ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

(続) ランナーと虫歯

2007-06-13 22:04:59 | 健康法

一昨日に「ランナーは虫歯になりやすい?」と書いたところ、早速コメントやメールをいただいた。感謝。

歯科衛生士の「さとちゃん」によると、口腔ケアの良し悪しと虫歯になるならないは必ずしも一致しないそう。ただ、スポーツドリンクを飲んだ後は、しっかりうがいを実行したほうがよいとのこと。

さとちゃんのお仲間の「パパス」さんも、かかりつけの歯医者さんからランナーは虫歯に要注意と指摘され、走った後のブラッシング、それが無理なら「最低限、真水で口をすすぐ」と。

口の中を清潔に保つうえで、何と言っても重要なのは唾液。
歯科医師で整体師でもある笠茂享久(かさも たかひさ)氏の近著『歯はいのち! ――気持ちよく噛めて身体が楽になる整体入門』(文藝春秋 2007年) によると、唾液は1日1~1.5ℓ分泌され、少ない人はその半分ほど。その差は、噛む回数に大きく左右される。

「唾液は、食べ物の消化をよくし、飲み込みやすくする他に、抗菌・殺菌作用で口の中を清潔に保つ、歯や粘膜を保護する、といった役割も果たします。
このように万能薬的な唾液を、古来より東洋医学では『神液』と呼び、健康のための重要な要素とみなしてきました」

ふーむ、「神液」か。それほど大切な唾液を充分に分泌するには。

①よく噛むこと。
②口中のリラックス。ブラッシングにはマッサージによるリラックス効果も。ガムを噛むのもよい。
③口呼吸はできるだけ避ける。

ということで、やはりランナーは、ことのほか口腔ケアに留意しなければいけないようだ。

 ⇒ 笠茂歯科医院 (生体構造調律研究所) HP

朝、地下足袋クロカン走45分(約6km)、ラストに流し3本、心拍150。

★セラティ・きょうの言葉 (28)
  [オーストラリアの伝説的名コーチ、パーシー・セラティ著『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社1963年刊)より]

成功は、確信によって得られるものである。

もし諸君がひたすら前進を続けようとする人間なら、能力というものは絶対的無限性をもつものであるから、必要なだけふやし高めることができる。

われわれは、自分の力をできるだけ高度に発揮するよう努力しなければならない。

※上記セラティの言葉は、もちろん一般成人が自発的にランニングに取り組んでいる場合を前提にしていることは言うまでもないだろう。

今夜のNHK教育テレビで『インド・走り続ける少年』で、4歳の驚くべき走りを目にしたが、どう考えても健康にプラスではありえず、しかも本人が好きでやっているとは言い難い状況下でのランニング。
天才的少年少女がごく幼時から英才教育を受けることは芸術などの分野ではよくあるし、スポーツでもなくはないにしても、4歳でほぼ毎日のように30km走 (しかも無給水で!) というのは生命にかかわるだけに、周囲はアイドル扱いせずに冷静に対処すべきではないだろうか。





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