をし、ミキサー利用をすることにしました。

Img_9951それから、 皮剥き作業は、以前にレストランに勤務していたメンバーさんが大活躍。

とっても上手に皮をむくのでおどろいてしまいました。

私などより、とっても丁寧です。

 

 

 

Img_9952 キウイのジャムの作り方です。

皮をむいたキウイを、細かく刻み、ミキサーにかけてしまいます。

(こうすると、手早く煮込めるので、色の変色がふせげるようです。)

 

そのキウイに、少々のクエン酸を入れ、グラニュー糖を全体量の40%を目安にして入れて煮込んでいきます。

キウイの酸味や熟し度によって、加減してくださいね。

そして、何分か煮込んで、煮詰めて固くなったところに、残ったグラニュー糖を入れて、すきとおってジャム化したら、完成。

これを、熱いうちに、煮沸殺菌した瓶につめます。ふたをゆるく絞めて、さらに蒸気で20分蒸し、ふたをキュッと締めて逆さにおいて自然に冷めるまでおきます。

これで、ジャムが出来上がりました。

前回のマーマレードも、最初の下ごしらえには時間がかかりますが、煮詰め作業とゲル化は非常に簡単です。逆に手早くすることで、色もきれいに仕上がります。

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黒い種も、なかなか雰囲気がありますよね。

色もきれいに仕上がって大満足です。

甘酸っぱいジャムになりました。男性に好評です。 

 

  

こんな感じで、農家さんから分けていただいた果物や野菜を、少しづつではありますが、いろんな種類を試作しつつ、こんなにたくさん完成しました。

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これからの季節は、ユズが主力になりそうですが、キウイもまだ入りそうなので、作りたいと思っています。

これらジャムや施設の作品は、施設内の展示スペースにて販売(一個300円、2個で500円)するほか、大口でのご注文も承っています。

見学の時に、ぜひお試しくださいね。


柚子の香りにつつまれて

2008-11-26 20:19:21 | 作り方・ジャム&加工品

Img_9928 施設のメンバーさんのKさんから、大量の柚子をいただいたのが昨日。

それで、今日は柚子マーマレードの試作にとりかかりました。

 

おりしも、打ち合わせで、食品の専門家K先生が来所されていたので、ラッキー。

いろいろと相談しながら作りました。

柚子の香りを生かすためには、あまり手を加えないで丸ごと刻んで作る方がいいのですが、でもそれだとどうしてもえぐみや苦味も残ってきます。好きな人にはたまらなくても、ジャムとして販売するにはどうかな・・・と。

ここは、涙をのんで、皮の茹でこぼしと白い部分を除く方法を取ることになりました。

ポイントは種のペクチンを利用すること。

Img_9937 種を水に2時間浸しておくと、ペクチンが出て、ジャムになります。

この水と、果汁を、皮と一緒にグラニュー糖と煮たら出来上がるんですね。

 

 

Img_9938

 皮を刻みます。

 

 

 

 

 

Img_9941 皮を一度ゆでこぼしたあと、グラニュー糖をまぶしてしばらくおきます。

皮の量の80%程度の量の砂糖です。

 

 

 

Img_9945 そこに、果汁と、種をのぞいた水を入れて煮込んでいきます。

ここで、さらにグラニュー糖を加えると、すきとおります。

 

 

 

 

ゆるいかなというくらいで火を止めます。

Img_9946 煮沸した瓶に詰めて完成です。

酸味のきいたフレッシュなマーマレードになりました。

それにしても、柚子のマーマレードがこんなにおいしいなんて。グラニュー糖でなくてハチミツジャムもおいしいですよね。 

 

やはりコツとしては、皮を同じ大きさに切ること。あまり煮詰めすぎないこと。

それから、渋みを取るために一度か2度茹でこぼすのもいいですね。

できたマーマレード、パンにつけるのはもちろん、ヨーグルトもおいしい。さらに、お湯で割って柚子湯。これが非常におすすめです。^^

また、魚料理やさしみ、風呂吹き大根など和食の薬味に使用するという方法もあるようです。甘すぎない酸味のある柚子マーマレードならではの使い方ですね。

お試しを。^^

 

それにしても、一口にマーマレードといいますが、作り方の多様さ。

あとはどの方法で作るかを考える、みなが作りやすい方法で・・・それが大変でした。

 

 

 


リンゴ狩り

2008-11-24 22:07:11 | 子羊・日常の様子

今日は、子羊たち、虹の谷のファーム教室にて、リンゴ狩りに参加してきました。

羊飼いは、今日はボランティアをお休みです。ここ3週間ほど休みなくフル稼働していたものですから、ちょっと小休止であります。

さて、最初は参加にぶつぶつ言っていた娘羊も、いざリンゴ狩りとなると非常に楽しかったらしく、迎えにいくと、ニコニコ顔でした。

ママ、すごーくいっぱいのリンゴを収穫したよー。

と、話してくれました。

Img_9916 リンゴは、参加の子どもにもたっぷりと一袋いただきました。

さて、家にもどり、早速いただくことにしました。

最初は、おなかがすいた娘羊が、「ママ、リンゴ食べていい? 私、リンゴの皮剥いたことないからやってみたい^^」

と、いうものですから。

Img_9910 

さて、実際に包丁を使いはじめたのですが、意外に上手です。

私を見ていたのか、おばあちゃんの手元でも見ていたのか。

教えなくても結構できるもんですね。感心感心。

Img_9914 サマになってますよー。

 

 

 

 

 

それを見ていたボクチン羊も、やってみたくなりました。いつものことですが・・。

Img_9912 それで、マイ包丁と、マイまな板を持ってきて、こちらも負けじとむきはじめました。

うーーん、けっこうたいへんだ・・・

と、いいながらも、徐々に慣れてきたようで、

 

Img_9913 このとおり。^^

母も、ビックリの手さばきになりました。

 

 

 

聞けば、食いしん坊の息子羊は、私がいないときには、柿などを自分でむいて勝手に食べたりしているよう。だから慣れてるんだー。

この林檎、農家さんが、一本寄付してくれたらしく、毎年収穫していいそうなんです。

Img_9915 しかも、ほとんど無農薬、ワックスなどもしていない本当に自然のリンゴです。

だから外側は売り物のように見た目あまりきれいではないですが、木で熟したリンゴなので、甘くてみずみずしいことといったら。ミツもたっぷりでした。

いい体験をして、美味しいリンゴももらって、うれしい子羊たちでした。

この林檎は、これからいろんな加工をしようと思います。楽しみです。


最近のレメディ

2008-11-21 23:54:57 | 身体と心・自然治癒と免疫力アップ

2月のセッションで、スタッフィサグリアを処方された羊飼いです。

その時は、200Cと、1Mという、ポテンシーで処方されて、服用しました。

その後、数々のアグラベーションが起こり、精神面でも様々なことが起こりましたが、その中でも、身体に出た症状としては、7月頃からの右手薬指を中心に広がった湿疹が一番ひどい状態でした。

水を持った湿疹が出て、それがつぶれると乾燥してかゆく、どんどん広がって、ジクジクしたり乾燥して痒かったり、水を使うと悪化するなどの症状がありました。

しばらく、様子を見ようと、なるべく手袋などでカバーしてがんばっていましたが、痒さもかなりのもの。しかも、中指や人差し指などにも広がってきました。

ここまで、がんばらなくても、11月のフォローセッションで見てもらえばいいのですが、今回はセッションに行かれる日がなく、フォローアップはしていません。

かわりに、授業の時にR先生に診ていただいたところ、やはりフォローに来た方がよいとのこと。はい、それはわかるのですが、そう仕事も休めないのですよ。

とりあえず、こんな感じで我慢している状態ですが、このところ、寒くなり乾燥した指が今度はパリパリと割れていたみます。水はやはり厳禁なんですね。

今、生協で見つけた綿の手袋を日常的に使っていますが、これはすぐれものです。たくさんあるので、どんどん代えられますしね。

どうしようと、思いながら・・・。

すると、今受けているスクーリングで、ルストックスをしました。動き始めに体のこわ張りとあります。湿しんも。

これか!!。他にはミルクを大量に欲すると書いてありますが、私はそれほど欲しくないし・・・。

と、クラスメートと話しているうちに、はっ・・・。毎日ミルクティーを飲んでいます。どうしてミルクティーなのかはわかりませんけど、一日に、何回も飲みます。

熱いので、ミルクを入れると冷めて飲みやすくなるという気持ちでしたが、それにしてもやはりミルク。

そんなわけで、いろんな症状があてはまり、これは、ルストックスしかないと思うようになりました。

動き始めに体がこわばり動けない。そうですもの。

何年か前。ホメオパシーを知ったころ、インフルエンザで体が思うように動かないことがあり、その際にルストックスを取った時、みるみる効いた体験もあります。

きっと、体質に合うレメディなんだとは思っていました。

その線で、考えてみようと思っています。

手の湿疹も、朝の腰の痛みそれも動き始めにつらい・・・。それが良くなればうれしいです。

スタッフぃサグリアから、レメディ像が変化しているのですね。それを感じます。


カボチャのジャム

2008-11-21 08:33:44 | 作り方・ジャム&加工品

先日は、勤め先の仕事で、カボチャのジャムを作りました。

みな、最初はえーーーっと、驚かれるのですが、まぁ、ピューレというんでしょうか。おいしいんですよ。^^

カボチャのジャム(バター)の作り方

カボチャは洗って、皮と種を取り除きます。

それから一口大に切り、ひたひたの水でよく煮込みます。

どんどん水分が飛んで固くなってきますが、ここで、30%のキビ砂糖のさらに半分を投入。

するとカボチャが糖分で緩みます。

Img_9852 それを今度はミキサーにかけて、なめらかーに、していきます。(奥にある鍋に入っています。)

鍋をこがさぬように、ゆっくり。

そして、残りの砂糖を入れて、さらに煮詰めていきます。

冷めると固くなるので、やわらかめで、火をとめ、

煮沸した瓶に熱いうちに詰めて、さらに蒸気で蒸して殺菌し、ふたをきつくしめ、逆さにして冷めるまでおいたら完成です。

Img_9853 できあがりです。

色がとってもきれいな、カボチャジャム。

味も、南瓜の甘みが程良い、ジャムになりました。

 

 

また、今回は、洋ナシのコンポートタイプジャムも。

Img_9859 果肉を残した柔らかいジャムにしてみました。

作り方のコツは、実が全部崩れないように、最初の段階で砂糖を入れて煮込むようにするといいです。すると果肉が締り、くずれないのです。

ぜひお試しを。

洋ナシのいい香りが、まるで洋酒のように感じられ、贅沢な気分になるジャムです。

このジャムは、ヨーグルトやアイスのトッピングにおすすめですよ。

今週は、こんな感じですが、来週はキウイのジャムを作っていきます。

おたのしみに。