二人暮らし 日々諸々。

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ふじももキッチン '18 11月終了

2018-11-15 14:59:36 | 薬膳教室

今月の教室が無事に終了しました。
両日とも小春日和!


大分市へと移動の日。
紅葉が見ごろでした!
山間を走る大分自動車道、特に日田インターから
湯布院インター辺りは見事でした。
この区間は霧、大雨、強風、吹雪、積雪など
季節や天候によって様子が一変するので要注意。
今回は最高、ご機嫌な空でした!

 

 

七五三の室礼でお迎えしました。
お道具に千歳飴と袋、嘉来(柿。喜び来たると当て字)、
碁盤の板を使っています。

千歳飴は子どもたちの千歳の長寿、長く伸びるという
縁起を表します。碁盤の板で男児五歳の袴着を表現。
嘉来(柿) は7個で七徳。子どもたちが成長した時に
七つの徳を身につけることができますように、の願い。

 

 

使用の器も季節が見えるよう。
紅葉の柄、紅葉を連想させる赤、冬の五色の黒など。

 

 

お茶は福岡奥八女産。
和菓子は栗の渋皮煮を入れた手づくり羊羹。
千歳飴は “千年も長かれかし” と直会です。

 

 

季節のワークショップ。
椀だねやおでんに重宝する飛龍頭(がんもどき) を
作りました。かやくに漢方食材や五色の具材、
旬の食材を使うと薬膳風にも季節の表現にもなります。

 

 

手仕事の楽しさ、面白さ(笑)。
揚げたのち、ひとつは椀に。ひとつは持ち帰り用に。
持ち帰り分は甘辛く味を煮含ませました。これは
アシスタントさんが腕まくり、おふくろの味(笑)。

 

 


五季食楽(暦と陰陽五行説を使って作る家庭薬膳料理)
のテーマは初冬。
空気の乾燥に寒さが加わり始めるころは体も冬支度!
免疫力、保温力を高めて厳しい冬に備えます。

見ごろの紅葉にお料理を重ね、あるいは年の瀬に
向けて休息の時間が少しでも取れ、充電の月に
なりますように~と
そんな思いも込めました。


食前のドリンクは、紅玉りんごソーダ。
りんごジュレ(ジェリー) からの展開です。
薬膳として食べるりんごは胃腸の働きを整えます。
お好みでソーダ(やノンアルビール) 割り
どちらの組み合わせもグラデーションがきれい!
(で驚いた・笑)。




お肉料理は鶏の竜田揚げ。
竜田姫は秋をつかさどる女神。
竜田川は紅葉の名所。
竜田揚げはしょうゆをからめた色を紅葉になぞり
つけられた名前。
鶏肉と添えたさつまいも。どちらも脾胃によい食材。

 

 

魚料理はさば。
時短でやれる水煮缶を使いました。
水煮缶の選び方や、漢方食材をちょい足しして
家庭薬膳風にアレンジする方法をご紹介。

 

 

親しみを込めて(笑)。

 

 

豆の紅葉和え。全粒粉トーストを添えました。
たらこの別名は紅葉子。

 

 

飛龍頭(がんもどき) の白味噌椀。
白味噌の雑香を上手に飛ばし、じんわりとやってくる
甘さが季節に合うと思っています。
椀の底には
冬の色、黒い食材に分類されるごぼうを
入れました。腸内環境も冬支度です。



 

椎茸ごはん。
肉厚の椎茸が美味しい季節です。
椎茸は免疫力アップ、元気をつける食材です。

 

 

ナッツと黒糖のパンナコッタ。
ナッツ類は体力増進と栄養補助に役立ちます。
パンナコッタ液にアーモンド、飾りにくるみと使用。
嘉来(柿) は直会。

使用した器を見て、な懐かし―い、とおっしゃる
生徒さま。35年ぶりに見たそうです。
実はこれ、実家に眠っていた白山陶器です(笑)。

 

 

漢方ティーは大棗と柿葉のオリジナルブレンド。
大棗(なつめ) は大分県産!

 

 

日曜日、セミナー中にサプライズ!
土曜日クラスの生徒さまが、お手製の
かぼす寒天を差し入れて下さいました~♪
久しぶりの再会になった生徒さまもいて
笑顔、笑い声の花が咲きました。幸せ!




今月もお集まりいただきありがとうございました。

 

◎ 12月の教室は8日(土)、9日() です ◎

 暦は大雪、冬至。仲冬です。

 
 
ワークショップ「有頭海老の扱い」
 
 海老は “腰が曲がるまで” と長寿を願う姿
 縁起物としておせち料理にも入ります。

 薬膳として食べる海老は、体を温める作用。
 胃を冷やさないので、胃腸が弱い方にも
 おすすめです。

 冬の五臓「腎」の働きを高めてスタミナを
 つける食材でもあります


 
 
五季食楽(お食事)。
 
テーマ「冬至に極まる陰対策」。


 場所:大分県大分市。

 両日満席を頂戴しています。

 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。






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