ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

新聞パンチ開眼?

2008-06-11 23:06:48 | ナンバ・古武術・動き

「ミニボンズの父」さんへ

お久しぶりです。新聞紙突き破りの実写映像ありがとうございました。
小6息子と一緒に何度も拝見して大いに刺激を受け、またもや夜な夜なボロボロ新聞紙の山を築いておりました。

もっと早く返信を書くはずだったのですが、諸事重なった上にあの衝撃的な秋葉原の事件があり、のんきにブログなど書いていていいのだろうか? と躊躇して遅くなった次第です。何気ない日常のかけがえのない大切さを、また改めて実感しております。

妻に頼んで、息子と私の試技(というほどのものではないけれど)を撮影してもらい比較しながら見てみると、最も顕著な違いは「力み」の有無のようです。
息子のほうは実に楽しそうに無心で夢中になってバスバスと、ほぼ百発百中で新聞紙に穴をあけまくっているのに対し、オヤジのほうは間合いが長く、緊張度が高く、速いパンチを出そうとして力んでしまっているわけです。

ミニボンズ君ご自身もコメントで、「コツは、新聞紙の向こう側にあるものをつかむつもりで、なにげなく腕を伸ばすといい」「目の前にある新聞紙は、あると思わないほうがいい」と言っているとおりで、まさにそこがポイントですね。

甲野先生の『古武術あそび』などの本を読んでも、核心はいかに意識をはずすかにあるようで、ミニボンズの父さんが例に引いておられた「そうと知らずにガラス戸破り」も脳の指令によらない動きの持つ強さを明示しているのではないかと。

図式的にまとめると、

 脳からの指令による動き=筋肉主体=力み・遅い・パワー小

これに対し、
 
 非脳動作=全身による動き=無心・速い・パワー大 

で、「意識をはずす」ために有効な手立てとして、呼吸法に集中して発声とともにパンチを出すという方法があり、私の場合はこれでかなり確率は上がったもののまだまだ息子には及びませんでした。

しかし、「目の前にある新聞紙を、あると思わない」ためにはどうしたらいいかを探究した結果(別に探究しなくても差し支えないのですが)、ついにごく簡単な方法に気づきました。
それからは朝に晩に、不意にバスッと穴を貫通させて妻子を驚かせて悦に入っているオヤジです。

どんな方法かって? それはこの記事のタイトルにヒントがあります。
ミニボンズの父さん、ぜひお試しあれ。

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3 コメント

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いつも敬服します (jimmy)
2008-06-12 01:16:45
新聞パンチですか?ハギAさんのその好奇心少しでも分けてほしいものです。とりあえず家の家族の見えないところでやってます。

任務とはペースメイカーだったのですね。私にはできないなぁ。自分ひとりも制御できないので。たしかその日はほんとに暑かったですね。普通に外に半袖でいるだけでも汗かいたような・・・本当にU子さんともどもお疲れ様でした。

さて例のバナナダイエットですが私が実践しようと思ったのですが彼女から待ったがかかってしまいました。「裕也(私の名前)はもう十分やせているから私がやる!」だそうです。ということで彼女の効果を観察しようかと思ってます。私は普通に走って減量するしかないようです。

ちなみに自分の考えるベストウエイトから現在2キロオーバー。さてどうしたものか・・・
返信する
考えないこと (ミニボンズの父)
2008-06-12 07:05:22
なるほど、見なけりゃいいわけですね。

私はいまだに成功率1割程度です。

ところでひとつ気付いたことがあります。
これは子供よりも年配者のほうが不利であるということです。
というのは、皮膚に水分が少ないからです。
先日、皿洗いをしたあと、手が湿っている時にやってみたら、成功率が5割程度に上昇しました。
それでも、息子にはおよびませんので、へたくそであることには変わりは無いのですが。


やはりこの稽古方法は、なかなかよさそうです。

力まないで動くということを学ぶには大変有効だと思います。

息子が投げている変化球は力んだらいけない球なのですが、
最近息子が言っているのは、
「うまく投げられたときに、喜んでしまって、もういちどその動きを再現しようと考えてしまうのがいけない。考えてしまうと無意識の動きにならない。」

そうか、私はすぐに理屈で考えるから、どうやって動こうかと
考えすぎるからいけないんだなと思いました。

新聞パンチ、奥が深いです。


返信する
新聞パンチ! (ハギA)
2008-06-12 22:12:36
ただ新聞紙にパンチで穴をあける。
あれこれ考えすぎると力んでしまい、動きがぎこちなくなる。
目の前にある新聞紙を、あると思わないためには、そう、目を閉じて見なきゃいいんです。
これをしばらく続けると、目をあけていても同じようにできます。逆に、目をつぶっていても意識してしまうと、うまくいきません。要は、いかに意識しないかにあります。

◎jimmyさん きゃー、裕也サーン!! 彼女の朝バナナダイエット、いずれまた経過報告してくださいね。jimmyさんの場合、お見受けしたところ、かなり筋肉質体型のようですから、そこからしぼっていくのはなかなか容易ではないでしょう。
すでにご存じとは思いますが駄馬さんのブログで以前連載していたダイエットシリーズは非常に参考になります。
今年もアミノ栃木がスタートしますね。6月の説明会は2回とも出席できないものの、練習会にはできるだけ参加したいと思います。

◎ミニボンズの父さん たしかに、奥が深いです。
無心の動き、というものをつかむのに絶好ですね。
即その場で取り組めて、結果も即わかる。
画像を見たかぎりでは、ミニボンズ君はやや下から上に向かって腕を伸ばしている感じでしょうか。ウチの息子も同様です。
私の場合は、上から少し下に腕を送ると成功率が高いようです。
ご指摘の、手の湿気もまた確度を上げる一つの要因かも。湿気が足りないせいか、あまりたくさん続けていると拳の皮膚が摩擦で破れて出血したりします。おたがい、ほどほどに楽しむのがよろしいようで。
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