こんな夜にはこんな映画「ねじ式」

外人さんの匂いが好きだ。
正確にいぅと外人さんがつけてる香水の匂いと体臭が
いくつか混じった匂いが堪んない。

空港の匂いが好きだ。
特に国内の出発ロビーと海外の到着ロビーの匂い。
旅への期待のウキウキな匂いが堪んない。

そのふたつをくんくんと嗅ぎ分けながら
何回目かになる成田空港での彼女の見送り。
ここ３年何度も別れと再会を繰り返していて
もぅ悲しいのか悲しくないのかわからなくなる。

彼女はいつものよに笑顔だ。

鈍行で帰り道。
雨の京成。

時間は遅くない午後。
フタリとも買い物に行く気力もなく
彼女と過ごした10月を想う。

「今日みたいなどんよりした日におすすめの映画は？？？」
と聞かれ
「ハイ・フィデリティ」を推す。

後日、ぴったりだった！と言われ、ほほほと思う。

そして今夜あたしが借りてきたのは
「ねじ式」
昨夜、ファンでもないのに
浅野忠信似の男と付き合う夢を見たから！

ひとめ惚れ

お天気がいい。
溜まった洗濯物を一気に干してお買い物。

赤い靴にひとめ惚れ。

なのに、あたしの足には１センチ足りない１点もの。
くやしい。

履けなくても飾っておきたいくらいココロを奪われる。

だけどシンデレラのねぇちゃんたちが
ガラスの靴のサイズに合わなかったよに
彼女はあたしの運命の靴ではないのだと諦。

あまりにくやしいので写メ。