二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
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ふじももキッチン '18 1月終了

2018-01-16 16:20:34 | 薬膳教室

2018年最初のレッスンが無事に終了しました。

2年目に入ったふじももキッチン。
晩白柚を使った “大吉” 、筥崎宮の縁起おはじきを使った
“厄をはじく” 室礼でお迎えしました。
頂戴した干支飴を加えて。。。素敵!



セミナーでは引き続き
日本の行事の「理」
美味しいと感じる「心」
心を引き出す「家庭の料理、味」
薬となる食べものの「はたらき、効能」を
学んでいこうと
思います。

また、昨年は季節にまつわる年中行事、直会、
行事食も実は健康を目的として家庭に伝わっていると
共感していただきました。

今年はそれに “年中行事は水との深い関わりが深い”
ということをプラスして学びを深めたいと思います。

暦は日読み、と申します。
日を大切に心と身体を調整。
生徒様と一緒に一年の無事を目指します。
楽しみだワン!

 

 

菓子とお茶。
手づくり最中、辻占(おみくじ干菓子)、干支飴。

 

 

ワークショップ。
黄色のカボスで作る自家製ぽん酢づくり。
薬膳風に作りました。
(かぼす果汁に) 薬味や旬からは外れますが、
薬効優先でみょうがやピーマンを入れました。

割合はお好みで。
お持ち帰りいただきました。
1週間お待ちくださいね!

カボスは生徒様の畑から頂戴しました。
さすがの黄カボス、果汁がたーーーっぷり
絞れました。
ありがとうございました!

 

 

五季食楽(ごき しょくらく)。
ふじももキッチンでご紹介をしている、家庭で作れる
薬膳ごはんをいいます(日曜クラスのみ実習)。

陽五行説を活かした体調管理を目指していて、
季節の変化と気候、体の調子に合わせ、薬となる
食べもの
を選び、はたらきと効能をいただきます。

 

1月は新年の余韻と晩冬、冬の土用月。
気温は底で寒さが極まる しかし一方では
春の気が入り混じる。

寒さ極まり過ぎ行く冬と、迎える春に向けて
コンディションを調えることを考えました。

 

食前のドリンクはみかん丸ごとソーダ。

お肉料理は昨1月に好評だった薬膳鍋を再び!
牛小腸のもつ鍋にしました。
コラーゲンで肌や血管の潤いを保ちます。
〆はフォー。漢方だしに合うんです!

2018年の漢方ブレンドは以下の通り。
生姜と大蒜はすりおろし、その他は煮出しました。

 

 

魚料理は寒魚でひと品。 
小寒から大寒の「寒の時期」に旬を
迎える寒魚は
(寒くなると) 脂がのってうまみが増し、
栄養価も高く
なります。

選んだのは鱈。
寒い日には体力を維持するため、多めのたんぱく質を
摂って体力を維持します。

鱈は良質なたんぱく質が豊富で低カロリー。
肝と腎に力をつけてくれます。
たんぱく質に生姜を合わせることで更に体が温まる
ので必要な方は是非とも。

その他、黒きくらげや人参も加え椎茸に詰め、揚げ
ました。事前に作っておいたワークショップ品
(自家製ぽん酢) を添えて。



もうひとつの副菜は五色きんぴら。
蓮根、牛蒡、人参、さやいんげん、豚肉。
黒ごまと漢方食材の松の実で仕上げました。
調味料はナンプラー。


御飯は体力を維持する雑穀からもちきび。
米に加えるタイミングで食感が変わります。
蒸らすときに加えてぷちぷち感を活かしました。



お正月シフォンケーキ。
黒豆と栗のシロップ煮と屠蘇散入り。

黒豆や栗は冷えが嫌いな腎によく、黒豆は
肝臓の解毒を促したり、むくみを解消したり、
また栗は気を増す作用があります。

屠蘇散は一年間の邪気を祓い健康長寿を祈願する
慣わしの生薬ブレンド漢方薬。
デザートと一緒にお出しする漢方ブレンドティーは
薄荷とクコの実(ゴジベリー)。


教室の翌日は15日の女正月。
年末年始で忙しかった女性たちへ、つかの間の休息に
なったようで嬉しかったです。
ご参加をいただきましてありがとうございました。

 


◎2018(平成30) 年2月の教室は3(土) と4()。

 暦の上では立春、春。
 気更来(きさらぎ) 月とも。
 まだまだ寒さを感じますが文字のごとく
 陽気が更に来ます。
待ち遠しいですね!

場所:大分県大分市。

 両日満席を頂戴しています。
 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。





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