二人暮らし 日々諸々。

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日々諸々のblogです。

紫色の白菜と蕪

2015-02-09 12:19:14 | 旬をゴチになる

今月4日は立春でした。
この日から陽気が地中に芽生えるので、暦では
一年がここから始まります。

薬膳の季節の捉え方もこれに似ていて、季節(五季)
の起点は立春となっています。

とはいえ、現代のカレンダーでは寒さのピークが今!
今日は福岡でも最高気温が5度しかありません。

立春の頃の冷えが一年に響くので、温かく&加湿を
して体をいたわりたいですよね。

体はちょうど、冬の冬眠から春の目覚めに移行して
いる頃。体が適切に目覚めるよう、薬膳的食生活で
次の季節に向かう準備です。

春は肝機能、目の機能が高まるとき。
(草花が芽を出すように) 気が上昇して特に首から
上に症状が出るといわれています。
今のうちから予防していたいですよね。

 

あやめ小蕪。
(蕪の) 薬膳としての効能は整腸作用と頭に昇った
気を降ろす作用。

 

 

セロリ。
薬膳としての効能は、ストレスを和らげることと
高血圧予防。蕪と同じく頭に昇った気を降ろす働き
があります。頭痛やストレスから生じる血圧上昇を
解消する効果です。この頃イラついているなあと
思うので、薬効を効果的にとれるスープにしました。

 

 

この冬出合った紫白菜!
チコリーのような、トレビスのような感じで使っています。
(白菜の) 薬膳としての効能は、胃腸を整えて消化促進、
便通をよくするので肌荒れの改善にも。

 

 

カリフラワー。
薬膳としての効能は、気のめぐりをよくして、デトックス!
気分が落ち込んでいるときにも作用します。春が旬のたまご
を使って、あえ衣に。ゆず胡椒で香りを足しました。
香りのよいものは気持ちの停滞感を緩和してくれます。

 

 

チンゲン菜。
薬膳としての効能は、血のめぐりをよくして、貧血の予防。
同じく血のめぐりをよくする豆腐の付け合わせにしました。
豆腐と豚肉でハンバーグ。ハンバーグのソースは、薬の
ように体に効いていく薬味から、にんにくとしょうがです。
とろみは葛粉。葛はホルモンバランスの調整など、プレ
更年期にうれしい働きです。

 

 

小松菜。
薬膳としての効能は、(体の熱を冷ますので) のぼせや
イライラ、気持ちの高ぶりを鎮める働き。更年期の
ほてりや生理前のイライラや落ち込み改善も。
女性にうれしい薬効です。

節分の日、恵方巻にしました。梅干しも加えてさわやかに!

 

 

豆まきの後に豆が残らないよう煮物を作りました。
歳の数だけ食べる “福豆” も、煮物にと変化させたので
45粒、楽々クリアできました(笑)。
煮物は大根と豚肉を合わせています。

鬼とは厄災、悪いこと。
豆とは “魔目” “魔滅”  “鬼の目をつぶす” というように
これから出てくる厄災の目もつぶして、祓ってしまうと
いう意味があるそうです。

「鬼め、これでもか!」と、いわしの臭いでも祓う祓う(笑)。
いわしは心身両面の疲労回復食材です。気を高めます。

 

 

大隅甘芋。
おやつおやつと焼いもにしたら~わお!
蜜があふれてきました♪

 

 

さつまいもの薬膳としての効能は (胃腸の働きを活発に
することから) 便秘に。便秘の予防や改善に。
美肌づくりにも。

 

帰省中、オットは自炊。
おごちそうさまでした & ありがとうございました。

iBox(宅配野菜)

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