eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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電力トラブルもPRし危機感を実感させたら

2012年04月16日 | eつれづれ
Jパワー (電源開発) は9日ケーブルの油漏れなどで一部が停止していた北海道・本州間電力連系設備 (北本連系線、60万キロワット) の補修が完了し8日午後10時20分に設備容量60万キロワットでの運用を再開したと明らかにした。 6日までに確認されたケーブルの油漏れのほか本州側の送電鉄塔で発見された電線を引き留める金具の異常についても補修工事を行った。北本連系線は今年1月24日に海運会社の貨物船のいかりが接触したことにより海底ケーブル3条のうち1条が損傷。 損傷したケーブルは今月6日に復旧したが、同日、油漏れが確認された別のケーブルを停止したため、6日以降も送電容量が30万キロワットに半減した状態が続いていた。

こんな突発的なトラブルはいつ何時起きるのか判らないが、これは日頃の点検、管理しかないだろう。世の中、これで事前に改修出来るのなら苦労はしないが、そうも上手くいかない現実だ。今、原発無しでも、やれるだろうと言うが安定供給するなら能力の7割程度の稼働率だろう。夏場は電力供給も増大するので、この様な想定外が起きれば直ぐ、緊急停電が起きるかも知れない。何事も余裕、遊び無しでは、どうにもならないゾ。
電力会社もダンマリを決め込み政府に任せるしか無いが、ニューヨーク大停電の様な事になれば系統パンク回避に向けて問答無用で緊急停電するだろう。
人間とて同じ残業、残業では体パンクするぞ...その点、一人親方は適当に時間を使える。
これは昨年、夏にお上より送付なった両面シールだが今年も、これが必要となるのか。まだ、ドッサリあるのだが今年はピンクの水玉に変更か。節電アクションも企業、もう鼻血も出ません...。


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