世代交代について、どう思う?(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51859543.html
「世代交代」というと、すぐ「高齢化」や「卒業」という話になるが、こういう議論が世代交代問題への解決案へ我々を導いてくれることは、まずない。
この手の議論の有りがちな内容は、「選抜メンバーをどう組み替えるか?」という話だ。
しかし、これは「世代交代」のある一つの要素の話をしているだけに過ぎず、この点に注力しても、世代交代に関する問題を解決することはできない。
そもそも「世代交代」がどういうものなのか理解されていないように思うので、ここで「世代交代」の基本的概念を共有しておきたい。
(ずいぶんと偉そうに語ってしまっているが、そういう語り方をしたいだけで、決して偉ぶりたいわけではないです。)
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まず、理想的な「世代交代」のあり方を図示する。
典型的な「成長曲線(S字カーブ)」である。
縦軸の「生産力」は適切な指標が思いつかなかったので、あえて抽象的な概念にしている。
利益や生産性、ブランド力など様々なものを包含したものと考えて欲しい。
重要なポイントは、図中に記載した3つである。
1. 種蒔(先行投資)期
2. 育成期
3. 移行(収穫)期
3つとも簡単な概念である。
動植物の飼育や栽培がまさにこれであるから、わかりやすいはずだ。
それゆえ理解しやすいと思うが、これら3つを合わせて「世代交代」である。
それら3つを踏まえて
「種をどう撒くか」
「土はどうすべきか」
「どう水をやるか」
「日照をどうするか」
「いつ収穫するか」
「どう収穫するか」
「次の種をいつ撒くか」
etc...
を議論するには意味はあるが、どれか1つだけで世代交代を語るのには無理がある。
「世代交代」を語るなら、3つセットもしくは、3つを踏まえて語らないと意味をなさない。
育ってないのに収穫の話をしても仕方がないし、
育つための土壌を作っていないのに、種を撒く話だけしても仕方がないのだ。
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ということを踏まえた上で、これを読んでみよう。
多少なりとも世代交代へ向けたプロデューサーの気持ちがわかるだろう。
http://akb48matome.com/archives/51859543.html
「世代交代」というと、すぐ「高齢化」や「卒業」という話になるが、こういう議論が世代交代問題への解決案へ我々を導いてくれることは、まずない。
この手の議論の有りがちな内容は、「選抜メンバーをどう組み替えるか?」という話だ。
しかし、これは「世代交代」のある一つの要素の話をしているだけに過ぎず、この点に注力しても、世代交代に関する問題を解決することはできない。
そもそも「世代交代」がどういうものなのか理解されていないように思うので、ここで「世代交代」の基本的概念を共有しておきたい。
(ずいぶんと偉そうに語ってしまっているが、そういう語り方をしたいだけで、決して偉ぶりたいわけではないです。)
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まず、理想的な「世代交代」のあり方を図示する。
典型的な「成長曲線(S字カーブ)」である。
縦軸の「生産力」は適切な指標が思いつかなかったので、あえて抽象的な概念にしている。
利益や生産性、ブランド力など様々なものを包含したものと考えて欲しい。
重要なポイントは、図中に記載した3つである。
1. 種蒔(先行投資)期
2. 育成期
3. 移行(収穫)期
3つとも簡単な概念である。
動植物の飼育や栽培がまさにこれであるから、わかりやすいはずだ。
それゆえ理解しやすいと思うが、これら3つを合わせて「世代交代」である。
それら3つを踏まえて
「種をどう撒くか」
「土はどうすべきか」
「どう水をやるか」
「日照をどうするか」
「いつ収穫するか」
「どう収穫するか」
「次の種をいつ撒くか」
etc...
を議論するには意味はあるが、どれか1つだけで世代交代を語るのには無理がある。
「世代交代」を語るなら、3つセットもしくは、3つを踏まえて語らないと意味をなさない。
育ってないのに収穫の話をしても仕方がないし、
育つための土壌を作っていないのに、種を撒く話だけしても仕方がないのだ。
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ということを踏まえた上で、これを読んでみよう。
多少なりとも世代交代へ向けたプロデューサーの気持ちがわかるだろう。
一 前世代がピークアウトした後に、後手後手で、次世代を育成していること。
二 前世代の生産力を十分に活用せず、次世代を隔離して育成していること
三 まだ育たずレベル低いのに、実績能力も依然上の前世代を強制排除し、価値競争を起こさせないで次世代に指定席を与えたこと(次世代メンの特権階級化)
世代交代は必要ですが、光宗起用法は最悪中の最悪、今のアンリレへの交代起用法は太田プロが成果を焦ってプロセスをきっちり踏んでいない(上の3問題点全て該当)。たいして成果上がらないでしょう。
世代交代は必要です。ただ、執行方法が短期的利益と成果を焦り過ぎです。
現時点では『旧世代 with 次世代』だと思う。
旧世代が持っている『ストーリー性』にはまだまだ敵わないな。僕は良い勝負になるのは2014年だと思う。
『前田 vs 大島』で盛り上がった2011年が1回目のピーク。
『旧世代 vs 次世代』の勝負になる2014年が2回目のピークになると見ている。
だから、そこに照準を合わせて若手を育ててほしい。
世代交代に短期的な解決法は無いと思うんですね。長いスパンで考えないと。
コメントありがとうございます。
失敗も多いのですが、中にはうまくいっているものもないわけではないし、成功か失敗かを判断するのは難しいのですが、大成功はしていないですね。
仰るとおりです。
短期的な利益に焦っているようにも見えることも同意ではありますが、一方で「あえて」の部分も実はあるのかなとも思います。
というのも、やすす先生は「よいものであれば、時間をかければヒットに導ける可能性が高くなる」ということをよく理解している人だからです。
しかし、あえて短期的な勝負に出ている側面もあります。
より正確に言うと、「時短」に挑戦しているということです。
理由は、時間が有限であることと、また豊富な資源を死蔵させて置かないためのものでもあるし、またそれこそが「プロ」と「アマ」の違いを如実に表す指標であるからです。
これはある意味で「時間との勝負」をしているのですが、雑談として面白い話なので、簡単にエントリ化しようと思います。
光宗さんの件ですが、私は企業と新人の関係と似てるなぁと思ってしまいました。
意気揚々と期待されて入ってきたが、理想と現実のギャップですぐやめる結果になる。
要因はいろいろあると思いますが、AKB48が企業組織になったということですね。
コメントありがとうございます。
>旧世代 with 次世代
仰るとおりですね。
うまい表現だと思いました。
>勝負になるのは2014年
現状を鑑みるに、そうでしょうね。
個人的には2013年の総選挙で「争点」を作れるかどうか、という点に注目していたのですが、現状のままでは難しいなと思っています。
良策が見つからぬ苦しさで運営が奇をてらう方向に走らないことを願うばかりです。
>世代交代に短期的な解決法は無い
これも仰るとおりですね。
苦しいからと行って楽をしてはならないですね。楽を。
悩んで考え抜いた先に、新しい解が待っていると思います。