心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

美しいものを

2011-07-13 | 禅語・般若心経

                                      (半紙)

 

禅語の「流泉為琴」  りゅうせんをきんとなす 

前の句は「白雲為蓋」 はくうんをふたとし

 

静かに流れる水は、大小の岩や石を洗いながら琴のような音をたてている。
その音は清々しく、いつしか人の心も洗ってくれている、とな。

 

暑い時に、刺激を求める場合と、清涼感を求めたくなる場合と。

若くエネルギーがあった頃は、激辛ものや焼き肉を食べたり、

敢えて思い切り汗をかいたりもしたけれど、

最近は逆らわず、涼を求めるばかりでござります 

 

なんだかね、こう暑いと・・・

美しいものを見ていたいなぁ・・・って

知らず知らずに、涙がこぼれるような、美しいものを。 

 

今日の1曲は、この句にちなんで奥入瀬渓流の新緑をば。

BGMは 辻井伸行さん のピアノ「川のささやき」

 

辻井さんのピアノは、美しいなぁ 

この曲を聞きながらこの句を書いていたんだけど、じぇんじぇんカケマセン・・

 

コメント (4)
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