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旅する小林亜星

小林亜星情報満載

こんな夜にはこんな映画「インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク」

2007-03-13 00:42:39 | こんな夜にはこんな映画
インディ・ジョーンズシリーズの中で一番好きな、
「インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク」をレンタル。

最後に見たのは10年以上前だろか。
せっかくなので英語音声・英語字幕で。

何回見てもおもしろいと思っていたけれど
大人になってみるとまた違ったおもしろさ。

もの言う影の演出や
場面によって変わる、変ホ長調のインディ・ジョーンズのテーマ
不気味さ満点の失われたアークのテーマ。

敵がナチという設定もよくよく考えてみると新鮮。

それにしても映画とはいえ
簡単にひとを殺す場面が多い。

それもナチ批判の一部なのだろか。

ときを経てもおもしろい、
年をとってもおもしろい、
こんな映画がまた見たい。
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こんな夜にはこんな映画「夢十夜 海賊版」

2007-03-08 23:56:38 | こんな夜にはこんな映画
「ユメ十夜」を見に、吉祥寺バウスシアターへ。

1週間前と勘違いしてたため、
その映画はもう終わっていて
代わりにやっていたのは「ユメ十夜」に挑戦状を叩きつけたという
「夢十夜 海賊版」。

仕方ないので渋々見てみると
R-1で見たウメの紙芝居の実写版を見てるよな錯覚。

こうなると何がなんでも「ユメ十夜」が見たくなる。
見たくなる。
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こんな夜にはこんな映画「ラビリンス 魔王の迷宮」

2007-03-07 00:23:44 | こんな夜にはこんな映画
小さいころ
両親はよく映画館に連れてってくれた。

意味がわからなくて退屈だった「007」シリーズ。
父がビデオを買うほどいい映画だったのが理解できなかった「風の谷のナウシカ」。
ベッドの上で乳繰り合った3人が不思議だった「ラストエンペラー」。
なぜ信じれば架空の世界が救われるのか不明だった「ネバーエンディング・ストーリー」。
クリスマスが恐くなった「グレムリン」。
恐くて恐くて途中で劇場を抜け出した「スウィートホーム」。
あたしでも駄作だとわかった「ピラミッドの彼方に ホワイト・ライオン伝説」。

でもなぜか一番リアルに記憶に残ってたのは「ラビリンス 魔王の迷宮」。
それはきっとデヴィッド・ボウイに恋してしまったから。

あたしが映画を好きになった原点のこの映画を
20年ぶりに見てみる。

子供だましとしてはよくできてるけれど
所詮デヴィッド・ボウイのアイドル映画。

どこかで見たことあると思ったら
製作総指揮がジョージ・ルーカス。

あの人形たちはスターウォーズの使いまわしか。

青い手の穴に落ちるところは芸術。
20年経っても覚えてるシーン。

子どものころはなぜサラは魔王のことが好きなのに
彼の申し出を断るのだろうと思っていたけれど

今となってはサラが魔王に魅かれてたかは微妙。
魅かれてたのは20年前のあたしかもしれない。
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こんな夜にはこんな映画「さくらん」

2007-03-05 22:42:52 | こんな夜にはこんな映画
町田のひとが見せてくれた写真集の蜷川実花が監督した映画、
「さくらん」を吉祥寺バウスシアターに町田のひとと見にいく。

誕生月割引1000円に小躍り。

蜷川実花は
赤と黒をうまく操るひと。

映像の赤と黒。
人生の赤と黒。

ヴィヴィッド。

これは個人的な趣味だけれど
土屋アンナに最後まで感情移入できず。

もっとスっとしてる、
上品でかっこいい女優をほしかった。

大森南朋をあんなチョイ役に使うなんて贅沢。

また彼女が監督をやったら
それも見たくなるよな映画だった。
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こんな夜にはこんな映画「海でのはなし。」

2007-03-05 01:21:57 | こんな夜にはこんな映画
「スピッツの音楽から、やさしい物語が生まれました。」
というフレーズに誘われ吉祥寺バウスシアター。

監督がスピッツファンだというから期待していたのに
どこまでもとことん駄作。

監督が「謎のホームページ サラリーマンNEO」の脚本書きというから期待してたのに
あんなに薄っぺらい学芸会みたいな作品は久々。

スピッツの曲が場面にマッチしてない上に
1曲全部垂れ流しで不自然。

スピッツの選曲も有名どころを並べ立てただけの愚行。
71分間、スピッツのPVを見たほうがよかったというもの。

吉祥寺バウスシアターの誕生月割引で1000円じゃなかったら
返金訴訟を起こしただろう。

監督の監督による監督のためのオナニー映画。
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こんな夜にはこんな映画「運命じゃない人」

2007-03-04 04:59:39 | こんな夜にはこんな映画
そのひとと初めてデートしたときに見た映画、
「運命じゃない人」をダイヤモンドシアターで再び見る。

1回目に見たときには気付かなかった小ネタが
方々にちりばめられていて
よくできた映画だと改めて思った。

人間本来のいやらしさがよく描かれてるのにえぐくないのは
中村靖日の能天気な演技の賜物だ。

初めてのデートだったのに
あたしはなんだか緊張してて
そのとき付き合ってた前のカレシにも後ろめたく
そのひととはごはんも食べずに解散してしまった。

覆水は盆には返せないけれど
もしあのとき映画のあとにごはんでもいっしょに食べてたら
この映画についてどんな話をしただろう。

その後、そのひとと見に行った映画はこれまで6本。

運命じゃないひとなそのひとと
これからもたくさん運命じゃない映画を見に行けますよに。
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こんな夜にはこんな映画「春眠り世田谷」

2007-03-04 02:13:40 | こんな夜にはこんな映画
「ヴァイブレータ」で本物のかっこよさを知った、
大森南朋主演のインディーズ「春眠り世田谷」を借りてくる。

大森南朋自身もちょうど30歳だったころの映画だから
もうすぐ30歳を迎えるあたしとしてはいいタイミングの鑑賞。

空気の読めなさとか
自分に甘いところとか
短絡的なところとか
ダメ人間さ加減を絵になるほど好演。
他人とは思えず。

左手でオナニーしてたのは演技だろか。

線路の上の濁った青い空。
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こんな夜にはこんな映画「世界最速のインディアン」

2007-03-03 23:49:57 | こんな夜にはこんな映画
美容師が絶賛してたので
そのひとが見たいという「世界最速のインディアン」を
そのひとと見に行く。

アンソニー・ホプキンスが陸上のコーチかなにかで
原石のよなインディアンを世界最速のアスリートにする映画だと勘違いしてたので

テアトルタイムズスクエアの劇場内に
撮影で使ったという、
不思議な形をしたバイクがあるのをこれまた不思議に思った。

というくらい前提知識なしで見たので
世界最速の記録を作れるかどうかとか
最後は死んじゃうんじゃないかとか
ハラハラできて

世界最高の映画の楽しみ方は
やはり前提知識がまったくないことだと再確認。

一生という時間に勝る、
たった5分間でも価値のある瞬間に出会えることは
稀有である故にきっと体験してみたい麻薬。

同じく実話だということも知らなかったもので
こんな話、できすぎだろうというくらい
彼の人生の話はストレート勝負。

人生はそんなに簡単にうまくいくはずないと
30年近くの経験をもってして思い込んでいたけれど

どうしても何かを成し遂げようとするひとには
人生はけっこうシンプルにできてるものかもしれないと
彼の人生に触れて考え直した。

となると年をとって醜い外見になったとしても
いろんなひとを魅きつける力はなくならなんだなと。

映画を見終わったあと
不思議な形をしたバイクは
存在自体で何か言いたげなバイクに見えた。
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こんな夜にはこんな映画「硫黄島からの手紙」

2007-02-26 01:30:03 | こんな夜にはこんな映画
今朝の朝食中に
「栗林中将からの手紙見せたっけ?」と、もごもご父。

は?と言うと
なんと父は栗林中将から祖父に宛てられた手紙のコピーを見せてくれた。
現物は伯母のところにあるらしい。

なんでも祖父は栗林中将のかつての部下だったとか。
手紙の内容は今は亡き伯父のことが書かれていた。

「軍事郵便」という消印が生々しい。
鉛筆で書かれたよな筆跡。

ということで戦争映画は
感情移入しすぎて必ず悪夢を見るので見ないことにしてるのだけれど
「硫黄島からの手紙」を見にいく。

残念ながら祖父はあたしがこの世に出る直前に
この世を去ってしまったのでお会いしたことはないのだけれど

祖父や伯父がお世話になったひとだと思うと
この映画はもはや人ごとではなくなり。

映画の中の栗林中将はあまりの人徳者で
戦時中にこんなひといたの?という懐疑心で
映画から自ら現実に自分を引き戻してしまったほど。

ひとが愛国心と生きたい心に挟まれたとき
ひとが生と死に向き合ったとき
ひとが他人の死と自分の死に向き合ったとき

極限状態での生き方が伝わってきたけれど

実際の戦場はきっとその場に居合わせたひとでなければ
描いても描いても描ききれなかったのだろうと想像する。

だからメールじゃなくて手紙っていいと思う。
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こんな夜にはこんな映画「X-MEN」

2007-02-25 12:15:51 | こんな夜にはこんな映画
アメコミ実写版は苦手なので
この先一生お金を払って見ることもないと思っていたので
そのひとに「X-MEN」の粗筋を聞いてしまったあと
やはり見たくなって
けれどお金を払って見たくなかったので

「TSUTAYA DISCAS」の無料期間で
とりあえず「X-MEN 特別編」と「X-MEN2」をレンタル。
1度に2枚しか借りれないので。

侮っていたけれど
あまりのおもしろさに呆然と立ち尽くした金曜夜。

そのひとに「X-MEN:ファイナルディシジョン」の結末を聞いてしまったことを
心底後悔した。

どうしても続きが見たくて堪らなくなり
近所のTSUTAYAに車を飛ばした午前2時。

これこそTSUTAYAの、まさに思う壺。

アクションとかCGに最早関心を失くしたあたしが
この映画に魅かれたのは
ミュータントであるというマイノリティな劣等感に共感したから。
ひとと違うものを持ってる苦悩が表現されてるから。

もしミュータントが存在したなら
あたしの劣等感やトラウマ、コンプレックスなんて比較にならないだろうけれど

生まれながらにして背負った自分の属性に自信を持つことで
劣等感をアドバンテージに変えてく瞬間はまぶしい。

そして長所と短所を持った者が集まってチームになり
力を合わせて何かを成し遂げるのはひとつの社会を象徴してるよで。

「X-MEN 特別編」は序章といった感じ。

「X-MEN:ファイナルディシジョン」は
それぞれのミュータントの能力ばかりに偏りすぎていて
それぞれのミュータントの個性があまり見えず退屈。

「X-MEN2」はミュータントがそれぞれの特性を活かすところが見え
あたしはこれが一番好きだ。

ところでジーンがスコットを愛してる理由が理解できない。
スコットの人物像に光があたってないから。

もしや年をとると
たいした取り柄(能力)を持たない男がよくなったりするのだろうか。

それが年をとるということなのだろうか。

「X-MEN:ファイナルディシジョン」と言いつつも
おまけ、おまけね、これでほんとに最後だよ、などといって

「X-MEN:ファイナルアディション(仮)」で
ハッピーエンドを期待してしまうのは
これまたあたしがまだまだ青い証拠なのだろか。
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