心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

炎暑お見舞い

2011-07-11 | 季節もの

                       (はがき)

 

 

全国的に梅雨が明けたそうで。 そしたらいきなりの猛暑 

今夏は原発事故の影響で、節電もあり 

 

もともとあまりエアコンを入れない方の私でも、相当なものでして 

私はまだ、行水したり、濡れたタオルを首に巻いたりもできるけど

猫さまたちは、なにせ高齢なので食欲も落ち、食べても吐いてしまったりと、

気になるところでして 

 

せめて夜は・・と29℃の設定で、エアコンを入れたら

案の定、2匹とも仰向けにお腹丸見え状態で、おくつろぎ中 

いつもは盗み食いをするぷくぷくも、缶詰すら食べないので注意が必要かも。

 

ということで、暦的にはちょっと早めだけど、炎暑お見舞い申し上げます。

あまりの暑さに、字も絵もヘロヘロだけど~ 

 

水分取って、我慢し過ぎず、熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さいまし 

 

東北も同じような暑さに、エアコンなどない暮らし・・

でも・・それぞれに生きる力を失わないようにしなくちゃ・・ね 

 

そんなわけで、今日はちょっと涼くなる曲をば。

Tuck & Patty   One for All

 

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毎日書道展前期展Ⅰ期レポート

2011-07-10 | 書展・展覧会情報

                    永守蒼穹氏 

 

 

今日は毎日書道展のレポートをば。 

明日11日までの前期展Ⅰ期は、漢字・大字書・篆刻・刻字部門。

 

最初の画像のは、文部科学大臣賞を受賞された永守蒼穹氏の「直後黒い塊」。

東北大震災を受けての思いを作品に。

 

ものすごい数の作品の中から、ほんの何点かご紹介。

ほぼ独断の・・個人的にいいなぁと思った作品ですが

 

会期中だし載せてもいいのかなぁ・・と思いつつ。。

(NGの方がいらっしゃいましたらお手数ですが、コメント欄にご連絡下さいませ 

 

 

 

小原道城氏 堀吉光氏 仙場右羊氏

恩地春洋氏 片岡重和氏 柳澤朱篁氏

矢田桂雪氏 慶徳紀子氏

 

 

浦田篁苑氏 お名前失念

小林畦水氏 玉村霽山氏 相原雨雪氏

福地桂玉氏 

森本龍石氏

 

 

 

三野透穹氏 作品アップ 

浜谷芳仙氏 作品アップ

中原志軒氏 田村空谷氏

 

 

 

 

蘭秀会にもお越しの久保田麻祐さん。佳作入選です! 

針金?での「情」は北川修久氏

その下の三連作は千葉軒岳氏        

 

 

とても半日では、ゆっくり拝見できなかったけれど、充実した時間を頂きました。

あ、ちなみに私は今は出品していません

 

前期展Ⅰ期は明日まで、前期展Ⅱ期(かな・近代詩文書・前衛)は713日~18日まで、

後期展など詳細はこちらをどうぞ→ 毎日書道会

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毎日書道展特別展示「宇野雪村の美」へ

2011-07-09 | 書展・展覧会情報

 

今日は母と、毎日書道展と特別展示「宇野雪村の美」へ。

 

宇野雪村の作品は、正直言ってあまり好みではなかったのだけど 

今までは図録で見るばかりで、実物を拝見したのは・・初めてかも。

 

やっぱり実物は、図録とは全然違った。。

 

印刷物で見る作品は、簡潔で緊張感のある線、空間が故に、

あまり情味を感じなかったのだけど、

実物は、知的で美しい独特の空間芸術に、深い情味を感じ 

 

なんて言うか・・

存在をアピールする書は、瞬間的に強い印象を与えるけれど、

雪村の書は、がちゃがちゃしいアピールはなく、うごめく気配一切を削ぎ落として

あるべき空間に、静かに文字が存在しているという印象だった。

どこか、武士の潔さと知性を感じ 

 

今までの印象を一転、もっと見ていたいという思いを頂きました

 

 

 

 雪村語録 抄 (ちらしより)

 

 在来の書が、集中=持続といった制作形態であったものを、現代の書が、

 集中=瞬発という世界を開いた。

 

 造形の空間への支配力は、形のもつ独自性と筆力によって決定する。

 それが書のもつ重さであり、緊張であり、美であり、力(りき)である。

 

 

特別展示は、731日(日)まで(火曜定休)国立新美術館で開催中。

 

 毎日書道展

 

 特別揮毫会:16日 午前11時半 3階講堂にて

        先日拙ブログでも個展のご案内をした田岡楚香氏、川邊艸笛氏

  

 ギャラリートーク:23日 午後1時 山本大廣氏 

 

 

毎日書道展のレポートはまた明日。

 

 

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久々に父の野菜

2011-07-08 | 植物・畑・公園

                    久々に、父の野菜たち

  写真右上のは、我が家の四季咲きクレマチス

 

 

昨日の書道教室のあと、実家に寄って昼食をご馳走になったあと、うだうだと。

 

今春まで、近所にある畑を借りて野菜作りをしていた父ですが、

ちいと腰の痛みが・・ということで、やむなく断念、

今夏は、庭のプランターで、ゴーヤ、トマト、茄子、紫蘇、ししとう、バジルなど。

 

あ、それから胡瓜。

1本は、下葉が枯れてきたからとハサミで切ったら、間違って茎を切ってしまい

もう1本はうどんこ病にやられて全滅。

ため息をついていたというので、新しい丈夫そうな苗をおみやげに。

 

父母二人暮しにはちょうどいい作業と収穫量でせう。

ゴーヤはどんどん出来そうなので、この日はおみやげに大きいのを1本頂き。

 

普段はなかなか動かない父ですが、野菜や花の世話だけは、

えっちらおっちらと、炎天下でも励んでるようでして。

そういう私も、先週ベランダの土いじりをしていて、見たことない虫たちと遭遇。

 

その姿をブログに載せたいけど、虫が苦手な方もいるでしょうし

なんていうか・・見てるとなぜか痒くなってくるのでね・・画像はやめときます 

 

え~気になる~って方は、虫の名前をクリック

でも、アップ写真連発なので、ご注意下さいね~失神しても責任はとれません 

→ クサギカメムシ

 

 

COLORSichiiさん にお話したら、色々と検索して下さってこのサイトもご紹介下さり

で、探したら、おおお~これこれ、これが月下美人におりました。

この卵→オレンジ色の初齢幼虫→黒い2齢幼虫まで。

 

オレンジ色の状態の時、触っても群生したまま動かずだったので、

ん?てんとう虫みたいだけど・・・・と、葉っぱごと切ってビニール袋に入れて、

翌日某草むらにでもと思ってて→翌日忘れてそのまま→2日目の夜、気づいたら

黒い2齢幼虫に変体していて。ぎゃああああ・・・なんじゃこりゃ。。 と。

 

Ichiiさん。。本当に助かりました  正体がわかって、すっきりしました。

ありがとうございました~ 感謝感謝です

 

まだまだ知らない生物もたくさんたくさんでござる。

なにはともあれ、父も私も土や植物に元気をもらっているのであ~る  

 

あ~でもまた画像を見てたら、なんだか、あちこち痒くなってきた。。

 

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居心地のいい関係

2011-07-07 | 木簡

                      (半紙)

 

 

木簡集字千字文の一節「圖寫禽獣」 としゃ きんじゅう

  

・・なんだけど正直言って、圖と禽は、どうなってるんだかよくわからず

デフォルメもかなり・・獣は、「戦」だと思って書いておりんした。

 でも・・原本はこれ↓だけど、どう見ても「戦」だと思うんだけど  

 

 

 

この本は、いろんなところから木簡の文字を集めてきて千字文にしたという

「集漢簡千字文」という本でして、これは・・もしかして間違い?

 

文字の形は確かではないけれど  今日の書道教室で、

最初はちゃんと(?)臨書してから、創作ということで書いてみた1枚。

 

文字があちらこちらと向きながらも、全体としてしっくりくる居心地を探しつつ。

 

人と人の世も、また似てるような 

 

いろんな個性が混ざり合い、ぶつかり合いながらも

居心地のいい関係を見つけられますように 

 

ぎりぎり七夕に願いごとってことで 

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息を整える

2011-07-06 | 禅語・般若心経

                      (大判はがき) 

 

「非思量」  ひしりょう  

 

 

今日も禅語。

 意味は、身なりを整え、真っ直ぐ座り、息を整える。すると自然に「心」が整う。

 

何回かお邪魔した常福寺を思い出しながら(←ずずいと下まで記事2番目以降が常福寺) 

もう随分と座禅会にも行ってないなぁ・・と、ふと 

 

 

座って呼吸を整えるということだけで、思った以上に心落ち着くものでして。

 

でも、簡単で何でもないようでいて、日々心せわしく過ごしていると、

つい忘れてしまうのでして 

 

なので、このことばを、寝室にでも置いておこうかと。

毎朝、あるいは寝る前に、ほんの数分でもそんな時間をってことで 

 

 

今日の1曲というか、今日は曲と共に、100年に1人の逸材とまで称される

現代バレエの女王シルヴィ・ギエムのボレロをば。

このしなやかで強靭な精神力に、何度も見入っておりますです

 

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透過雲関

2011-07-05 | 禅語・般若心経

                       (半紙)

 

禅語の「透過雲関」 とうかうんかん

 

意味は・・雲門の関を通過すること。

その関は、雲門禅師の境地に至って、はじめて通過できる。

この入り口を通らねばならない。通らなければ中に入れない。

 

 

このことばには続きがあって、

ひとたびその関を透過できたら、縦横無尽、

自由自在の境地に抜け出ることができる、と 

 

私なぞ、その雲門の関がどこにあるのかも

まだまだ見つけられずにおりますれば

自由自在の境地も、まだまだ遠いのかいなぁ・・なぞと 

 

せめて、書だけは自由自在の境地で・・と書いてみましたが

どないでっしゃろ・・ 

こちらもまだまだ先は遠いなぁ・・・

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田岡楚香展レポート

2011-07-04 | 書展・展覧会情報

                           (部分・アップ)

 

 

今日は仕事を早退して、昨日ご案内した田岡楚香展 にお邪魔をば。

 

ギャラリーはちょっと分かりにくくて、地図を逆さにしたり首を曲げたりしながら

う~ん、これも年か~なんて苦笑いしながら、道行く人に図々しくも聞いたりして。

結局30分くらい迷っちゃった 

 

着いたら6時半前だったので、既に会場では大盛り上がり。

ギャラリーは壁も天井も真っ白なコンクリートで、

作品を、よりクリアに感じさせていた気がする。

 

最初の画像の作品は、ギャラリー入ってすぐ左の。部分のアップ。

間近で見ると、水面に滲む墨のようだったり、そこに文字が重なり合っていたり。

 

 

 

左上:田岡さん

作品は独特の墨色と、好きな色だと聞いたことがあるブルーも印象的。

 

田岡さんの制作のコンセプトが書かれた紙が、壁に貼ってあって読んだんですけどね

慌しくてメモれなかったので、正確なことばではないけど・・

『私の中の光と影、明と暗・・・を、自分なりに表現していきたい』と。

(あ・・・違っていたら教えてください  

            

 

ちょうど書の兄弟子A野先生にお目にかかり、懐かしいお顔が揃ってるからと、

ゆっくりもできずにバタバタと・・その足で、近くの飲み屋へ。

皆様お変わりなく 

 

展覧会は9日(土)まで。

作家さんは毎日在廊とのことです 

 

 

 お詫び  

 

 写真の腕も悪い上に、 カメラさんちょっと壊れたかもでして・・

 画像の色は実物とはだいぶ違ってます・・ごめんなさいです 

 

 

 おまけ 

 

 ギャラリーから銀座へ向かう裏通りで、「銀座湯」なる銭湯みっけ!

 

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田岡楚香展 ─墨の風韻─ご案内

2011-07-03 | 書展・展覧会情報

 

明日から開催される『田岡楚香展 ─墨の風韻─』のご案内をば。

 

以前、同じ師の下でご一緒させて頂いていた尊敬する先輩のお一人。超美人

 

作家としての作品は、文字性よりも墨の色、マチエールを追求されていらっしゃる。

そのこだわりは、画像では到底伝わらないので、是非会場へお出かけ下さいませ 

 

私は明日初日、オープニングパーティもあるとのことなのでお邪魔する予定です。

 

  会期:74日(月)~79日(土) 

   1130am700pm  最終日530pmまで

   オープニングパーティ 4500pm~700pm

 

  会場:ギャラリー 檜BC    

      中央区京橋3-9-9 ウインド京橋ビル2

 

 

交通案内と大きな地図は→ ここをクリック

 

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七変化する紫陽花

2011-07-02 | 植物・畑・公園

 

今日は涼しい風も吹いてくれて、扇風機も回さずに。

「涼」の文字を涼しげに書けたら、それでもって涼も~と思ったのに。

 

というわけで?ベランダの紫陽花。

なんていう種類なのかわからないけど、七変化くらいする。

 

最初は白で、花びらの周りからピンクになり、全体が淡いピンクになると

だんだんと濃いピンクに、そして花びらの質感は、年を重ねたようになる。

 

で、今は更に濃いピンクになって、真ん中のめしべおしべも濃いブルーに。

去年は、このあと花びらがだんだんブルーに変化して。

 

毎日ちょっとづつ変化する様子は、紫陽花の一生を見ているようで。

 

数年前に、ほんの数センチの挿し木で頂いた時計草も、今年も元気に。

季節も植物も、変化に順応しながら坦々と  

 

 

 

 

今日の1曲は KirkFranklin Lean on me

 

 東日本大震災 子どもの学び支援ポータルサイト

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