羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

桃の季節、桃ジャム

2009-06-27 22:40:11 | 作り方・ジャム&加工品

スモモに引き続き、桃が入ってくるようになりました。

施設では先週からモモジャム作りをしています。

Img_3598 桃は、ちょっとしたことで傷がついて、出荷できなくなります。

そんな規格外や、はねだしを施設で頂いて、おいしいジャムにしているのです。

それにしても、毎日大量の果物・・・

うれしいような・・・。

  

それはともかく、桃はジャムにすると、また違う味わいでとてもおいしいんですよ。

おいしい桃ジャムの作り方です。

Img_3603 桃ジャムで必要なのは、酸です。

梅ジャムは全く糖分がないので、砂糖を大量に使いますが、桃は甘いので少なくていいのです。

そのかわりにまったく酸がないため、レモンかクエン酸を足す必要があります。

 

1.桃2キロをよく洗い、お湯の中で少しだけ茹でて、水にとり、湯むきします。こうするとツルンと皮がむけますし、皮の色を実に移す効果もあります。

2.その桃の実を包丁でそぎながら種と分けます。

Img_3601 鍋にどんどん入れて、煮込んでいきます。

全部つぶさずに果肉を残すのがおいしいコツ。桃の果肉がいい食感を出してくれます。

ここでアクを取りながら煮込んでいきます。

そしてレモン汁1個分を入れます。クエン酸は少々。

そして砂糖は、400g使います。半分の量を先に入れて煮込みます。

3.水分が減り煮詰まってきたところで残りの砂糖を入れます。ここでジャムが緩み、スッと透きとおるようになります。これであと何分か煮詰めます。

4.煮沸殺菌した瓶に詰めて、ビンを逆さにして冷めるまでおいたら、完成です。

 

桃は、ジャムにするときにちょっとコツがいりますが、慣れてくれば大丈夫。レモンの量が少ないとゲル化しないので、注意です。生のレモンでなくてレモン果汁でもいいです。

クエン酸でもいいのですが、レモンの方が風味が出ておいしいのでレモンにしています。

入れないと、いくら煮込んでもジャムになりませんのでご注意を。

 

それではおいしい桃ジャム、ぜひ作ってみてくださいね。


スモモの季節です

2009-06-21 15:18:21 | 作り方・ジャム&加工品

いよいよスモモが旬を迎えました。

施設でも、農家さんよりはねだしのスモモがたくさん入ってきます。毎日ジャムにしています。

家でもスモモジャムを作りました。試作を兼ねてです。一度作ってみて、手順などを確認して糖度なども確認しておきます。

それにしても仕事で毎日50個も作り、家でもまだ作るというのは、結局ジャム作りが好きということなんでしょうね食べるのも好きですけどね。

そんなわけで、今朝はスモモ(大石)ジャムを作ってみました。

せっかくなので、初めてジャムを作る方のために、初心者向け簡単スモモジャムづくりをご紹介したいと思います。ジャム作りが初めてでも、スモモジャムはとても簡単で初心者向けなので、ぜひ挑戦してみてください^^

超簡単、スモモジャムの作り方

用意するもの(作りやすい分量です)

スモモ1キロ、砂糖(グラニュー糖、三温糖など)500g

ジャムを詰める瓶160cc瓶で4個くらい

ジャム作りの器具(ステンレスかホーローの鍋、木ヘラ、お玉、ジャムを移すカップ、ビニール手袋)

Img_3571 鍋から瓶にジャムを移すのに、写真のようなカップがとても便利です。お玉だとうまく入りません。100円ショップなどで手に入ります。

Img_3563まず、最初に、材料をよく洗います。

  

 

 

 

 

 

Img_3564 手でつぶしながら鍋に入れていきます。

スモモは皮ごと使ってジャムにするので、このままで大丈夫です。

 

 

 

Img_3565 全部入れたら、火にかけます。

下がこげないように、木ヘラでかきまぜながら煮込んでいきます。

ここでは中火くらい。 

 

 

 

Img_3566 どんどん水分がでて、実が溶けていきますね。

アクがたくさんでるので、お玉ですくって取ります。

きれいなジャムにするためです。

そのうちに、種が出てきますから、種も全部取り除きます。

 

 

 

アクと種が取り除けたら、このあたりでかなり煮詰まってきているはず。

ここに砂糖の半分を入れます。砂糖を入れると焦げやすくなるので、かきまぜるときに気合を入れて、鍋から離れないくださいね。

また、ここからは火は中火から強火で短時間で一気にジャムにします。

(弱火では風味が悪くなり、色もくすんだジャムになってしまいます。それに時間もかかります。)

ぶくぶくと跳ねるので、かならず手袋をしてくださいね。 

少し煮込んだら、残った砂糖を全部入れてください。

スモモの液がスッとやわらかくなり透明になります。これがゲル化です。

あまり煮詰めすぎず、少しゆるめかなというところで、火を止めます。

(冷めると一段固くなります。)

同時進行で、隣の鍋で瓶を煮沸しておきます。

熱い瓶に熱いジャムをカップを使って入れます。ふたの口から5ミリ下のところまで詰めます。

瓶のふたは新しいものなら煮沸はしなくてもいいです。洗って使用。

ふたの口をしっかり締めたら、ビンを逆さにしておきます。これで瓶の中の酸素が殺菌されます。これで20分ほど。

冷めたら瓶をもとにもどして、水で冷やしておきます。ぬるいままだと、ジャムがどんどん劣化していきます。色も悪くなりますので・・。

Img_3570 これで、完成です。

 

 

 

 

スモモジャムは、とても作りやすいし、失敗が少なくおすすめ。

砂糖はグラニュー糖で作ると、甘みあっさりで、ジャムの色がきれいにでます。

ですが、私個人的には三温糖が好み。色が黒っぽくなりますが、まろやかなジャムで風味が出てきます。

とにかく、砂糖を入れたら鍋の底からよくかきまぜてくださいね。

また、鍋はちょっと広めのもので、広くゆったり作ることがポイントです。

Img_3573 ぜひお試しくださいね。 

 

 


誕生会・・トリケラトプス

2009-06-14 09:17:33 | 子羊・日常の様子

昨日は、息子羊の10才の誕生会をしました。誕生日は16日なのですが、少し早目に行いました。

誕生会にはイトコたちも呼び、賑やかになりました。

さて、毎年誕生日のケーキは、アリス洋菓子店さんに注文するのが通例です。

毎年、描いてもらう絵柄が楽しみ。いろんなキャラクターに対応してくれるので、心強いです。

今年のリクエストは「トリケラトプス」念のため、第二希望でステゴサウルスもお願いしておきました。(ちなみに一番最初に息子羊が考えていたのはアンモナイト でもさすがに絵的にケーキによくないと考え直したようです。その前に描いてくれるかどうか・・・)

Img_3488  

 

 

 

 

おぉー、と、歓声があがりました。かっこいいね。息子羊も大満足のようです。

Img_3501 おばあちゃんや、イトコたちにプレゼントをもらい、ホクホクの息子羊です。

これはなんだろうー。

 

 

 

 

Img_3502 それから御馳走は、からあげに、手巻き寿司です。

息子羊の大好きなサーモンやホタテもたっぷり。

たくさん食べてね。

 

 

 

Img_3507 さて、実は姪は息子羊と誕生日が一緒なんです。

甥も6月・・

なので、こちらも一緒にチョコケーキでお祝いを。

ハッピーバースディー

 

 

Img_3494 と、いうわけで、夕方から始まった誕生会、

大騒ぎのうちに終了となったのでした。

 

 

 

 

しかし、一年はあっという間ですね。

息子羊、「やっと、ふた桁になった」と、喜んでおりました。

二分の一成人式なんだなぁ。まだまだチビさんのような気持ちでいたんだけどね。

なんだか早いなー・・・と感慨もひとしおです。


杏をいただきました。そして杏ジャム

2009-06-14 08:49:16 | 作り方・ジャム&加工品

昨日、杏を採りに来てくれれば差し上げますというので、そのお宅に杏をいただきに行ってきました。

身軽な息子羊を連れて収穫してきました。

町中にあるお宅は、大通りに面していますが、裏庭に大きな杏の樹がありました。知らないうちに大きくなったということで、樹齢60年は経とうかというような木だということです。

何名かの方と一緒に木から棒ではたきおとしたりして、収穫しました。

Img_3484_2 しかし、大きな木です。今年は実の数が少ないそうですが、その分実が大きいそうです。

するすると枝に上る息子羊です。

身軽でいつも感心します。

あとは、物干しざおなどで枝をたたいて落としました。 

 

 

Img_3482_2 あ、あそこにあるっ

 

見つけては採ります。

 

 

 

Img_3481_2 はいっ、どんどんとるからね。

大活躍です。

 

 

 

 

 

 

Img_3485_2 さて、他に来ていた何名かの方と、杏を分けあい、

こんなにたくさんいただきました。

本当にありがとうございました。

熟していて、そのままでも甘酸っぱく、美味しい杏

 

 

今朝、さっそくジャムにしてみました。

杏ジャムの作り方

Img_3510_2 まず、杏1キロを良く洗い、縦半分にぐるりと一周切り目を入れてねじるように割り、種と実に分けます。

今回は熟しているので、簡単でした。

痛んでいるところも取り除いておきます。

これを細かく刻んでおきます。

 

Img_3511 こちらは杏仁。杏の種を、かなづちを使って割り、中にある核を取り出します。

これを入れるとジャムの香りがよくなります。(食べられますけどちょっと苦味も感じるので、好みです)

あとで取り出しても。

 

 

Img_3512砂糖(今回はブラウンシュガーを使用しました)、500g。

三分の一ほどを実にまぶして少しおくと、水分が出てきます。

そしたら煮込んでいきます。

 

 

 

Img_3513 杏仁も入れて煮込んでいきます。

中火から強火で煮込み、煮詰まってきたら、

残りの砂糖の半分を入れてさらに煮込みます。

アクが出るので取り除いてください。

最後にまた残りの全部を入れて、トロリとジャム化したら完成です。時間をかけず強火で一気に煮込むと、色も風味もあるジャムになります。その場合には焦がさないように、木へらでかきまぜ続けてください。

ジャムをまぜて、鍋の底が見えるようになれば、煮詰めOKです。

 

Img_3515  冷めると固まるので、少しゆるいかなというところで火を止めます。(杏仁を取り出しても)

煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰め、ふたをしっかりと閉めて逆さにしておいておきます。(家庭で食べる簡単な殺菌です)

 

 

甘酸っぱくて、いい香りのするおいしいジャムになりました。

やはり元の果物がおいしいと、いいジャムになります。

ぜひ作ってみてくださいね。