たまった新聞整理中、囲碁将棋欄に面白いコラムがあった。(7/10 朝日新聞夕刊)
「軽薄のススメ」と題して、一般的には良い意味で使われることが多い「重い」という言葉(重鎮・重厚・重要……)、しかし囲碁の盤上では多くの場合悪い意味で用いられるのだと。
(ここで盤面解説で「重い手」「軽い手」につき説明されているが、残念ながらワシには理解不能)
で、ともかく「盤上では『軽薄な人』になるのがいいかもしれません」と結んでいる。
そういえば、刀水ACでご指導いただいているFコーチが雑談の中で、日本語では「重」と「手」に高い価値が置かれ、「軽」と「足」は低く見られていると話され、なるほどと合点したことがあった。
ただし、ランニングでは一般的用法と異なり、「足が重い」「体が重い」などあまり良い意味では使われていない。この点では囲碁と相通ずるものがあるかも。
朝、休走。体操とその場腿上げ10分、心拍134。
夜、ステップ昇降45分、心拍104。(戸井十月氏によるインタビュー構成TVドキュメンタリー『全共闘』を見ながら)
★セラティ・きょうの言葉 (58)
[オーストラリアの伝説的名コーチ、パーシー・セラティ著『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社1963年刊)より]
エリオット (ハギA註:セラティの「一番弟子」的存在、世界記録ホルダー) が初めて私の所へ来たとき、彼はすでに立派な強い身体をもっていた。
小さいときから激しい運動を好み、学校でボートを漕いだりしていたので、自然と人並み以上に強くなったのだと思う。
私は、彼がそれまでやってきたことを助長し促進させればよかった。
エリオットのよくやったものとしては、腕立て伏せ・仰臥脚上げ・懸垂屈腕・上体起こし、などがある。
彼はこれらの運動を厳密にスケジュールの中へはめていたわけではなく、たいがいは気の向くままにやるのであったーーただし、原則として毎日何かきつい運動をするようになっていた。
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囲碁で軽い手とは、どのようにでも変化できる手。
重い手とは、変化に乏しい手。
重い手とは、ランニングに置き換えれば、より多くの距離を走ることだけしていれば、速くなるというところでしょうか。
セラテイ氏は、いろいろな運動を取り入れているみたいだから、軽い手の持ち主か。。。
でも、棋士は自分自身の感覚を絶対的に信じているし、棋道の前には師も弟子もないと思っているからその精神は重いのでしょうね。
と、わけのわからない結論になりました。(笑)
それにしてもluneさんはいろんなこと、よく知っておられますね。
そろそろ山岳レースなどもいかがですか。(笑)