羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

羊毛フェルトの鏡餅

2007-12-28 08:54:02 | 作り方・羊毛小物

さて、干支のネズミづくりといえば、お正月にかかせないものの一つに鏡餅がありますね。

最近はパックされたものや、形だけの飾りものもありますね。

ま、味気ないと言えばそれまでですが・・・。

でも、手作りした鏡餅であれば、飾ってもいい雰囲気になるはず。

その鏡餅を羊毛フェルトで作ってみました。(ここだけの話ですけど、ネズミが出るお年寄りのお宅では、非常に喜ばれたんです。古い家にはどうしてもね。)

先日の講習会で、羊毛フェルトのネズミづくりをしましたが、鏡餅のキットのみを購入された方も、作り方がわからないということでしたので、ここに作り方を。

羊毛フェルトの鏡餅の作り方です。

Img_5927 まず、羊毛(芯用のフランス羊毛)を20g用意します。

   

   

   

Img_5928 大小の2個の玉をニードルパンチでトントンつついて作ります。作ったら少しつぶした形に整えます。

Img_5929 Img_5930 2つを重ねて、つなぎ目を針でつついてくっつけます。

Img_5931 橙を作ります。オレンジ色の羊毛を少々。

      

      

    

       Img_5934                

丸くまとめて、緑いろの葉をつけたらOKです

それを鏡餅の上に、これもニードルパンチ針を使ってくっつけます。

    

Img_5935 ウラジロを作ります。

ブラシの上に、緑いろの羊毛を薄く何層かに重ねて、つつきます。  

       

    

Img_5936_2 形を葉に整えますが、できなければハサミで切ります。

    

   

       

Img_5939 鏡餅の下に針でつついてつけます。

最後に赤や金色などの紐をまいて完成です。

    

     

白い羊毛を使うので、とっても簡単です。いろいろ工夫して、自分の鏡もちを作ってくださいね。

一味違うお正月になるかも。ぜひ。


干支のネズミづくり

2007-12-27 20:07:54 | 作り方・羊毛小物

冬休みに入り、親子で参加の「干支のネズミ作り講習会」をいたしました。

この集まりは、N市のHさんが主宰です。毎月、手仕事サークルにて、羊毛フェルトの小物づくりをしながら、ランチを各家庭で持ち寄っています。

本日は、会場も、木の国サイトの山中工務店さんの住宅展示場を無料でお借りしての開催です。ねずみを作った後は、持ち寄りランチパーティー、そして、午後は伊藤あゆみさんのミニコンサートです。

木の国サイトの山中さんには、先日のクリスマス展にて、ビックドールハウスと、木のツリーをお借りしたご縁で、今回利用させていただくことになりました。

そして、箸づくりの機械を手に入れられたということで、次回は「マイ箸づくり」をしたいと話されています。そして、木の伐採の体験など、子供向けの体験もいろいろと考えてらっしゃいます。

ありがたいことですね。ぜひ参加させていただきたいです。

さて、本日の様子ですが・・・。

Img_5885_2

お子さん連れで、20名もの人数です。子どもたちは、少し作るとすぐに広い芝生広場に遊びに行きました。

Img_5888 出たり入ったりしながらの作業ですが、なんとか出来上がりました。

子どもたちの作るネズミは、とても表情があっていいですね。

「羊毛のさしぐるみ、干支のネズミ」の作り方です

Img_5887 まず、ロムニーのスライバー12gをくるくると巻きます。その片面だけをニードルパンチでトントンつついて、固めます。

その固まったところに両方の親指をあてて、押し込むようにしてひっくり返します。すると柔らかいところが上にくる、小山のようになります。

それを針でトントンとつついて固めて、ネズミの本体を作ります。顔を鼻先をとがらせるとネズミらしくなりますね。

Img_5889 少しの羊毛を細長いヒモに作ります。2つは耳に、ひとつは尻尾になります。バランスをみて、針でつついて、くっつけていきます。

   

   

  

Img_5891 鼻先にピンクの羊毛を少し。目をつけて完成です。

   

   

    

Img_5894 お腹の部分に、赤ちゃんネズミを作って入れられるようになっていますので、小さいネズミを作って入れてあげてください。

    

    

    

親子にすると、子どもたちも大喜びです。

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これで2時間弱の時間がかかります。

みんなの作品です。ごらんくださいね。

Img_5893 Img_5898                  

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なかなかの力作ぞろいですね。

男の子たちもがんばりました。

Img_5895 こんなですが、兄弟でかわいく仕上がりました。

立派です。

さて、この後は、楽しいランチを。

Img_5905 そして、そのあとは、会場主さんである山中さんのお話を伺いました。

県内産の木材にこだわって家づくりをされていることや、子ども向けに、いろんなイベントを考えてらっしゃるとのこと。

また、無料でここを開放するので、ぜひいろいろなイベントに使ってほしいというお話しでした。

Img_5917 子どもを育てている親にとっては、非常にありがたいです。

Img_5919_2  そして、最後は、伊藤あゆみさんのミニコンサートです。アコーディオンオルガンを弾きながら歌ってくださいました。聞けば、我が家の近所にお住い。近くにこんな素敵な活動をされている方がいるとは、本当にご縁の不思議。

今日は、午前中のネズミづくりも参加してくださいました。御自身も3人の小さいお子さんをお持ちです。

Img_5915 何曲か歌ってくださいましたが、特に作詞作曲された、肉団子の歌は、赤ちゃんを題材にされたそう。

かわいく、ぷくぷくした赤ちゃん、そんな姿をかわいらしく歌にされていました。

時間は、和やかにすすんでいきます。

Img_5923 娘羊は、歌が好きなので、釘付けです。きれいな声だねぇと、感心。

きれいな歌声にしばし、癒されながら、会も終了しました。

主催してくれたHさん、いつもと違って会場が別なので大変だったことと思います。いろいろありがとうございました


クリスマスイブ

2007-12-24 23:17:55 | 子羊・日常の様子

今日は24日。そう、クリスマスイブでございます。

本日は、家族だけで、ゆったりとしたイブを過ごす予定になっていました。

午後は買い物へ。夕方からパーティーをします。

毎年、クリスマスには、チキン、紅茶豚と決まっています。そして、手巻き寿司。

シャンメリーも、子羊たちに1本づつ。

そして、楽しみなのはクリスマスケーキです。

今夜はビックリ企画。なんとサンタさんがケーキを配達してくれるんです。

ピンポーン♪  誰だろう???と、娘羊

「サンタだってー??なに・??」

さぁーーーと、羊飼い。

腰の引けている息子羊を、後ろにくっつけて玄関へ。

すると・・・ハーイ、サンタさんだよー。

すっかりおびえた子ヒツジたちですが、思いがけないサンタさんの登場に恥ずかしながらもうれしいのでした。

息子羊、「本物のサンタだったりして・・・。」と、つぶやいておりました。

さて、そのケーキは、おいしそうなチョコケーキです。

Img_5884

次は、プレゼントです。

今年は、バアバなど、大人全員から、2人へ、Wiiをプレゼントしました。

似顔絵なども登録し、これもひととき、楽しく遊び、

トーイデコさんで購入したネズミとねこのボードゲームなどもして、遊びました。

今夜は・・・いよいよサンタさんがきて、頼んでいたプレゼントを靴下に入れてくれるのです。

息子羊も娘羊も、さっさと寝床に入りました。

明日の朝の、サンタさんのプレゼントを楽しみに。

さて、何をもらえるのでしょう。

メリークリスマス。


光のタワー

2007-12-20 18:58:05 | 活動・夢見る羊のクリスマス展

昨日より、来週の25日まで、NPO法人虹の谷主催の絵画展が開催されています。

Img_5861 「虹の谷の子どもたちファンタジー展」です。

本日、行ってきました。

実は、夢見る羊のクリスマス展での会場主の新装建設さんと、主催者として連名にてお花を贈らせてもらいました。

頼んでいたお花も見たかったのです。想像以上、シックでとても素敵でした。

Img_5857

さて、それから、クリスマス展に出展・参加された方々からの善意の寄付金を差し上げてきたのです。少しでもお役に立てばという願いをこめています。

ご協力いただいた、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。

それから、絵画展です。会場は、今回はギャラリー。美術館と違い落ち着いた雰囲気があります。

そして、美術館での作品の中でもファンタジックな作品が選りすぐって飾られていて、クリスマス気分が盛り上がります。24日はこちらでダンスなどを披露したりと、パーティーも開催されるようです。

楽しみですね。

会場の真ん中には、光のタワーが出来ていました。子どもたちが描いた濡らし絵をランプにして、それがタワーになっています。きれいな色がぼーっと光って、とても幻想的です。

Img_5860

夕方からは、光がとてもきれいに見えるそうです。

クリスマス、あと少しですね。指折り数えて子羊たちも待っています。

世界中の子どもたちに幸せがきますよう。幸せな未来を夢見て。


小規模多機能での働き方

2007-12-20 18:39:26 | 活動・福祉とボランティア

地域密着である小規模ですが、登録者25名までとなっています。

そして、デイ利用は1日に15名まで。泊りは9名までです。

その他、訪問もしますし、病院送迎、家事援助なども行います。

その日にデイを利用されていなくても、訪問や送迎などで関わっていきます。

デイ利用では、3名の利用者さんに対して1名の介護者が配置していなければなりません。

とにかく、地域密着もそうですが、利用者さんとの密着も多い施設というわけです。

通いで来られている間だけでなく、その方の生活全般の手助けをしていくのです。独居の利用者さん宅の訪問では、ゴミ出しの援助や洗濯の援助なども行いますし、美容院への送迎などもします。

ですので、他の施設にくらべると、より家族的な雰囲気を持っています。

とにかく、職員の仕事は多岐にわたっています。

何しろ、3食を作るのも仕事なんです。朝、夕はいいとしても、昼食は10名以上の食事作りをすることになります。

そして、入浴介助も、当番で毎日ありますし、希望があれば午後も入浴をしてもらっています。

小規模の一番の魅力といえば、やはり少人数なので、利用者も職員も家族的な雰囲気があることですね。

それに、羊飼いなど、子どもたちも一緒に出勤することも、よくあります。土日祭日などですね。そういう働き方ができるのが、新しいしありがたいととおもいます。

地域からお年寄りや子供を排除しない。これからは、そんな方向の施設が増えてくるような気がします。今までの男性社会では、弱者(あえて言いますと)を排除し、能率優先でした。

羊飼いも若い頃にはそんな場所でキャリアウーマン(自称)していたこともあります。

そのころは、子どもや年寄りが大嫌いでした。切符を買う列に子どもが前に並んで、もたもたしていると、本当にいらついたものです。電車で乗り合わせると席を変えたり、厭な人間だったと思います。

今思うと、余裕がなかったのでしょう。余裕というものがないと、どうしても弱い立場の人が邪魔になってしまいます。生活も楽しくはありませんでした。

人にやさしくない、競争する社会を、男性が作りだしてきた。それは日本の発展のためには良かったかもしれません。でもこんな働き方は、無理が出てきました。

これからは、違う仕事の方向性を作りだしていく時代ですね。男性性と女性性の融合ということです。

誰が上でも下でもなく、一人ひとりが全体の一部だという社会。そういう精神の時代になりつつあります。より大きなもののために、全員がそれぞれの役割を果たすパーツとなって働く。

そういう働き方をしませんか。

前回のクリスマス展は、まさにこの方式でした。いちおう主催はあるものの、参加する人、スタッフ、すべてが自由意思です。そして、自分で何をするかを決めます。

全体の中で、自分の役割をきちんと見定めることが大切なんですね。

今、勤務先の施設では、職員はみなが同じ立場で働いています。いちおう羊飼いは介護職のリーダーになってはいますが、だからどうということもありません。

みな、同じ、より大きな物のために働くパーツなのです。