脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

岡山県議会 9月定例会

2009年10月08日 | 情報
岡山県は脳脊髄液減少症の対応病院の公開がまだのようですが、

9月16日の
岡山県議会

吉田政司(よしだまさし)議員が
脳脊髄液減少所の質問をしてくださったようです。

(県議会HPの議員紹介をクリック)


それに対する県側の答弁が
ショックでした。

「脳脊髄液減少症について、交通事故との関係については特定されておらず、
また、ブラッドパッチ治療に関しても、その有効性が定まっていない。」

という内容のお言葉には

交通事故に遭い、
何十年も苦しみ続け、
やっと病名にたどりつき、

主治医のブラッドパッチで、
こうして文章が書けるまでに回復させていただいた患者の私には

非常に侮辱的に感じました。


まだ、こんなこと言っている人がいるとは・・・。

(まるで、岡山県側の人に、
「交通事故で起こるなんていっている患者は保険金詐欺師で、
ブラッドパッチで治ったなんていっている患者は暗示効果で気のせい」と

間接的に言われているようで悲しかった。

健康だった体を、
交通事故によって、脳脊髄液減少症させられ、

長い間患者自身のせいにされて責められ続け、
苦しんできた患者にとって、

あまりにひどい答弁に感じます。

脳脊髄液減少症のことを全く理解しておらず、
不勉強もはなはだしいと思いました。

質問内容と答弁の様子は
こちらの県議会録画より

9月16日、吉田 政司 議員の右の再生をクリックして、
録画をご覧ください。
(質問は最初から始まり、それに対する県側の回答は
再生画像の開始から19分ごろからはじまります。)


脳脊髄液減少症は、交通事故で発症します

それは、交通事故で不定愁訴で長い間苦しみ、

やっとRIで脳脊髄液漏れが確認された私自身が一番よくわかっています。

そして、ブラッドパッチで漏れを止めることによって、


悪化したり改善したりを繰り返しながら、
時間はかかりますが、
薄皮をはぐように症状は改善することも、

私は体験して知っています

今回、
岡山県側の不勉強を日本全国と世界にさらしてしまったことは
もうしかたがありませんが、

岡山県は、これからは他県からの遅れをとりかえすべく、
もっと、この病態について症例数の多い病院の専門医師の意見を聞くなり、
すでに出ている脳脊髄液減少症の本を読むなり、
県内患者の生の声を直接聞くなりして、

しっかり脳脊髄液減少症について勉強していただきたいと思います。


質問、答弁内容の全文は「こちら」の会議録検索で

「平成21年、9月定例会、公明党、吉田政司」議員 で検索できますが、

まだ、今日現在は9月定例会の文はUPされていないようです。
読みたい方はもうしばらくお待ちいただくと読めると思います。



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コメント (1)
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