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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

高須砲は悪くない。「これからの正義の話をしよう」ということだと思う。

2013-04-05 03:11:28 | AKB48_軽ネタ

【AKB48選抜総選挙】伊集院光が高須砲を批判
http://akb48matome.com/archives/51872071.html


この件に関して、高須砲は別に悪くない。

まゆゆオタの1人の金持ちが自己顕示欲から調子こいてしまった、という話に過ぎない。

なぜ一般ヲタだとよくて、高須氏だとダメなのだろうか。

たぶん彼が金持ちだからだろう。

高須氏が貧乏人だったら嘲笑されたか、ひょっとしたら英雄視されていたかもしれない。

では、なぜ彼が金持ちだとダメなのだろうか?

おそらく、金持ちだと身を削る量が少なくて済むと感じるからだと思う。

彼にとっての1000万と、我々にとっての1000万では重みが違う、

そんな苦労してないやつに大きな影響を受けるのは嫌だ。

つまり、「ヲタは苦労しろ。」「ヲタ活とは受難である。」「さすれば救われる。」ということだ。

(極論過ぎる表現だが・・)


要するに「道徳規範」の話なんだね。

みんなわかっていると思うが、これは0か1の議論ではない。

「複数投票はよいが、やりすぎはだめだ。」という話なのであるし、

ではやりすぎの基準があるかと言われれば、実はないのである。

そういう意味で、↓このコメントが適切だと思う。




道徳規範を担保するのはファンか?それとも運営か?メンバー含めたみんなか?

マイケル・サンデルではないけれど「これからの正義の話をしよう」ということなんだね。

これからの選挙の話をしようとか、これからの運営の話をしようとか、これからのAKB48の話をしようとか。


という話なのではないの?

運営様、シリアルナンバーの管理体制についてご説明頂けないでしょうか。

2013-04-04 00:15:16 | AKB48_軽ネタ
しつこいですが今年もこの件について問題提起します。


AKB48の選抜総選挙のシステムにおいて、もの凄く重要なことなのに、これまで一切触れられていないことがあるのです。

ちゃんと説明して欲しいので今年も書きます。


AKB48は投票システムの厳格性や堅牢性について説明をしています。

弁護士が立ち会うとか、選挙結果にはガードマンがつくとか、集計DBは守られているとか、そういう説明はなされています。


パイプドビッツ「シリアルナンバー投票システム」
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/apps/serialnumber/

<特長>
出現頻度1千万分の1。憶測されないシリアルナンバーが厳正な投票環境を死守
 不正投票を防ぐため、暗号アルゴリズムに基づいて憶測されないシリアルナンバーを発行しています。その出現頻度は1千万分の1。さらに、1千万分の1の確立でシリアルナンバーが不正使用されたとしても、検証プログラムによって不正投票をブロックします。



システムは「なりすまし」や「改ざん」に関しても問題ないというわけです。


しかし、一回も投票権(シリアルナンバー)の管理について触れられたことがないのです!!!

不正にシリアルナンバーを割り出せないのはわかるのですが、そのシリアルナンバーをどうやって管理・配布しているのかがわかりません。

つまり、シリアルナンバーの配布が平等かつ厳密に行われているのか、誰かが不正に安価に入手などしていないのか、誰がそれを管理しているのか、など疑問が尽きません。

通常、このシリアルナンバーの管理の問題は、投票権の識別子となる重要なファクターですので、システム設計を考えるなら必ず問題になる部分になるわけなのですが、これまで全く触れられていないのは奇妙であります。


この部分をオープンにしないから、八百長疑惑にも拍車がかかってしまいますので、隠す気がないのであれば、ささったオープンにしましょう。

運営様、

よろしくお願いいたします。


何度も言うが、研究生でスピンオフ・チーム「チーム8」を創るんだ

2013-04-03 23:54:06 | AKB48_心の叫び
これは真剣に言っているのだが、何度も繰り返すことになるが

研究生でチーム8を作ったらどうか?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/a8dc7ad391013fd4ab6644a69075a5bd


研究生を正規チーム(A/K/B)に組み込むのはダメだ。

ダメ、ぜったい。

今度はチーム4と同じ徹を踏まないように、「チーム8」でデビューさせるんだ。

しかも、インディーズで手売りオンリーだ。

それで、SKE48もやる気ないみたいだから、チーム8で↓これをやるんだ。


SKE48は、次世代エース級メンバーを「SKE48バス」で全国武者修行させたらどうか?
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/6522173ea3af32a26b55cbddf8cad599


とにかく、そのまんまAKB48に組み込んでメンバーを埋没させてはならない。

これまでの運営のやり方では、有能な若手メンバーほど率先して昇格させて、結果、メンバーを埋没させて腐らせてしまうことになるから、これまでと同じやり方はやってはならない。

独立的で自立的なチームとして存在させ、その活動の中でダイヤの原石を磨くのだ。

そうすれば自然と役割が人を育て、メンバーは育つしキャラ立ちもする。

とにかく埋没させるな。

自分たちが構造的な大企業病にかかっていることに気づくことが大事だ。


で、チーム8のセンターには、14期の三銃士を据えよう。

12期の研究生たちは、先に昇格したメンバー達を見返してやろうと獅子奮迅するだろう。

この編成の方が13期のたとえば茂木を活かせるだろう。


フレッシュさならHKT48がいる?

何を情けないことを言っているのだ。

そんなんだからダメなのだ。

AKB48を倒すのはAKB48だ。

他に頼ってばかりじゃ、AKB48自体の力はどんどん弱まるぞ。


とにかく、研究生でスピンオフ・チームを作ってデビューさせよう。

話はそれからだ。

AKB48における世論を「富国」「強兵」「公議」「輿論」の四象限で捉え直す

2013-04-03 02:10:16 | AKB48_軽ネタ
幕末における理念闘争
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/5ebcf72709c972da103e5df5379c75f0

の続き。



AKB48の置かれてる状況が明治維新後の日本の近代史に似ている気がする。

大久保利通の「富国」、西郷隆盛の「強兵」、木戸孝允の「公議(独裁の憲法)」、板垣退助の「輿論(民権)」の四象限で全体像を掴むことができるのではなかろうか。

1876年(明治9年)に参議兼内務卿であった大久保利通が太政大臣に提出した「国本培養に関する建議書」には次のようなことが書いてある。

世界で独立の権を有し、自主の体を備え、世界の帝国と称するものに共通しているのは「実力」である。
「実力」の本質は、「政令、法律、軍備、教育」にあるのではなく、「中外輸出入の統計」にある。
産業力・経済力が独立の帝国の基礎である。
しかし、近代化に着手したばかりの日本では、産業の発達を民間企業に任せておくことはできない。
政府の手による産業育成は、「政理の正則」ではないことは承知しながらも、明治の日本では「時勢の変法」を用いる必要がある。
(国家資本主義による開発独裁だが、それを「時勢の変法」であると認識している点は現代においても卓見である。)


AKB48の強さが、マスメディアに依存しない経済(顧客)基盤にあるという認識のもと、内政を重視する派。


明治維新という革命を武力の側で担った政府軍「戊辰軍団」は「御親兵」となり、その後「近衛兵」に再編され、その最高司令官は参議兼陸軍大将の西郷隆盛であった。

1871年に廃藩置県が完了し日本国内が平定されると、軍隊という能力は相手(目的)を求めてさまようことになる。

そこで発生したのが台湾、朝鮮、樺太といった近隣諸国との領土問題であった。

西郷はロシアとも清国とも直接的には関係しない朝鮮問題を重視し「征韓論」を主張する。

西郷の真意に関しては諸説あるようだが、幕末期には攘夷論者ではなかった西郷がこの時には東アジアでの戦争を求める側にいたのは何とも言えない話ではある。

AKB48に力があるうちに、もっと多方面に打って出てAKB48の立場を確固たるものにしようという積極攻勢を重視する派。


王政復古で幕府がなくなり、廃藩置県で藩もなくなり、新政府は薩・長・土などの旧有力藩の家臣が握っていたが、その根拠は幕末期よりもはるかに弱く、天皇にだけしかなかった。

中央政府そのものの正当性根拠があまりに薄弱であったのだ。

木戸孝允は、その答えを「憲法」「内閣制度」に求めた。(議会制を将来の課題として後回しにした)

ここでいう「憲法」とは、政府の施策が恣意的なものではなく、一定のルールに従っていることを国民に保証すると同時に、政府内諸機関の権限を明らかにすることであった。

木戸は次のように述べている。

今日においては「独裁の憲法」といえども、他日人民の協議起こるに至り同治憲法の根源となり、大いに人民幸福の基となる必せり。


AKB48はファン参加型と言われるだけに様々な機会でファンからの意見表明があるし、その一方でAKB48の政策についてAKB48運営が大きな支配権を握っているのも事実であるという認識のもと、それらがうまく調停できるように、AKB48運営の施策が一定のルールに従っていることをファンに保証し、その正当性根拠を確立することを重視する派。


明治新政府の中で薩・長に遅れていた旧土佐藩勢力が打ち出したのが「民選議院設立建白書」である。

幕末期より土佐藩の後藤象二郎が一貫して唱えてきた「封建議会論」の延長ではあったが、大きな特徴は「民選議院」にあった。

1874年に左院に提出された「民選議院設立建白書」にはこうある。

それ人民、政府に対して租税を払うの義務ある者は、すなわちその政府の事を与知可否するの権理を有す。


(この建白書に署名した8名はみな士族であったから全員「租税を払う義務」を持っていなかった。当時この一文がどの程度本気だったのかには疑問の余地があり、それゆえ租税を払っていた「平民」と対置する形で「士族民権」などと呼ばれる。)

AKB48には、選抜総選挙をはじめとして握手会人気などファンの意見を直接的にも間接的にも取り入れる仕組みがあるが、これを拡大し、全面的に民主主義(ファン主義)的な体制になることを重視する派



単純化しすぎ?

CD売上枚数の実績(2013.4.02)

2013-04-02 22:47:43 | AKB48_アナリシス
不定期での更新です。


CD売上を週次で見てみると各グループの違いがわかって面白い
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/8995797aa12edc5c57b5cdfd7335776f

CD売上枚数の実績(2013.2.20)
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1e8556c01ead77a180f7c16bc25e4982

AKB48グループ(AKB48/SKE48/NMB48/ユニット/ソロ)のCD売上枚数の推移と分析
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d3027408e5f5a3c7b7f5e838cd897d0c



■AKB48






■SKE48






■NMB48






■乃木坂46






■全グループ比較

発売日にプロットしているので正確ではありません。







CDシングルの売上実績で見ると、AKB vs. 姉妹グループ全体 でほぼ互角という形ですね。

ビックプレーヤや組織票の存在は表層的な問題。選挙結果に追い詰められる運営。

2013-04-02 15:02:56 | AKB48_軽ネタ

高須砲などのビックプレーヤや組織票について書こうと思っていたのだが、高須砲が撤回されたので宙に浮いてしまった。

この問題については過去何度か考えを述べているが、ここで簡単にまとめてみたい。



AKB48の選抜総選挙において、1人のファンが複数投票することはよく知られた事実であり、今にはじまったことではないが、この問題がクローズアップされたのは2年前の第3回選抜総選挙(2011年)の時だと記憶している。

第1回が前田敦子、第2回は大島優子が1位と、当時は前田敦子と大島優子がデットヒートを繰り広げていたので、両者のファンが大量投票していたのだ。

1000票(100万円以上)投票するファンが多数表れたばかりか、私が知る限り5500票(800万円以上)投票した大島ファンもいた。

このファンがメンバーのために私財を投げ打つ異様な姿に、マスコミは食いつき、AKB48は「AKB商法」として多くの批判を受けた。

この批判に答える形で生まれた名言が、第2位に選ばれた大島優子が壇上で述べた「票数はみなさんの愛」発言である。


AKB48総選挙「票数はみなさんの愛です」を理解できない人は愛を理解できない。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/58349ed15207899654aa8e85f2113cdd

第三者はいろんなこといいます。
『投票数を何万も買って、本当に総選挙と言えるのか、選挙は一人1票じゃないのか』って

でも私たちにとって、票数というのはみなさんの愛です。

去年は1位になってセンターで歌わせていただきました。私にとっても大切な曲です。
次のシングルは2位ですが思いっきり歌って踊りたいと思います。


「AKB商法批判」に対してAKB48運営は何もしていないわけではない。

AKB48運営は、第2回総選挙の後に声明を出している。

総選挙1位であった大島優子の待遇について、ファンから批判が続出したからだ。

(ヘビロテの後、『Beginner』では変則センター、じゃんけん選抜の『チャンスの順番』の後、『桜の木になろう』では大島優子が楽曲のイメージに合っていないということからセンターを外された。)

「総選挙におけるランキングは、次の楽曲のセンターを決めるものであり、AKB48のセンターや序列を決めるものではない。」


しかし、第3回選抜総選挙ではファンの投票行動の加熱を抑制し切れなかった。

なぜなら、AKB48選抜総選挙はファンにとっての「代理戦争」だったからである。

前田敦子が第4回選抜総選挙を辞退すると、選挙の様相は少し変わった。

AKB48一時代を築き上げた2強の一角が崩れたことで総選挙の争点は「トップ争い」から、巨大化したグループ内でのポジショニング競争という位置づけになったのだ。

実は、この点については第3回総選挙の時点である程度は予想されていたことだった。

第4回総選挙の結果は、姉妹グループであるSKE48や中堅メンバーの躍進が目立つ形となった。


AKB48総選挙のあるべき形とは何か
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/30c6b53c212d4991f0bed25a76c9e552

もし、私が言うように、アイドルが大衆的で公的な要素を持つものだとしたら、投票権が無制限に与えられる選挙システムで、どれだけアイドルの価値を示すことができるだろうか?

難しいのかもしれない。
投票権が無制限に与えられる選挙システムで、大衆性をどうやって計測することができる?

だから総選挙ランキングとセンターなどの序列は合致しない。
総選挙ランキングに全てを委ねることは、AKB48にとって合理的ではない。

総選挙の主催者は、総選挙の目的をより明確にする必要がある。
もし単に「次のシングル楽曲のセンターを決めるだけのもの。」であるならば、「総選挙」の位置づけをしっかりと認識してもらうよう努力する必要がある。
この認識違いによる混乱は、回りまわってAKB48の信頼に関わるものだと私は考えるからだ。

仮に、認識合わせに成功したとすると、おそらく、今の目的のままであれば、総選挙は回を重ねる毎に位置づけを変えていくだろう。
今のように主力級がトップを独占するのではなく、まだ注目度は低いが将来性のあるメンバーが、ファンの支持を得てランキング上位に上り、次のシングル楽曲のセンターで陽の目を浴びるという形で、「世代交代の基礎を築く場としての総選挙」になると私は思う。


第4回選抜総選挙 結果の図解
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/c153b4df0c7d5748202b695e610752ee


以前は、選抜総選挙の意味がAKB48内での絶対基準に成り得ないということが周知されれば、選挙の回数を重ねていくうちに、参加者も小慣れてビックプレーヤの存在は薄まってくると予測していた。

(マーケティングとしての組織票やビックプレーヤはその時々に一過性の現象として現れては消えると思うけれども)

ところが、つい先日ラジオ番組に出演したやすす先生は、メンバーの進退に関する判断を、ファン側に委ねる方向へ転換する主旨の発言をしてしまった。


「秋元康・宇多丸 スペシャル対談!」を聴いて。このままではマズイな。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/ae280f48ae1b0977d2cb33fc72d0700d


意思決定をファン側へ委ねられても、ファンが意志を示すことのできる場が用意されなければ、それは実質的に「握手会」と「総選挙」を指し示すことになる。

公には「総選挙」ということになるだろう。

(総選挙は加点方式なので、メンバーを「持ち上げない」ということによってしか意思表明することができないが。)

これでは、その意図はなくてもAKB48運営の「総選挙重視」という戦略転換を暗黙的に示すシグナルになってしまう。

表現が適切ではないかもしれないが、これまでの「選抜総選挙」は「AKB48の表象」であって、「AKB48の本質」ではなかった。

あくまでも本質はAKB48運営が握っているのだ。

AKB48運営には選抜の編成権を手放す気はなく、もともと総選挙は1つのシングル選抜を決める余興だった。

(選抜の編成権を失ったら運営は単なるファシリテーターになるのではなかろうか。)

しかし、意図せざる「総選挙重視」のメッセージは総選挙を表象から本質へと転換するうねりに変わる可能性がある。

もし、その上でAKB48運営がこれまでの姿勢を変えないとしたら、ファンからみたときのAKB48のダブルスタンダードが事実化してしまい、チグハグ感が全体性や一貫性を、最終的にはブランド力を毀損させてしまうことに繋がるだろう。

(既に他の部分でのチグハグ感が問題になっているが、その問題から逃げたくて「総選挙重視」という暗黙的な宣言をしてしまった。)


この状況は民主主義の生成過程で起きる、政府と国会との間で起きる対立構造に似ている。

超然主義をとっていた政府が行き詰って政策の正当性の裏づけに「民意」を頼ると、民意の代表たる国会の支配を免れられない。

次第に政策素人である大衆の意見を受け入れざるを得なくなるだろう。


さらに状況を難しくしているのは、なりふり構わないCDの拡販政策だろう。

総選挙を盛り上げとCDの売上低下を帽子を両立させたい(少なくても票数の低下を防ぎたい)のかもしれないが、票数を上げるために無理をすればするほど運営は結果を尊重しなければならなくなる。

そこまで見越した覚悟のある政策なのだろうか。

さて、AKB48運営政府はこの問題をどうハンドリングするつもりであろうか。