ビデオテープの苦い思い出～昔、エッチなビデオを友人宅で鑑賞してたらテープが絡んで出てこなくなった～

現在ではすっかり過去のシロモノとなっているビデオテープ。



そう、これ。

DVDだのブルーレイだのネット動画だのと登場してくるまではレンタルビデオ店は繁盛していて、私が現在住んでる田舎の街や以前に住んでたベッドタウンでも必ず1店舗は存在しておりました。

ベータとVHSがありまして、私のような一般的なユーザーはVHSでした。

なぜならレンタルにしても機種にしても汎用性が高かったからなんですが、今回はそんな小難しいお話を書くつもりはありません(笑)

もっと下世話なお話でございます。

私が中学生、高校生になる平成初期の頃。

ビデオも徐々に値下がりをし始めていた頃になりまして、中学・高校生頃と言いますと思春期。

そして異性に興味深々な多感な時期であります。

それまではエロ本で画像で満足していたもんでも、動画の存在を知れば鑑賞したいと考えるのは人の性（さが）。

当時、学校の帰り道に友人宅で映画などのビデオ鑑賞することが日課だった私と友人。

私がたしか別の友人より入手したエロビデオテープを友人宅で鑑賞しようと持ち込んだのです。

友人宅は友人以外は不在を確認(笑)

当時、ちょっとしたイメージビデオでも5000円ほどはした高価な代物。

友人、普段は何も出さないくせに、その日はお菓子などを出したりしてくれて(笑)

さっそく持ち込んだビデオテープをビデオデッキにセットして再生・・・。

オープニングが終わり、これからいよいよ・・・という時に『ガチャン』というデッキからの音。

再生を停止するビデオテープ。

おいおい、どうしたのよ？

一度取り出ししてみようとするものの、テープが出てこない。

あれ、あれれ？？？

そう、機材とテープが絡んでしまったのです。



慌てふためく二人の男子(笑)

そりゃそうです、エロビデオが出てこないとなれば友人家族にばれてしまうのは必定なわけで、なんとしてでも解決しなくてはなりません。

なんとかしてテープを傷つけずに取り出すことはできないものか？

試行錯誤してみたものの内科的な処理では解決しないことが判明しました。

これは仕方ない、外科的処置に切り替えるか・・・。

外科的処置とは「テープを裁断してしまう」こと。

まだ何も鑑賞していないのに・・・。

しかしモタモタしていては事態は悪化するばかり。

私は決断を下しました。

『テープを切ろう』

泣く泣くテープにハサミを入れる私・・・。

結局、当時はテープの再生修理などの情報もなく、鑑賞会はそのままお開きとなったのでした。

で、その後なんですが、社会人となり一人暮らしをした私に再び同様の出来事が降りかかりました。

レンタルビデオ店でレンタルしたビデオテープが引っかかり、ビデオデッキから取り出せなくなったのです。

もうね、一度経験している出来事ですから。

まずはレンタル店へ事情を連絡。弁償もする旨を伝えます。

そして修理屋さんにテープ取り出しを依頼。

1週間程度で取り出しとテープ修復作業は完了。

で、修復したテープをレンタル店に持参して確認してもらい、場合によっては買い取りというお話で相談し、無事にレンタルに耐えうるということで延滞料金のみで事なきを得たのでした。

取り出し作業などの費用もたしか1万円程度だったと思います。

人間、どんな経験が活きるかわからないもんですね(笑)

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