脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

うなぎとミミズ

2006年08月25日 | 四季の風景
今日は朝から曇っています。
ムシムシと暑いです。
今日の体調はまずまずです、。気持ちが楽に感じています。
しかし、午後から、また起きていられなくなり
横になりました。

さて、先のうなぎの話のつづきです。

うなぎを飼うと言っても、
最初は「食べるまでの暫定的な措置」という感じでした。

生きたうなぎをサバける人が見つかるまでの
一時的な飼育。

せっかくの国内産高級うなぎです。
まだ、食べることは捨てきれずにいました。

うなぎやさんに頼んでみようか?とか
思い切って、サバいてみようか?とか
皆で何日か考えていましたが、

迷っているうちにえさもわからず、
日にちが過ぎ、うなぎがやせはじめたように感じ、

それでは、と
「二匹とも少し太らせてから食べよう!」
と言うことになりました。

しかし、ケンカして1匹が死に、
1匹だけ食べてもしかたがない気がするのと
情も移ってとてもサバいて食べる気になれなくなり、
飼いつづける羽目になりました。

正直、うなぎなんて飼いたくありませんでした。
食べることは好きですが・・・。

えさがわからず困っていたある日、
家族が偶然、
テレビで養殖うなぎに、
バケツからミミズをシャベルでばらまいている映像を見て、

うなぎのえさは「ミミズだ。」と気づいたのです。

私は「ミミズなんか食べるはずがない!。」と思いました。

うなぎは小エビとか
おいしいものしか食べないと思い込んでいましたし、
いずれヒトが食べようと思っているうなぎには
「ミミズ」ではなく、「食用えび」で太ってもらいたかったのです。

でも、私たちが喜んで蒲焼で食べてる天然うなぎは
たぶん「ミミズ」を食べているのだと思います。

ですから、「ミミズを食べて育ったうなぎは食べたくない。」
と言うのは変ですよね。
でも、皆、本当にその時はそう思っていました。

うなぎのえさは「ミミズ」だと確信をもった家族が
ペットショップで小さいミミズ?を買ってきました。

最初に家族が買ってきたミミズは熱帯魚用?の
赤くて、細くて、小さい、糸のようなミミズ?虫?が
キューブ状に冷凍されて固まって
キャラメルみたいになっているものでした。

ためしにやってみると
な・ん・と!
水にとけてばらけた赤い糸みたいなものを食べる。

しかし、なんか食べっぷりは悪い感じ。

でも、「うなぎはミミズが好き?。」
そう確信を持った家族は

たまたま、庭で見つけたふつうのミミズを
うなぎに「やってみる。」というのです。

私はやめてほしかったのですが
ついに、生きたミミズが水槽内へ・・・。

す・る・と、

うなぎは、ものすごい速さでミミズに食らいつき
あっという間にまる飲みしてしまいました。

びっくり!

その様子は明らかに
「ペットショップのえさの反応」とも、
「えびやシラコのえさの反応」とも違っていました。

ミミズを食べるうなぎの姿は
嬉々として、

「うまいよ~。おいしいよ~。」
はしゃいでいるようにも見えました。

「何日ぶりだよ~天然もののミミズ。
たまらないよ~。もっとちょうだ~いよ~。」

と言っているかのように
ニョロニョロ、クネクネと頭をフリフリ
えさを探しまわるように動くのです。

驚きました。
まさか、うなぎが「地面にいるミミズ」が好物だったとは・・・。

魚類に疎い、私の知識では想定外のことでした。

(次回につづく)


コメント (4)
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