粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

ぎんさんの娘たち

2011-12-15 00:02:42 | 一般

長寿の双子で一世を風靡したきんさんぎんさん、妹の蟹江ぎんさん(1892~2001)には4人の娘が今も健在だ。14日放送のテレビで彼女たちの日常を紹介していた。長女年子98歳、次女千多代93歳、三女百合子91歳、四女美根代89歳、なんと合計で368歳、皆元気で言葉も明瞭だ。

とても90歳前後の女性には見えない。4人揃って長寿の遺伝子を引き継いでいるようだ。夫たちは「とっくに死んでいる」ようだが、未亡人の淋しさは微塵も感じられない。いずれ「平均年齢100歳、ぎんさんの娘た」でブレイクしそうな感じだ。ダスキンや通販生活は虎視眈々とその時を狙っている?

彼女たちがぎんさんの健康の長寿の秘訣としてさとした言葉で励行しているのは「歩くこと」だ。当たり前といえば当たり前すぎるが、ぎんさんの言葉はその驚異の成功例だけに重みが全然違う。「歩かないと人間、足から死んでいく」とも戒めている。そういえばきんさんぎんさんがメディアの登場する前、双方とも白髪で認知症ぎみだった。しかし二人が脚光を浴びて外出が余計増えた結果、黒髪が戻り認知症も完治したとも聞く。何より健康、長寿の秘訣は「歩くこと」に尽きる。今の自分を思うとc耳が痛い。

それと「自分も年取った」とか「老人になった」とか思わないことだろう。マスコミで注目浴びて急に高額の収入が話題になった時のことだ。その使い道を聞かれたきんさんぎんさん二人が揃って「老後の蓄えにします」と、下手なお笑い芸人にもまさるジョークで答えていた。でももしかしたら、本気で考えていた!?