自他ともに認める事実
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「年齢とウォーキング」です。
少し前の話ですが高齢者の定義を従来の65歳から10歳引き上げる提言が
日本老年学会(そんなものがあるんだ!)から出されました。
<身体機能や知的能力は改善傾向にあり、10年前と比べると5~10歳は
若返っている。
学会は高齢者の内65~74歳について「心身の健康が保たれ活発な社会活動が
可能」と認定している。>
これは2017年の1月6日の信濃毎日新聞の記事の抜粋です。
私が子供の頃、65歳と言えば立派なおじいちゃんおばあちゃんでした。
たいていの人は腰が曲がり動きも鈍くなっていたものです。
ところが今の年寄りは元気がいい。
それを受けての学会の提言でした。
では当事者の意識はどうなのか、こちらは60歳以上を対象にした内閣府の
調査です。
<「高齢者とは何歳以上か」の質問に一番多かったのは男性で「70歳以上」
(31%)、女性で「75歳以上」(30%)。
どちらも「65歳以上」との返答は1割にも満たなかった。>(なっとくシニア塾 より)
当の本人もまだまだ年寄り扱いしないでくれと思っています。
公園を歩くとウォーキングに励む方々が大勢います。
世を上げて健康ブーム、その恩恵で今の高齢者は健康です。
この状況はおおいに結構、そう思えます。
ところが。
人口5千万人減
65歳以上の人口に関するショッキングな調査結果があります。
国連が発表した生産人口(15~64歳)に対する65歳以上の人口の比率、
つまり高齢者扶養率です。
国連経済社会局が発表した数値は世界の平均値が「5」に対し日本は「1.8」
世界で最低だと指摘されました。
これはふたりに満たない現役世代が高齢者ひとりを支える計算です。
世界の人口は現在の77億人から今世紀末頃には110億人に増える見通しです。
一方で日本の人口は1億2700万人から5000万も減り7500万人になる
と予測されています。
現在でも悩みの種の少子高齢化は更に進行し、その影響で年金加入者である生産
年齢層の負担が増していくと結論付けられています。(信濃毎日新聞 より)
現状でも世界最低数値なのにこの先もっと悪くなる予測とは。
ひとつの取り組みとして高齢者の働き方改革が始まっています。
企業の定年延長や、年金の制度変更で働きやすい環境作りも始まっています。
ワシら年寄りとしても「高齢者」よりは「現役世代パート2」くらいの位置づけ
でいたいものです。
そこで来週は続編として働く高齢者の実態の調査です。
高齢者扶養率を「高齢者不要率」と言わせないために。
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「年齢とウォーキング」です。
少し前の話ですが高齢者の定義を従来の65歳から10歳引き上げる提言が
日本老年学会(そんなものがあるんだ!)から出されました。
<身体機能や知的能力は改善傾向にあり、10年前と比べると5~10歳は
若返っている。
学会は高齢者の内65~74歳について「心身の健康が保たれ活発な社会活動が
可能」と認定している。>
これは2017年の1月6日の信濃毎日新聞の記事の抜粋です。
私が子供の頃、65歳と言えば立派なおじいちゃんおばあちゃんでした。
たいていの人は腰が曲がり動きも鈍くなっていたものです。
ところが今の年寄りは元気がいい。
それを受けての学会の提言でした。
では当事者の意識はどうなのか、こちらは60歳以上を対象にした内閣府の
調査です。
<「高齢者とは何歳以上か」の質問に一番多かったのは男性で「70歳以上」
(31%)、女性で「75歳以上」(30%)。
どちらも「65歳以上」との返答は1割にも満たなかった。>(なっとくシニア塾 より)
当の本人もまだまだ年寄り扱いしないでくれと思っています。
公園を歩くとウォーキングに励む方々が大勢います。
世を上げて健康ブーム、その恩恵で今の高齢者は健康です。
この状況はおおいに結構、そう思えます。
ところが。
人口5千万人減
65歳以上の人口に関するショッキングな調査結果があります。
国連が発表した生産人口(15~64歳)に対する65歳以上の人口の比率、
つまり高齢者扶養率です。
国連経済社会局が発表した数値は世界の平均値が「5」に対し日本は「1.8」
世界で最低だと指摘されました。
これはふたりに満たない現役世代が高齢者ひとりを支える計算です。
世界の人口は現在の77億人から今世紀末頃には110億人に増える見通しです。
一方で日本の人口は1億2700万人から5000万も減り7500万人になる
と予測されています。
現在でも悩みの種の少子高齢化は更に進行し、その影響で年金加入者である生産
年齢層の負担が増していくと結論付けられています。(信濃毎日新聞 より)
現状でも世界最低数値なのにこの先もっと悪くなる予測とは。
ひとつの取り組みとして高齢者の働き方改革が始まっています。
企業の定年延長や、年金の制度変更で働きやすい環境作りも始まっています。
ワシら年寄りとしても「高齢者」よりは「現役世代パート2」くらいの位置づけ
でいたいものです。
そこで来週は続編として働く高齢者の実態の調査です。
高齢者扶養率を「高齢者不要率」と言わせないために。