二人暮らし 日々諸々。

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ふじももキッチン '18 4月終了

2018-04-11 16:52:25 | 薬膳教室

4月のレッスンが無事に終了しました。

今年は一週間ほど早く葉桜になりました。
が!学んだ四月の行事は花見。
お迎えのお菓子とお茶は桜満開のまま、変更なし!



ワークショップはレモン仕事(を2つ)。
ひとつはレモン塩の仕込み。
もうひとつはレモンカードを作りました。
どちらもお持ち帰りいただきました。

レモン塩は仕込みから約一週間でエッセンスが
上がって完成。教室と各ご家庭に共通の調味料が
出来ました。使い道は季節や薬効とリンクさせて
その都度お教えさせていただきますね!




今月の食とセミナーのテーマは「晩秋と春土用の月」。
花と新緑の季節。

木の枝の新芽が日増しに葉を広げるように、そんな
のびのびとした様が(五臓の) 肝は大好き。
ですので肝のストレスを減らして(木火土金水の) 木、
緑のエネルギーをコントロールすることを目指しました。

また今月17日は春の土用入り。
春(の特徴) が極まって過ぎ行き、夏の気が生じて
入り混じる頃です。土用期間には大型連休もあって
晴れ渡る空の気持ち良さ、木木が緑にあふれて風薫る
季節を体感することもできますよね。

ですが、一方では風に乗って舞う埃、黄砂、花粉、鼻や
喉の奥や粘膜がやられやすく、また春の長雨で身体が
冷える、自律神経が乱れがちになるともいわれます。

これらをカバーするよう組み立てました。



乾杯はだいだいのソーダ。
だいだいは皮も実も果汁も使っています。
春の酸味と夏の苦味が一体になってシュワー♪
だいだいは漢方では枳実(きじつ)。皮は橙皮(とうひ)。

お肉料理は、薬膳風のミートソース春バージョン。
薬膳には “同じ部位を食べるとその部分がよくなる”
という考え方があるので、レバーを加えました。
実習はレバーの下処理。
これが見事に決まり、初めてレバーが食べれた、と
おっしゃってくれる生徒さまも。やった!



魚料理はいか。
春のいかはやわらかくて、美味しい!
薬膳として食べても、肝の働きを助けてくれる
食材です。やりいかと新玉ねぎのマリネ。



ミモザサラダはレモン塩で作るドレッシングで。
具材は春の野菜と山菜。これらを生のままだったり、
ゆでたりしてサラダにしました。
菜の花、レタス、春キャベツ、アスパラ、つわぶき、
刻んだゆで卵です。
(ぎょえ!写真がないっ!アーメン)。


スープはクレソンのポタージュ。
クレソンを薬膳として食べると平肝の効果。
トッピングは豆腐を型抜いた名残りの桜(笑)。



レッスン日はまさかの寒の戻り!
大分県内は吹雪いたところもありました(驚)。
帰大した日の翌日、レッスン日は気温が下がる
こと20℃もっ!

嘘やーーーん!
急きょ、温めるひと品を追加することにしました。
わけぎ(ねぎと玉ねぎの雑種) です。
ねぎには温める作用や解毒の作用、玉ねぎにも
温める作用があります。酢味噌で和えました。

昔ながらのおかず。
アシスタント(の母) が腕まくりをしてくれました。

 

 

デザートは桜のアフォガード。
器の底に桜を練り込んだ白玉が隠れています♪

 

 

漢方ティー。
市販のベリー系の紅茶と、ゴジベリーを合わせた
ベリーベリーティー。
シュクル(仏 / 砂糖) を “祝来” と当て字したお砂糖を
添えて。新年度、皆さまによかことがあふれますように!
ご参加をいただきありがとうございました♪



◎ 5月の教室は12日(土) と13日() ◎

 は立夏と小満。

 ワークショップはリクエスト企画。
 4月に続き、薬膳にある “同じ部位を食べると
 その部分がよくなる”
という考え方を利用して
 常備菜を作ります。

 春の名残りは(五臓の) 肝、レバー。
 
夏の訪れを(五臓の) 心、ハツを用います。

 五季食楽(ふじももキッチンのお食事) は
 初夏がテーマ
 早めの梅雨対策も兼ねたいと思います。

 場所:大分県大分市。

 両日満席を頂戴しています。
 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。





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