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こんな夜にはこんな読書「美女と竹林」

2010-05-31 21:53:00 | こんな夜にはこんな読書
ひとり森見登美彦特集。
「美女と竹林」を図書館から借りてみる。

竹林経営に乗り出すとか
竹林を培養するとか

このひとの考えることは尋常じゃない。
いっしょにいたら飽きないだろうなぁ。
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262

2010-05-31 02:45:56 | エ(ア)ロダンサー
262時間目のエ(ア)ロは
あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターの久々の日曜日。

いつも彼女の左側後方2列目に陣取りたいあたしは
一番前の真ん中に居座る勇気なんかなくて

でも今日に限ってそこには誰もやってこず、
あたしの前だけぽっこりひとり分の空間が空き、

それでももじもじしてたら

なんだか空気の読めない子みたいに、
というか子になってしまった。

後ろでニコニコするオバサマ方のプレッシャーが恐い。

そんなひと悶着が心にひっかかった挙げ句、
5月最後の週はひとつひとつのパートがパワーアップしてててんやわんや。

熟々一番前に行かなくてよかったと思う。

エ(ア)ロのあとのひとっ走りを終えて
受付に健康チェック表を取りにいくと

あたしの恋心をくすぐる中性エ(ア)ロインストラクターがいたので

自己弁護も含め

「今日みたいなときは前に行ったほうがいいんですかねー」と

言ってみたら

「んー、『前行ってもいいすかね』つって行ったほうがいいかもね」と彼女。

2列目でもただでさえ、
いろいろ眩しすぎる彼女をまっすぐに見つめられないのに

彼女から50センチくらいのところに立ったら
恋心が匂い立ってしまいそうであたしの存亡の機なのに。

でもそれ以上に彼女に痛い子だと思われるのは御免なので
次回そんな局面に出くわした場合には一歩踏み出す勇気をください。

更衣室に誰もいなかったので
汁だくおっぱい丸出して着替えてると

いつもはその更衣室で着替えない彼女がやってきて
上半身はブラジャーのあたしの後ろをすり抜けた。

んあー。

「セクシーショット見ちゃった」と彼女に言われ

背中を見られた恥ずかしさに苦し紛れで

「今、あたし旬ですからねー」と言うと

彼女も笑った。

「今日何するんですか」とフられたので

「まきちゃんぐのライブに行きます」と言うと

まきちゃんぐを知らなかった彼女との会話は途切れてしまった。

二人きりで話す機会なんかなかったから
何を話していいかどぎまぎしてしまい

着替えたウェアの片付けも手につかない。

「今日何するんですか」とか

「音楽は洋楽派なのか」とか

「最近何に夢中なのか」とか

「来週何でお休みなの」とか

「カレシできたのかな」とか

「連絡先教えてほしい」とか

「今度飲みに行こうよ」とか

聞きたいことも言いたいこともたくさんあったのに
頭の中は真っ白だ。

なんとか口から零れだしたのが

「最近どうなんですか」という曖昧極まりない

すべての質問を網羅した答えにくい質問。

そうこうしてるうちに
よく似合うピンク色のチェック柄のネルシャツに着替え終わった彼女は

そうそうに去ってしまった。

辛うじて目に焼き付けた、
彼女のスポーツブラはあたしとおそろいの水色だったという

どうでもいい情報で
このどこまでも逝ってしまいそで逝きようがない、あたしの恋心について

こんな夜中に述べるのをここいらで締めくくろうと思う。
コメント (2)
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