進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

AKB白熱教室 大島優子教授による講義

2011-05-22 20:06:47 | AKB48
今日、久しぶりに夕方の時間帯にTVをつけていたらマイケル・サンデルのハーバード白熱教室を放映していた枠で、スタンフォード白熱教室をやっていたので見たわけです。
ハーバードの方は政治哲学の講義だったわけですが、スタンフォードはビジネススクールの講義で、今日はチーム・ビルディングの話でした。
自分自身が通っていた学校ではチーム活動が多かったものですから、学生時代を思い出しながら見ていました。

日本の場合、(昔の話なので今は知りませんが)高校教育までは個人に対するものが多く、大学に入ると突然としてグループやチームでの活動を行うための技術を試されます。
高校までに特定の目的に対して真剣に議論する場なんてものは部活動くらいで、しかも部活動は顧問の先生がいたり目的が明確であったりするから、正しさの基準というのがかなりハッキリしているので、あまり創造性が必要とされません。
そんな中、時には喧嘩などもしながら試行錯誤してチーム活動をしていたことが懐かしいです
(そういう意味で「もしドラ」の意味って大きいような気がします。学校教育の場にマネジメントという新風を吹き込むのですから。まぁもしドラ読んだことないから内容知らずに言ってますが。)

さて、話が少し変わるのですが、AKB48の大島優子さんが明治大学で講義した時の映像を発見しました。
大島流の処世術を披露しています。
たいてい器用な人には、地頭の良い人が多いですが、大島さんは非常に器用な方だと思います。以前からNo.1は伊達ではないと感じていますが、きっと冷静で洞察力のある方なのだろうなと思います。
でなければ、人間関係が重要な業界で長期間生き残っていくのは難しいでしょう。
そういう意味で講義自体は、大島さんならもうちょっと議論を深めることができたと思うので、少し残念です。
まぁ一つの企画でやっただけなので仕方がないとは思いますが。

大島優子教授による講義


よく考えると、前述したように日本の教育は、チームやグループ活動について疎いので、こういった芸能人、特にAKBのように、各メンバーがチームメイトでありながらライバルでもある関係の中で、どうやってチーム全体と個人のパフォーマンスを二兎を追って両立していくか。という状況に身を置いている人たちに大学で講義してもらうというのは、いろんな意味でいいのかもしれないと思う今日この頃です。
大学側も学ぶことは多々あるだろうと思います。

採点結果に責任持たないなら評価者がプロである必要がない。全くない。

2011-05-22 02:07:49 | TV・書籍
「お願いランキング」というTV番組を見たら、シェフや美食家による回転寿司店の人気商品をスコアリングをしていたわけですが、つけられる点数に全く説得力がないのに番組が成立しているという構図に驚きました。
何に驚いたかって言えば、点数に全く基準がないことです。
こんないい加減なスコアリングに挑戦者がいるとなると、番組制作者と挑戦者との間で「事前の調整」があるのではないかと疑いたくなります。
(きっとあるのでしょう。)

番組を面白くするために酷評しなければなりませんが、それだけではバランスが取れませんから、どうせ(今日は店対抗でしたが)単体でランキングする時は必ず満点があるようになってたりするんでしょう。
ゴールデンタイムの番組にはありがちな構図ではありますが。

番組のこのコーナーに格を持たせたいなら、次のような採点基準を採点者に課すのがよいでしょう。
付けた点数に責任を持たないなら評価者がプロである必要が全くないからです。
今のままでは道端歩いている人に採点させたのと同じです。

10点 :自分の名前を使って宣伝してもらってよい。(「○○が認めた!」「△△が推薦!」etc..)
8 - 9 点 : 他者に推薦したい
6 - 7 点 : 自分で料金を出してリピートしたい
4 - 5 点 : 無料ならリピートしてもよい
2 - 3 点 : 無料でも食べない
0 - 1 点 : 論評するのに値せず

これが大衆版のミシュランガイドだ!みたいな気合を感じないのが番組制作者側の怠慢か、それともそうできない日本という国の過剰コンプライアンスの悲しさか。。