娘羊は、今のところ習い事はひとつだけです。今年の夏までは、歌を習っていたのですが、歯の矯正のため、やめました。
ひとつだけの習い事が、W教室です。ここは、娘羊が3歳の頃から通っているお教室。かれこれ、5~6年になるでしょうか。
本来このお教室は、障害児のための治療教室なのですが、縁あって、娘もお世話になっています。T先生はシュタイナー教育の勉強をされた、れっきとした、教師の免許をもつ方なのです。
娘が幼児期には、お話を中心に、シュトックマー水彩絵の具のにじみ絵などや、ライヤーの演奏、手遊びをしていただきました。学校に入ってからは、お勉強を中心に見て頂いています。今は、息子羊も通っています。
もちろん、ここは、娘が通っているお教室なのですが、はっきり言って羊飼いの勉強のための教室のようになってます。それは、先生とのお話を通して、親の私が学ばせてもらっているからなのです。子どもと親共々学ばせてもらえるなんて、全く持ってありがたいことです。
来月、娘のクラスの担任が交代になることになりました。娘は、巡り会わせが悪いのか、小学4年生の今現在、なんと、5人も担任が変わっているのです。今度いらっしゃる先生で6人目。公教育の現状なんて、全く子どもの成長なんか考えていません。シュタイナー学校では、8,年間同じ教師が持ち上がるというのに、とんでもない話ですね。考え出すと腹が立ちすぎてどうしようもないのですが、ここで、あらためて、W教室に通っていることの価値がわかりました。
T先生に小さい頃から長く、継続して見ていただいているおかげで、学校のひどい状況でもなんとか、耐えることができます。娘も、どこかで安心感があるのか、担任が変わるといっても、さほど心配はしていないようです。羊飼いもそうです。
そんなわけで、これからもきっと長くお世話になることでしょう。
よろしくお願いいたします。
今回の写真はお教室の待合室の様子、季節のテーブルとライヤーです。