脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ラベンダーの香り

2006年08月30日 | 闘病の工夫
今日は雨が降ったり、やんだりしていましたが
ムシムシして、クーラーを使ったり、とめたりして過ごしました。

このごろ、
起きていられる時間が長くなってきています。

それでも4日前は、午後起きていられなくなりましたが、
波がありながらも、少しずつ回復を感じています。

今日は
大好きな夏の花、ラベンダーのお話をします。

ラベンダーとのおつきあいは、もうずっと前から続いています。

不眠で苦しんでいた時、
  医師はさまざまな薬を出しました。

抗不安薬、抗うつ薬、睡眠導入剤、などなど。

でも、私は医師との信頼関係が築けず、
あまり服用する気になれませんでした。

服用してみても、
 
 薬の力で無理やり眠りに誘われるのも、眠るのも
    強引な感じで「よい眠り」とはとても思えませんでした。
   翌日の朝もぼーっとして、目覚めも悪い感じです。

そんなある日、
ラベンダーが沈静効果があり、不眠に効くと知ったのです。

以前、ラベンダーの香りをかいで、異次元に行ってしまうSF小説
「時をかける少女」を読んで以来、

 「ラベンダーの香りってどんな香りだろう?」と
   ずっと興味を思っていました。

私は、ある日
思い切って、北海道からラベンダーエッセンスを取り寄せました。

それは、100%ピュアなオイルで
草の香りの中に、初めて嗅ぐ花の香りがしました。

以前から
香水など、人工的に調整された香りは苦手な私でしたが

100%自然のままのオイルは
   不思議にすぐなじめました。

以来、
私の生活にラベンダーはかかせなくなりました。
 
 夜は、枕に一滴たらして眠るようになり、
        いつのまにか、不眠は治っていました。
  
 以来、現在に至るまで、薬は不要になりました。

 今でも、眠る前に、一滴紙にたらして、枕元に置いて寝ています。

この1年、
 症状が悪化してから、本当に生き地獄のような日々でしたが

苦しみで眠りは浅いものの、
なんとか眠れ、
以前のような不眠に苦しむことはありませんでした。

私の体に合っている香りのようです。

アロマテラピーのつもりで、
日常生活に取り入れています。

ラベンダーの入浴剤、

ラベンダーティー

ラベンダーのお香、  などなど、
 
  香りで誘われる眠りは、
        とても自然に感じます。

ラベンダーに出会って以来、
   不眠に苦しむことはなくなりました。

信頼できる医師に出会えず
 あまり薬を過信せずに、

 処方された薬は飲んでみて、
 「この薬は私の症状の適用ではない。」と感じたら
      自分の感覚を信じ、薬はやめてしまいました。
  
 今思うと、結果的にそれが良かったのかもしれません。

 症状の本当の原因は「脳脊髄液減少症」だったのですから。

 たとえ対症療法でも、
 
 各科ごとに違う病名の処方で出された薬を
 すべて忠実に飲んでいたら、
 今頃、体も、脳もおかしくなっていたかもしれません。

 この病気は、すべての診療科に当てはまる
 多くの症状が出ますから
 そのつど症状ごとに薬をもらって飲んでいたら、
 まさに薬漬けです。

  なんとか自分なりに工夫して、生き延びてきたので
   よかったのかもしれません。
  
 もう、明日で8月も終わり。
  ラベンダーの花咲く夏も終わりです。
 
 今夜は、ラベンダーの花つぶの入浴剤で
  最後の夏を惜しんでから、眠ります。

 では、皆様、おやすみなさい。

   

コメント (2)
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