そのひとの推薦図書①、北村薫の「リセット」を読む。
文章に肌が合うってこんな感じ。
勢いで3日で読了。
第二部を読みながら
第一部との線を探ってくエキサイティング。
プラトニックな視線の交わりエキサイティング。
心にひっかかった言葉。
「だから、優子さんの眼前の一瞬一瞬は、誰のよりも輝いているのです。
渇き切った者が受ける、一滴一滴の水のように、
甘露となって喉に落ちるのでしょう。」
「届かない、手に入らないというのは、
生きていれば誰にでもついてまわることだと思う。
・・・・・・でも、わたしね、《あの時、何を得た、得られなかった》というのは、
いうべきことではないような気がするの。
十年も前から、そう思うようになった。
・・・・・・ううん、思えるようになったのかなあ。
・・・・・・でもね、それは、だからもう・・・・・・何もかも、
どうでもいいというのとは、逆なのよね。
・・・・・・だからこそ、なのよね、きっと」
読み終わったら
そのひとが連れてってくれると約束してくれた場所。
あたしにはもうどこだかわかってしまった。
文章に肌が合うってこんな感じ。
勢いで3日で読了。
第二部を読みながら
第一部との線を探ってくエキサイティング。
プラトニックな視線の交わりエキサイティング。
心にひっかかった言葉。
「だから、優子さんの眼前の一瞬一瞬は、誰のよりも輝いているのです。
渇き切った者が受ける、一滴一滴の水のように、
甘露となって喉に落ちるのでしょう。」
「届かない、手に入らないというのは、
生きていれば誰にでもついてまわることだと思う。
・・・・・・でも、わたしね、《あの時、何を得た、得られなかった》というのは、
いうべきことではないような気がするの。
十年も前から、そう思うようになった。
・・・・・・ううん、思えるようになったのかなあ。
・・・・・・でもね、それは、だからもう・・・・・・何もかも、
どうでもいいというのとは、逆なのよね。
・・・・・・だからこそ、なのよね、きっと」
読み終わったら
そのひとが連れてってくれると約束してくれた場所。
あたしにはもうどこだかわかってしまった。