ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

トキワ荘記念碑

2009-05-17 19:38:11 | 本・漫画・映画など

昨日がクロカン3時間LSD+プールでいささか疲れ気味のため本日休走。朝、筋トレ3セットとステップ昇降20分のみ。

雨模様の日曜。家庭任務の合間に、かねてから行ってみたかった場所へ。豊島区南長崎、旧町名は「椎名町」。かつて手塚治虫・寺田ヒロオ・藤子不二雄ら錚々たる漫画家たちが若き日を共に過ごし、ドラマにもなった名高いトキワ荘があったところ。
現在はすでに取り壊され、某出版社ビルに変わっているが、先月、その跡地にほど近い公園に記念碑が立ったと聞き、ひと目見たくて。

あった。公園内の角地に、こぢんまりと、しかし洒落た雰囲気で。
かつての住人たちの似顔絵とサインが入ったプレートが台座に並び、その上に赤銅色のトキワ荘銅像が可愛らしく建っている。
しばし周囲を歩き回っている間にも次々と人が来ては写真に収めていく。

と、ここまで書いたところで、愛蔵マンガが並ぶ本棚から藤子不二雄(A)先生がトキワ荘時代を含む青少年時代を描いた大長編『まんが道』と今も連載中の続編『愛…しりそめし頃に…』をつい手にとったら、たちまち読みふけって多大の時間を費やしてしまった。どのページも熟知しているはずなのに、名作はいつ読んでも新鮮である。

記念碑の公園から歩いて3分ほど、跡地入口には立看板があるだけ。その向かいにはマンガにたびたび登場するラーメン屋「松葉」が健在で営業中。時間があれば、マンガの中で店員の「しのぶちゃん」が運んでくる松葉のラーメンをぜひ食べてみたかったけれど、任務時刻が迫ってきたので未練を残して夕暮れ迫る駅に戻った。 ⇒トキワ荘通り

日中は昨日封切りの映画「60歳のラブレター」を観て、ただもう涙、涙のオヤジであった。この映画を妻に見せたら、もう少しワシを大切にしてくれ……ないだろうなぁ。
コメント
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