思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

2019年ラグビーワールドカップ日本開催決定

2009-07-29 22:55:00 | ラグビー・思い出話

「おめでとうございます。」

朝一番に北海道新聞を広げて、見出しを発見。

ワールドカップ日本開催が決定しました。うれしいですね。

開催地には札幌ドームも予定されているとの事。

10年後、会場で撮影する自分をめざして頑張ろうと思います。

 

日本は戦前からラグビーをはじめて、大学の試合中心に発展。

国の代表チームを作り、招待試合や海外遠征するなど

国際的に活躍できる力をつけました。勝敗については

体格が劣る分スピードとチームワークで勝ちを目指してきました。

しかしながら権限を持つIRB理事国に認知されたのは1987年。

第一回ワールドカップが開催された年です。

そこから約20年かかっての誘致成功。

関係者の方達の喜びもひとしおでしょう。

言葉は悪いかもしれないですが、

差別との戦いでもあったような気がします。お疲れ様でした。

札幌ドームは、私の自宅から地下鉄一駅で行ける場所。

往復400円で通えますので、ぜひ撮影協力させて下さい。

 

一番の問題は大会後の上納金。151億は膨大です。

もっと少ない経費でワールドカップを開催しているスポーツ団体や

一般社会から「不況の中、上納金151億要求のラグビーとは?」と

特別視されるのは、寂しいかもしれません。

なすべきことは「今から貯金。」

ニュージーランド協会では職員の賞与カットなどもしているそうですし

これから、経費の見直しをして活動するのも一案と思います。

 

大手企業から多額の金額を集めるのも大事ですが、

「ワールドカップ開催のため、このような努力をしています。」と

社会的に共感を持ってもらえる活動もいかがでしょうか。

単純かもしれないけれど、年賀状の書き損じハガキを

寄付していただくのも良いかもしれません。

 

運営に関しては、今現在、日本には支えてくれる方がたくさんいて

特にアマチュアリズムの中を生きた方たちは、お金には関係なく

気持ちで集まり、大会の仕事に従事してくれています。

お互いの持つ個性を出しあい、自分達のラグビー部を存続してきた方たち。

そういう方たちを大事にして、後に続く方を育ててほしいと思います。

 

北海道協会の方たちと一緒に、大会運営に参加できるとうれしいですが

IRB主催なので、地域協会は排除されてしまうのでしょうか。

自分達にも手が届く身近でフレンドリーなワールドカップを切望します。

 

今年10月国立競技場の撮影を願って

2008年5月 日本代表VSクラシックオールブラックスより