二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

欲では、

2014年05月03日 05時29分10秒 | 名言、珍言。
名言、珍言。

「隴を得て蜀を望む
(ろうをえてしょくをのぞむ)」

 望みが一つかなうと、また別の望みが出てくる。
人の欲望に限りがないことのたとえ。
「隴(ろう)」も「蜀(しょく)」も中国の地名。
光武帝は自らの野望が告ぎから次へと広がることを嘆き、
「人は足るを知らざるに苦しむ。
既に隴を平らげて復(ま)た蜀を望む」と書をもって岑彭(しんほう)に勅したという。
『後漢書・岑彭伝』に見える。


勝手な解釈
嘆くな、欲望は、あるが、度が過ぎると、
ただの人にもなれない。
望みは、一つでも、早く適うと、其の先である。

疑問も、ある。望みが、問題だから、適うと、怠慢に望みになる。

「坂の上の雲」ではないか。山、のぼり、坂を登るのは、何か、
雲の先が、何かあるかと、望む。
これが本来の欲ではないか。
必要なもの、装備して、坂の上に登り、先は、また、新しい雲の先、見出す。
休んでいると、坂から、落ちる。
自分の私欲では、それは、停滞する。
歴史で成功したものは、其の一族も、見習うものだ。
徳川家康の一族のように。
老中も、淘汰されていく、使えるものが、老中になっていくものだ。
それが、将軍の思考であり、吉宗まで、浪費していたのが、改善する。
財政再建は、吉宗がないと、とおり、徳川は、破産である。

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名言、珍言。

「名言、珍言。

「物事にとりかかる前に、
少し時間をかけて、
我々にとって何が価値のあるものなのかを
見きわめてみてはどうだろうか。」


               
 (ウィリアム・ロス イギリスの哲学者)

勝手な解釈
考えるとき、発想と、行動の中に、
見極める、先か、どうか。
予想ではないが、判断は、目先でない。

投資の失敗、価値の変わった時代。
変化するのは、生残る、方法ではなく、見ていると、
適用するのは、生きている物の淘汰である。
コメント
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面白いが、教訓だろう。

2014年05月03日 05時13分50秒 | ニ言瓦版
人生、解らないものだ。
失敗も、生きているから。



「打ち上げ花火のように一瞬華やかに見えても、すぐに消え去っていく成金たち。彼らの生態と没落していくその理由を探る。
「日本で一番ポンドを持つ男」

埼玉・川口で金属スクラップ販売の「磯貝商店」を営む磯貝清明さんは、30歳だった2007年当時、こう呼ばれていた。外国為替証拠金取引(FX)でポンドを買い上げていたのだ。

FXは外国通貨を売買する取引。手持ち資金を「証拠金(保証金)」として業者に預け、何十倍もの金額の取引を行う。その取引金額と証拠金の割合(倍率)が「レバレッジ」だ。同年7月20日のピーク時の磯貝さんのポンドの買いポジションは1億ポンドで、当時の為替レートで計算すると250億円。その証拠金が磯貝さんの実質的な資産でありで、10億円に達していた。

住居は「六本木ヒルズレジデンス」で、部屋にはキングサイズのベッドに、食器やタオルまで揃っていた。毎週2回、ハウスキーピングのサービスもあり、月80万円の家賃も高くなかった。高級会員制クラブ「六本木ヒルズクラブ」にも入会し、FXを通じて知り合った仲間を呼んではパーティーを行い、年間2000万円も使っていた。

愛車はスーパーカー「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」と「同・ガヤルド」。「2台で3500万円くらいはしたかな」と語る磯貝さんはFXで成功しても、磯貝商店の仕事をやめたわけではなく、毎朝愛車に乗って六本木から川口まで通っていた。しかし、会社の脇に止めておくと同業者から嫉妬されそうで、離れたところに止めていた。

磯貝さんがFXに手を染めたきっかけは、1998年に父親が亡くなって磯貝商店の経営を引き継ぎ、父親の残した名刺のなかにあった商品先物取引会社に電話をかけたこと。すぐ営業マンがきた。投資のトの字も知らなかった磯貝さんだったが、父親の死亡保険金1000万円が手元にあり、「儲かるのなら」と話にのってしまう。

「気がついたら半年後にはすべてパー。それで懲りてやめればよかったのですが、04年、新たにスワップポイントも魅力だからとFXの勧誘を受けて、本業で稼いでいるし100万円くらいならと始めてしまいました」

スワップポイントは売買した2カ国間の金利差で得られる利息。当初、磯貝さんは円を売ってドルを買っていたのだが、実質ゼロ金利の日本に対して米国の政策金利は約1%。100万円の元手に10倍のレバレッジをきかせて10万ドルのドルを買った磯貝さんの口座には、毎日300円ずつ入金があり、磯貝さんは驚くばかりだった。

さらに、為替相場が円安・ドル高に動いたことで為替差益も膨らんでいき、磯貝さんはFXにのめり込み、今度はポンドに目をつけるようになった。1ポンド=200円前後で日々の値動きが大きく、英国の政策金利も4%と高くてドルより儲かりそうだったからだ。

「1年目で約1200万円も利益が出ました。その利益を証拠金に回してポンドを買い増したら、2年目にはなんと利益が1億円を突破しました。取引額を増やしているうちに、利用しているFX取引会社でナンバーワンの顧客になって、専用のホットラインまで引いてくれるようになったのです」



しかし、いいことは長続きしない。資産が10億円のピークをつけたわずか数日後、ポンドが暴落して10億円あった資産が一晩で4億円も減ってしまった。そこに追い打ちをかけたのが、翌8月のサブプライム・ショックだ。

1ドル=120円超だったドルが同=110円へ、ポンドにいたっては約1ポンド=250円超だったものが同=220円へ大幅な円高となった。その結果、磯貝さんの資産は9月の段階で3000万円にまで激減してしまったのだ。

「なにせ当時の目標は資産を100億円に増やすことでした。パソコンの画面で自分が損をしていることがわかっていても、『明日には反転するだろう』とふて寝を決め込み、朝起きたら損が膨らんでいる。損切りの決断がつかなかったことが最大の失敗でした」

そして、忘れもしない08年10月9日。六本木ヒルズに東京国税庁査察部の係官、通称マルサが突然やってきて強制捜査に入った。単に忘れていただけなのだが、合計4億5000万円の所得を隠し、所得税1億6000万円を免れたとして告発されてしまう。

磯貝さんは国税庁に反省の姿勢を示して税金をまけてもらおうと考え、半年分以上家賃を前払いしてあった六本木ヒルズレジデンスを引き払うことにした。が、国税庁は甘くなかった。

09年4月1日に地検への告発が報道されてから1カ月後、磯貝商店の事務所の2階の片隅の2畳ほどのスペースで寝起きする生活に移っていた磯貝さんの手元に、六本木ヒルズクラブから会員資格停止の通知が届いた。「それからしばらく、食事は吉野家、サイゼリヤなどのローテーションを繰り返していました」と磯貝さんは話す。

10年3月31日、磯貝さんはさいたま地裁で懲役1年6月、執行猶予3年、罰金3500万円の有罪判決を受ける。国税庁からは所得税1億6000万円のほか、重加算税6000万円、それに所得税に対する年14.6%の延滞料の納付を求められた。「延滞料は毎日5万円も加算されていく計算でした。本業で稼いで返していくしかありません」と磯貝さんはいう。

■磯貝清明さんのハイ・アンド・ロー資産形成人生
[1998年]父親の死亡保険金1000万円で商品取引を始め、半年でパーに。

[2004年]FXの勧誘を受けて、100万円を元手にドルを10万ドル購入。

[2005年]FXの利益が1200万円に。六本木ヒルズクラブに入会。

[2006年]値動きの大きいポンドへの投資に傾斜してFXの利益が1億円超。六本木ヒルズレジデンスの住人に。

[2007年]7月時点で1億ポンドの買いポジションを持ち「日本一ポンドを持つ男」と呼ばれる。資産は10億円。しかし、サブプライム・ショックなどで9月には資産が3000万円へ激減。

[2008年]10月9日にマルサの強制捜査を受ける。六本木ヒルズレジデンスを退去。2畳間で寝起きする生活へ。

[2009年]4月1日に脱税容疑で東京地検への告発が報道されたことを受け、六本木ヒルズクラブの会員資格停止。

[2010年]3月31日にさいたま地裁で有罪判決を受ける。所得税1億6000万円のほか、
重加算税6000万円、罰金3500万円を払うため、本業の金属スクラップ販売で汗を流す日々に。」



放置したのが失敗と、もう一つは、身分相応の生活が、問題か。
「六本木ヒルズレジデンス」など、住むから、失敗なのだろう。
なぜ、元のところに、生活を大切にしなかったのか。
それも、父親のお陰かもしれない。

故郷、生まれた、環境、見失うと。
失敗も、あるのかもしけれない。


安易の甘い考えが、すべてかもしれない。

似たようなことが、これから、出てくるのではないか。

一つの例である。

学校で、投資の勉強教えない。
投資大学のでも、あれば、誤った失敗もないかもしれない。
投資、資本主義は、教えない、知らないものだ。
社会の基本は、株価である、為替であることを知るべきである。


金勘定は、いいが、投資、運用しらないと、今の、年金と、似ているものだ。
投資で、損するのは理解するが、

「ふて寝を決め込み、朝起きたら損が拡大」怠慢、私生活の怠慢ではないか。
日日も、生活が、問題であり、教訓。

経理、税理、節税も、いいが、儲かった金、浪費していたことが、一番の失敗である。
投資は、撤退、回収が出来ないと、それは、破産。
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