東京女子医科大学の
脳神経外科客員教授の 清水俊彦医師が
「脳過敏症候群」なる病名を提唱しているようです。
しかし、
私は言いたい。
脳脊髄液減少症の病態は多彩で、
私という同じ一人の患者の抱える症状を、複数の医師が、それぞれの専門分野の立場から、
わまざまな方向で見たとき、
自分の専門の分野に当てはまる症状のみに着目すれば、
医師ごとにさまざまな病名がつく可能性があるということ。
たとえば、
私という人間の立体をとらえるのでも、
三次元的に私をとらえるのではなく、
前からのみ平面的に私を見る医師もいれば、
後ろから見る医師もいる、
真横から見る医師も言えば、
真上から見る医師もいる。
同じ私という人間でも、その目にはそれぞれ違って見えるはずである。
脳脊髄液減少症とは、三次元でとらえず、二次元でとらえると、その実態を見逃す恐れがある
病態だと思っています。