旅する小林亜星

小林亜星情報満載

本会

2008-09-19 22:46:45 | こんな夜にはこんな読書
「The Jane Austen Book Club」に憧れて

図書館で月2回開催されてるらしいLibrary Book Clubに参加してみる。

今日の参加者は図書館館員のおばさんと
中年のおじさん3人、中年のおばさん1人。

ある本を読んで感想や解釈について議論したりするのかと思ってたら
ただ館員のおばさんのおすすめ本リストについて淡々と説明される感じ。

前述の映画のよな
ドラマチックなことはそんなに簡単には起こりえないか。

「『Two caravans』という本を1回目読んでみたらすごくつまらなかったのに
 2回目読んでみたらすごく面白くてあっという間に読んでしまったの」と館員さん。

「なぜ1回目おもしろくなかったのに
 2回目読もうと思ったの?」と聞いてみたけど

回答はよく聞き取れなかった。

縁があったとか、
友達に強く薦められたとか、そんなところ。

紹介された11冊のうち、知ってる本は1冊だけだった。

そうそうそうそう、それ読んだの、
すごくおもしろかった、なぜって・・・と積極的に参加できるよになるには程遠いけれど

ローカルコミュニティに参加するという目的は果たせそな模様。

とりあえず今読んでる薄っぺらい内容の本を早く終わらせよう。

この短い人生で出会える本はあまりにも限られてる。
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分析

2008-09-19 22:17:24 | 青春生き残りゲーム
件の、あたしのことが好きでたまらないらしいインド人に
「僕のいいところをひとつと、悪いところをみっつ言ってくれないか」と言われた。

彼の職探しのための自己分析の一環かと。

「まずとにかく腋臭!ほんとにきついわ、勘弁して!!!」と言いたかったけれど

本人が自覚してるか微妙だったし
香水で誤魔化せるよな代物ではないし

そこは口を噤み

「いいところはコミュニケーション能力が高いところだと思う
 うまく会社のみんなとコミュニケーションしてるよね」

「あたしが好きじゃないのは頑固なところ」と差し障りない程度に。

以前ここでどう働くかという議論になったとき

彼は完全なる成果主義で
言われたことだけを完璧にこなすというやり方を主張し

あたしは言われたことはもちろんやるが
言われる前に必要だと思われることを率先してやり
それが評価につながらなくてもどうでもいいという主張で

まったくの決裂状態に終わったことがあった。

彼のやり方は正しいのかもしれないけれど
このオフィスでは回せないとあたしは思う。

頑固なのはあたしも負けてない。

彼はポーラ総統の評価を気にする余り
運用側の主張というか、
もっとこうすればいいのにという意見を伝えようとせずに

ただただポーラ総統の言うなりだ。

でも一番好きじゃないのは

話してるときに彼が興奮すると
文節ごとに口の端っこで舌打ちするところ。

多分無意識。

もちろんこれも伝えてないけど。
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切替

2008-09-19 21:43:50 | 青春生き残りゲーム
青い眼をした、かわいいかわいいカレシの家に
オークランドと友好都市提携してる品川区から

文化交流を目的に日本人が夕食に来るので
通訳してと言われ同席。

いつも彼の家でご馳走になるときは
ただ飯食わせてもらって申し訳ないという気持ちでいっぱいだけれど

今回は通訳という大儀名分があるので堂々。

連れてこられたのはご婦人2人。
茶道の先生に、数学の先生。

見事な着物。
気後れしながらも晩餐スタート。

いつもは何言ってるかよくわからないカレシパパとカレシママも
今回ばかりはゆっくり話してくれてつつがなく。

会話が茶道のわびさびやマオリの儀式に及ぶと
だんだん自分が何語を話してるのかわからなくなり

日本人に向かって英語を、カレシ家族に向かって日本語を話すこと2回。
通訳になるにはよほどの脳の切替が必要なんだと再確認。

晩餐のあと抹茶のデモ。

ご婦人2人は全く英語がわからないので
カレシママが抹茶を飲んで「海苔みたい」と言ったのは敢えて訳さず

「おいしいとおっしゃってます」と情報操作。

まともに日本語を話したのは何ヶ月ぶりだろう。
まだちゃんとした敬語を自分が使えることを確認してほっとする。
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