脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

交通事故の悲しみ

2006年08月28日 | つぶやき
今日はとても涼しく、過ごしやすい朝です。
初秋を感じます。

今日はひとりです。

家族とはいえ、誰かがいると疲れ、
ひとりになるとほっとするのは
やはり孤独が好きなのでしょうか?

飲酒運転の車に追突され、
3人の幼い子が亡くなった事故をニュースで知りました。

やりきれません。

おそらく、
加害者は服役後は
人生をそれなりに楽しむことができるでしょう。

でも、もう3人の子には人生はないのです。
3人を一度に失った両親の悲しみに終わりはないのです。

どうして、この社会はやられ損の社会なのでしょうか?

死んだ被害者、とその遺族
怪我した被害者
後遺症で何年も苦しむ被害者より

加害者の人権ばかりが優遇されているように感じるのは
私だけでしょうか?

もう少し、被害者支援に力を入れてほしい。

身近に飲酒運転で若い命が絶たれた事故がありました。

若者の続くべき輝かしい未来が絶たれた無念を思うと
本当に悲しく、やりきれません。

お酒を飲んで平気で車で帰ろうとする人、
それを黙認する人、
少し休めば大丈夫だよ、と運転者にお酒を平気で出す人々。

お酒を飲んで、少し休んだお父さんの車に
平気で子供を乗せる母親。

アルコールの本当の怖さを知らない人たちに
強い怒りを感じます。

アルコールの入った飲み物は、
体にとって
のどの渇きを癒す水分がわりにはなりません。

お酒に甘い日本社会を変えたい。

広い駐車場のある居酒屋の開業はやめてほしい!

小学生、中学生、高校生の時に
飲酒運転の罪の深さ、怖さ、
アルコールの脳に及ぼす害について
国が学校教育の中で
徹底的に叩き込んでほしい!

飲酒運転が
「人間としての恥」「軽蔑の対象」
と社会全体が思えるようになる日が来るまで・・・。

交通事故は自分の人生も
他人の人生も
メチャメチャにしてしまいます。

過失の事故でも悲惨なのに、
あえて、アルコールで思考力の劣った状態で
引き起こす事故の悪質さに気づいてほしい。

「酒を飲んでいる自分を知りながらの運転」は
社会全体で取り組めば
きっとやめさせられるはず。

それは、大人になってからの飲酒運転取締り強化より

幼いころからの
徹底的なアルコール教育、安全教育のほうが
効果的だと私は考えています。

せっかく与えられた自分の人生も
他人の人生も
大切にする人間を
これから育てていきたい。

そのために
私たち大人が、
社会を変えていかなければと思います。

苦しみから立ち上がった
被害者や遺族は
その痛み、苦しみを
生の声で
子供たちに伝え続けなければと思います。

ちなみに
「脳脊髄液減少症」とわからないまま、
保険会社、医療、社会から、なんの支援もなく
生きてきた私。

医師や家族や周囲の無理解に
精神的にも、経済的にも苦しみながらも
生きながらえてきた私。

私は
交通事故の被害者のひとりです。

ドライバーの皆様
 お願いです。

どうか絶対に飲酒運転はしないで

自分の人生、
  家族の人生、
    他人の人生を

 もっと大切に、生きてください・・・。


コメント (3)
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